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クラスメイトへの説明

想像魔法パねぇっす

(対象ばにらを除くクラスメイト、効果サイレント&首から下麻痺)

またも無詠唱で紀恵は魔法を発動させ、クラスメイトが騒がない様に声と動きを封じた。


クラスメイト達にしたら、いきなり王女に電撃が落ち、屈強な兵士はみんな消え、自分達の首から下が動かさず、声も出せずに恐怖に陥っていた。


更にばにらと紀恵の方から電気は発生したが、2人が何かをするそぶりも見せてない事から発生源も分からずにいた。


〜〜時は召喚時に遡る。召喚された瞬間に紀恵が森羅万象で調べた内容がこちらである。


名前・カリーナ・テンバラス・サユキ

年齢・16

種族・ヒューマン

職業・第1王女

レベル・能力は割愛

魔法・闇魔法

スキル・魅了、洗脳、隷属

称号・サユキ王国の王女、トリックスター、拷問女帝、悪鬼羅刹


トリックスター、、人を欺く事に才能補正有り


拷問女帝、、あらゆる拷問に通じ、あらゆる人種に数えきれない拷問を行なってきた者。拷問時に死ににくくなる。


悪鬼羅刹、、罪の無い人を騙しいたぶり、死にたくても死なない中、絶望の限りを味合わせた後、殺していく。1000人以上の罪の無い命を奪った者に与えられる。精神力に特大補正。


「ばにら、はいっ(念転写)」、念転写とは念じたイメージを相手の脳裏に送ることの出来る想像魔法で作った魔法である。これで紀恵はばにらに王女と兵士達のステータスやステータスの詳細を送り情報を共有したのだ。


「クズだな。他の兵士も皆、強姦、殺人、強盗、放火、拷問、監禁、誘拐と犯罪のオンパレードだな。遠慮する必要もないが、クラスメイトの前では無益な殺生は控えたいな。」と、平和な世界から来たクラスメイトに免疫がない事から思案するばにらだった。


「何処かに転移で飛ばしちゃう?」これ以上見たくもない紀恵はばにらに提案するが、「いや、飛ばした先の人々に迷惑が掛かるからランダムで無く魔物のいる場所に飛ばしたいな。」


「ちょっと待ってね。調べるから。うーーんと、兵士の平均レベルが30だから、、、、うん、ここが良いね。死の森。魔物の最低レベルは100よ」


ばにらは相槌を打ち

「よし、兵士が制圧に動き出したら即、飛ばしてくれ」

「おっけー!ところで、あの王女様はどうする?」

「うーん、テンプレだとクラスメイトが騙される中、正体を見破った俺たちを殺そうとして失敗し俺たちは他の国に逃げて再起を図るんだがなぁ」


「何その天ぷら小説の設定は、、、。ならこんなのはどう?王女様の化けの皮が剥がれる前に先制攻撃で抵抗力を削ぐの。クラスメイト達は騒ぐから全員麻痺でお地蔵さん。その後ゆっくりと王女の正体と召喚の目的、地球への帰還方法を伝えて、後は頑張ってねーってサヨナラ!私とばにらは亜神を探す旅にレッツゴー!よ」


ばにらはニヤリと悪い笑みを浮かべ

「流石は才女様、その案採用だな」と賛成した。

「わーぃ、森さんじゃなく私が褒められたぁ!」


と、ここで現在に至る〜〜


ばにらはツカツカとクラスメイトの前まで歩き話しかけた。「さて、お前達は今、声は出せず体も動かせない。王女様はこんな状態で意味が分からず怖いだろう。そこで、一つずつ説明するから聞く気があるヤツは聞いてくれ。聞く気がないヤツは、まぁ右から左に流しとけ。」


言い返したくとも身動きの取れないクラスメイト達は混乱が収まらぬ中、それでも情報を得ようと目を向ける。


「まず最初にこの世界は異世界だと言うとこは何となく理解してきた頃だと思う。何故、召喚されたのかは簡単に言うと戦争の道具として召喚魔法が使えるという研究をここサユキ帝国は長年行なっており、古代魔法と言われる難解な魔法式の解読に成功したので召喚が行われた。俺たちが選ばれたのは理由は無くランダムだ。ま、運が悪かったんだな。


そこで帰還方法だが、この召喚式は片道切符で帰還方法は組み込まれていない。


そう、召喚魔法では送り返すことは出来ないんだ。


何故、俺達2人が特殊な力を持ち、お前達が知らない情報を持っているかというと、召喚時に俺達2人は偶然別の所に飛ばされ、そこで事情を聴くことが出来たんだ。


この別の場所に関してはうまく説明出来ないが、そういうものだと思ってくれ。

特殊な能力に関しては召喚者全員に備わる力だから、お前達にも既に能力を手に入れているはずだ。


俺たちは別の場所に召喚されたが、そこはこちらとは時間の流れが違うらしく、お前達には一瞬の召喚でも俺達には能力を確認する余裕のある時間があったんだ。(神様や修行など詳しくは言う必要無いな)


まずは、自分達の能力がどういうものか頭の中でステータスと念じてみろ。ゲームの様なデータが自分だけに見えるはずだ。他の人のは見れないが自分の能力を人に伝えるかは自己責任でやってくれ。」


『『ステータス』』

次回、ステータス

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