表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/3

プロローグ

「やったぁぁ!」


今にも桜が咲き始めようかとする、3月18日のこと。

ミヅキは飛び上がった。名門公立の宮坂高校になんと合格したのである。

ミヅキは母親に抱きついて、放さなかった。ミヅキの顔はぐしゃぐしゃだった。


「よかった、本当によかった。よく今まで頑張ったわ。おめでとう、ミヅキ…」

母はミヅキをぎゅっと抱きしめ、ミヅキの溢れ出た思いを、愛情深く受け止めた。


だんだん、曇っていた空に陽が差してきた。宮坂高校名物、ちえとちからの塔に陽が当たり、

輝かしいその姿は、まるで、ミヅキを出迎えているようだった。

ミヅキは泣きながら、久しぶりであり、かつ最高の笑顔を母親に見せた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ