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パーティーと依頼

 日刊一位! 一位! 1位! ふぁああ!?

 俺は朝食が終わるギルドへ向かう。するとそこにはベンチでジョズが座って待っていた。


「お、来た来た。遅いぞー?」

「遅いも何も約束すらしてないんだが?」


 お前が勝手に走ってどっかに行っただけだろうが。調子のいい奴め。


「あれ? そうだっけ? まあいいか。それで依頼なんだけどな。せっかくだから俺とあんたでパーティーを組まないか?」

「いやよくはないだろ……パーティー?」


 パーティーって言うのはあれか。あのネトゲとかでよくある皆で集まって協力してモンスターを倒したりするあれか。


「そうだ、パーティーになれば二人で共同して依頼を受ける事ができるし悪くない話じゃないかと思うぞ」


 なるほどな。中には護衛任務など複数人でしかうけられないようになっている依頼もあるので今のうちに作っておいても損はないだろう。


「分かった。パーティーに入っておいた方がこの先いい事もあるだろうし入っておくか」


 俺が了承したので早速パーティーを登録しに行く事になった。俺達は最初に登録した時と同じ隅っこのカウンターに並ぶ。


「いらっしゃいませ。本日はどのようなご用件で?」


 受付はすぐに順番が来てこの間とは違うお兄さんが対応してくれた。結構人がいるってことはやはりこのギルドって言うのは大きな組織なんだろう。


「今日はパーティーの登録をしに来ました」

「了解しました。それではこちらの紙に必要事項を記入してパーティーの加入者と一緒に提出してください。代筆は必要ですか?」

「いいえ、大丈夫です」


 ジョズが用件を伝えると職員さんはすかさず紙を持ってこちらに出してくる。ジョズも代筆がいらないと言っていたのでジョズも字が書けるのだろう。


「取りあえず書ける所は俺が先に書いておくよ」


 ジョズは俺に断りを入れてから人数の欄だけ記入をする。その後ジョズと話し合いつつ残りを埋めていった。



[

【パーティー名】グランティア

【人数】2人

【パーティーリーダー】セイイチ

【副リーダー】ジョズ

【パーティー用銀行】利用する。リーダー・副リーダーのみ引き出し可能。

]



 パーティー名は俺達の目指すノスティア王国とグラント帝国から名前をとって付けた。


 人数とパーティーリーダーは飛ばすとしてパーティー用銀行。これは一応説明をしておこう。


 とは言っても名前のまんまパーティー内で使える銀行の事だ。本来はC-以上のランクが無いと登録できない訳だが複数人が集まるパーティーなら稼ぐ金額が一気に上がるので使えるようになるという何とも生臭い話である。


 俺はジョズからギルドカードを受け取り紙と一緒に職員さんに渡す。


「はい、確認しました。パーティー用銀行はあらかじめ金額を入れておきますか?」


 職員さんが紙とギルドカードをチェックするとこちらに尋ねてくる。俺は確か手持ちのアイテムポーチに金貨が入っていた事を思い出し取りあえずジョズに尋ねる。


「俺は今金貨を1枚持っているけどジョズは?」

「俺もあの時にもらった懸賞金が残ってるし金貨3枚を頼む」


 ここでジョズが俺よりも金持ちな事実が発覚して内心少し落ち込んだ。


 俺は金貨を職員さんに渡すとランクに対して金額が多かったからか少しだけ驚いた表情を浮かべるがすぐに笑顔に戻る。


「はい、確かに。それではギルドカードにパーティーの情報を書き込むので少々お待ちください」


 職員さんは登録した時に使った者と同じような魔道具を操作してギルドカードに書き込んでいく。

 作業は2分ほどで終わりギルドカードが返された。


[

セイイチ RANK D


パーティ【グランティア】 RANK D

パーティーリーダー

40万ギル

]



 ギルドカードを見るとパーティーの項目が追加されていた。パーティーの方に書かれているDの文字はパーティーのレベルだろうか。


「それではパーティーについての説明をさせていただきます。パーティーまたは一時パーティーに入ると一つの依頼を共同で受けることが可能となります。また、ギルドのパーティーレベルはパーティーリーダーと副リーダーのランクの平均となります。また50人以上の大規模なパーティーになる場合はまた別の手順でパーティーを再登録する必要がございますのでご注意ください」


 職員さんの説明を聞くと俺達は依頼を見に行く事にした。とは言ってもDランク掲示板にある討伐依頼はゴブリンやウルフ等どれもしょっぱい物ばかり。舐めているという訳ではないがダンジョン生活が長かったせいでこんな討伐依頼を受けていたら腑抜けそうだなどと考えてしまう。


 とは言っても今はジョズがいるので勝手に高ランクの依頼を受けるわけにもいかない。この中で面白そうな依頼を探して行く。


 すると一枚の依頼書が目に入った。


[ゴブリンの巣の殲滅 D+]


俺はその依頼書を持ってジョズの方に行く。ジョズは依頼書を眺めているだけで何も受けていないようだ。


 俺が依頼を見せるとジョズは興味深そうな顔をする。


「ゴブリンの巣か……普通はCランク依頼のはずなんだがこれなら行けそうだな……受けてみるか」


 どうやらジョズもゴブリンの巣の殲滅依頼は受けた事が無いらしい。丁度いいから受けてみるか


 俺は受け付けで依頼書を見せると詳しい説明を受ける。どうやらここから10kmほど離れたところにある巣で調査によるとそこまで規模の大きくないものなのでランクがD+なんだそうだ。


 俺達は意気揚々と依頼を受けに行った。


 せっかくランキングが上がって嬉しい所なのですがそろそろ作者の都合により毎日更新がきつくなってきました。

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