prologue
皆さん、お久しぶりです。
…はい、初めましてトトです。
今回が初登校に…投稿になります。
いえ、決して苛められてたり罵られてたりGTOだったりはしませんよ?
まず学生か否と聞かれれば
な・い・しょ(はーと)
と答えるタイプです。
では、ブレ〇ケアの効果時間より短いprologueをどうぞ。
(ザァァァ
天は黒く染まり。
地は紅く染まっていた。
雨の音はまるでテレビの砂嵐の様な音をだし、耳にはほとんどの音が入らなくなってしまう程である。
(カチッカチッ
と、俺の目の前で壁に背中を預け、座り込みながら煙草に火をつけようとしている男が言う。
「まさか、こんな化物を飼ってたとはな…いててて」
男は撃たれた右腕を自分の口元に持っていき、雨風避けとして使う。
すると男はまた火をつけようとライターをいじり始める。
(カチッカチッカチッ…ッボ
「…ふぅ~」
煙草の煙は風に一瞬にして消された。
男は煙を吐くと同時に続ける。
「どうした?殺せよ…なんだ?ここに来てビビっちまったかぁ?」
俺は光を無くした目で男を見つめたまま問いかける。
「死にたい…のか?」
男は「ふっ」と鼻で笑うと煙草を左手の人差し指と中指で掴み口から煙草を離す。
男は泣いていた。
その涙の意味が俺には…理解出来なかった。
その涙は雨と共に消え、また涙が出ては消え…
男はボソッと言った。
「本音を言えば…死にたくなんざ、ねぇっつんだよ……」
俺は無言で左手に持っている銃を男の頭に向ける。
「ふぅ~、お前は根っからの死神か?それとも表だけの道化師か?」
「俺は道化師だ…」
「は、そうかい…道化師か…」
「最後に、なにか言うことはあるか?」
男はニヤっとした後言う。
「これは言うことって言うより、願い事だ…」
俺が拒否しようと口を開こうとしたとき、男が先に口を開く。
「聞いてくれるだけでいい、ただ実行してくれりゃ~俺も報われるって話しだ」
俺は開こうとした口を閉じ耳を男の言葉に傾ける。
「あんたは根っからの死神で、表は道化師の殺人(神)狂かもしれん、だが…お前を信じてみたくなった。たった一つの願いを聞いてくれ、死神さん」
俺は思った。
こいつはきっと、今を生きている人間なんだと。
俺は操作する者がいないただの道化師の死神だ。
だが一つここで、一瞬だけだが…道化師(嘘つき)をやめるのも、悪くない…
…バァン!
その音はこの雨の轟音の中で唯一耳を傾けなくても理解出来る。
そんなような音だったと言う。
どうでしたか?とは聞きません。
何故なら、こんな卵の賞味期限よりも短い文を読んでもらって、「どうでしたか?」なんて愚の骨頂です。
…愚の骨頂の意味があまりちゃんと理解出来ていません。
なので次回作を早急に書き、次こそは感想を聞きたいと思っています。
ではまた会う日まで~