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青い雫  作者: 遠野さつき
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2話

初めて人の首を落とした時の感触を忘れるにはどうすれば良いのか。


そんな事を先輩処刑執行人に尋ねたことがあった。


先輩処刑執行人は、内ポケットの中から青い色をしたチップ状の薬剤を取り出し僕に手渡した。


先輩曰く、一つ飲めば嫌なことは忘れ。二つ飲めば罪悪感は薄れ。三つ飲めば夢をみなくなる。とのことだった。


この役割を持つ人間は、ほぼこの薬に頼っているとのこと。


当たり前だ。こんな役割を誰だって好き好んでやりはしない。


よっぽどの殺人願望があると天職なのかも知れないが。


先輩と別れたあと、家に帰り風呂を沸かしてすぐに湯をかぶる。


自分ではわからないが、もしかしたら体に血の匂いが染み付いているかもしれない。


そんな不安感が常につきまとっていた。


風呂上がり。食欲もないので青い色のチップと水を一杯ゴクゴクと一気に飲み干し床に就いた。

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