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遥かなる異空の門  作者: もこもっこ
序章編
1/39

登場人物紹介(ネタばれ含みます。ご注意を)

登場人物が多いので作りました。

参考にして頂けると嬉しいです。

更新の頻度は高いと思うので、宜しくお願いします。





 




 ● 主人公紹介




 主人公①


 峯岸みねぎし 泰牙たいが

 年齢23歳、身長176センチ、体重69キロ、体格普通、血液型0型。

 容姿は良くも悪くもなく、至って平凡な顔立ち。要は普通の日本人。

 趣味は、漫画・アニメ・ゲーム・Web小説など。つまりインドア派だが、小学生の時に近所の剣道教室にて剣道を習っていた経験有り。

 独身、彼女無し、童貞。両親は健在であり妹が一人いる。


 私立大学卒業後、地元のブラック企業に就職するも、激務や劣悪な人間関係により過度なストレスを抱える毎日を送っていた。

 そんな生活の中、肉体・精神共にボロボロの状態で帰宅する途中事故に遭い、その時起こった異世界召喚によって、異世界『ユグシルド』のファロギア王国へと転移。

 その直前に、世界の管理者を自称する【女神】と出会い、彼女から様々な異能力チートを授かった後、転移先のファロギア王国にて“勇者”という役割を担わされ、以後は、波乱の日々を過ごす事となる。

 剣と魔法を両方使いこなす、万能型。




 主人公②


 庄堂しょうどう 蒼空そら ♂→♀

 年齢15歳、身長147センチ、体重37キロ、体格小柄、血液型A型。

 小さい丸顔、円らな瞳、造形の整った鼻梁と瑞々しい桜色の唇、肩に掛かるぐらいの長さの黒髪といった、可憐な美少女。だが、とある事情により、元は男性であったのが、女性へと性転換してしまった。所謂TSっ娘。

 趣味は読書と映画鑑賞、また異世界ファンタジーなどのWeb小説も好んで読む。後、家庭事情により、料理も普通に上手。また悪友の影響で、マニアックなゲームやアニメも密かに好きだったりする。


 東京都綾名市七沢中学校の中学三年生。

 日本で生活は、母親は既に死去しており、父親と二人暮らしだったが、事業に失敗し妻にも先立たれたことによって酒に溺れた父親から、常日頃DVを受けていた。

 そんなある日、父親から手酷い言葉を吐かれたことにより、心に深い傷を受け家出。そのまま見知らぬ山へと行ったせいで崖から転落するが、そこで偶然『世界』の歪の孔に引っ掛かり、異世界『ユグシルド』へと転移する。

 その直前、泰牙同様、『世界』の管理者を自称する【女神】と出会い、彼女から強大な《力》を授かることになるが、代償として男から女へと強制的に性転換されてしまう。

 しかもそれに加えて、もう一人の蒼空となる、『カイ』という名の別人格をも生み込まれる事となる。

 異世界転移後に、ニャン・タ・ロウタス・バースィル・ネコアルク・イスマーイェグこと、通称ニャ王と出会い、紆余曲折を経て共に旅をする。

 様々な魔術・魔法に特化した、生粋の魔法使い。




 主人公③


 南雲なぐも 克弥かつや

 年齢32歳、身長170センチ、体重65キロ、体格普通、血液型B型。

 短い黒髪、鋭い目付きが特徴的な精悍な顔立ち、細くしなやかな筋肉が全身に張り巡らされた体躯を持つが、年齢による僅かな衰えが表情や肉体に見え隠れしている。

 小学生の時、実家の近所にたまたまあった『神山流合気拳術』という古武道を習い始めたのを切欠に、その後も柔道やキックボクシング等で自身を鍛えていたが、南雲自身、特段“武”の才に恵まれている訳でなく、大会などで優秀な成績を残せるような実力者ではなかった。


 神奈川県平崎警察署地域第一課所属。階級は巡査長。

 PC(パトカー)勤務員であり、相勤者の原敏郎はらとしろう巡査部長とコンビを組んでいたが、異世界からの侵入者が引き起こしたとある事件によって、相勤者である原は殺され、また南雲自身も致命傷を負った。

 だがその際に、地球側の『世界』の管理者から絶大な《力》を与えられた事により九死に一生を得、多大な犠牲を払った末に事件を治めるも、その時に生じた“歪の孔”に巻き込まれ、『ユグシルド』へと転移する。

 既婚者であるが、妻の南雲沙織は交通事故により既に他界している。

 徒手格闘のみならず、ある程度の武器術も修めている。近接戦闘に特化したタイプ。





 ● その他人物紹介




 ◇ アル・ワージド 性別?

  リッチと呼称される、髑髏どくろ姿の生命なき者の王(ノーライフキング)

 元は人間の魔法使いであったが、魔導を希求するあまり、自然の理である“死”すらも歪めた忌むべき存在となる。推定年齢200歳。

 強大な魔力を有する高位魔族であると同時に、魔族の中でもトップクラスの異端。

 空洞と化した深い闇の眼窩には、陰々滅々とした赤い光が揺らいでおり、威風漂う豪奢な作りの黒色の魔術師の長衣(メイジローブ)を身に纏っている。

  とある出来事により、異世界へと通じる【門】を潜り抜け、現代日本の神奈川県平崎駅へと姿を現し、甚大な災いを齎した。



 ◇ アレックス三世 ♂

  ファロギア王国現国王。

 髭をたくわえた精悍な面貌の50歳。

 イリス王妃の夫であり、リディアとテティの父親。



 ◇ イリス王妃 ♀

  ファロギア王国現王妃。

 完熟された色気と美貌を有する38歳。細身だが女性の象徴たる部分は立派に発育している。豊満な肢体を有する魅惑の人妻。

  アレックス三世の后であり、リディアとテティの母親。



 ◇ ヴァルディ・ハーガル ♂

 ファロギア王国騎士団一番隊隊長。46歳。

 徹底的に鍛え込まれた圧倒的質感を伴う青銅の彫像の如き巨躯、白髪混じりの短く刈り込んだ髪、猪首の上に乗っている精悍な面貌と、鷹の如き鋭い眼光を持つ、歴戦の勇士。

 ファロギア王国最強と謳われている武人。



 ◇ エレクトラ・クセナキス ♀

  ファロギア王国騎士団三番隊隊長。上級騎士。22歳。

 後ろで束ねた長髪は燃えるような紅色、激しい気性を示す吊り上がった目尻の奥に輝く瞳も赤。そして鍛え抜かれた細身の肢体を包む騎士服もまた、赤を基調とした仕立ての容姿端麗な女性。



 ◇ カイ ♀

 【女神】によって生み出された、もう一人の蒼空であり、別人格の存在チート

 強力極まる魔法を駆使し、敵を悉く殲滅する。

 性格は冷酷で、敵と認識した者には決して容赦しない。

「オレに~するのは100万年早い」が口癖。



 ◇ ガヴラス ♂

  爵位は子爵。41歳。薄い唇と冷徹だが理知的な切れ長の目、そしてひょろりと長い首が特徴的な中肉中背の壮年男性。

  ファロギア王国の諜報員を統括する官吏であり、主な諜報と調略を一手に引き受ける、宰相のコスタスに次ぐ権力を有した、国政を担う重臣の一人。

  派閥は第二王女テティ派に属する。



 ◇ カシア ♀

 魔王ラディスの次子。魔族の“智”の象徴とされる強者。

 次期魔王の候補の一人。次期魔王の最有力候補であるラディスと敵対している。



 ◇ クリフ ♂

 “疾風の牙”の異名を持つ冒険者。21歳。

 痩躯の上に黒い長衣ローブを身に纏った魔道士。

 主に水属性の魔法を得意とする。



 ◇ コスタス ♂

  ファロギア王国宰相。43歳。

  優男といった風貌に加え、代々ファロギア王家を支える由緒ある貴族の出自であり、王国の重鎮に他ならない。

  面長で色白の痩躯、柔和な顔つきの生粋の文官であるが、その才は三世王の信任を得る程の卓越した能力を有していた。

  派閥は第二王女のテティ派に属している。



 ◇ サヴァグ・バヤル ♂

 魔族。牙竜族と呼ばれる、竜人族リザードマンの一部族長。

 圧倒的質量感と重量感を有する、巨躯の怪物。

 カシア派に属している。



 ◇ サマラス ♂

  ファロギア王国の軍団を統括するロウバニス大将軍の補佐役であり、王都周辺の治安維持の任に当たっている王国騎士団の団長に就任している人物。42歳。

  若干後退しつつある生え際のせいで額が広く見え、軍服の腹部が丸く突き出ている太り気味の体型ではあるが、用兵術の知識に長けており、軍略にも通じる有能な将軍であるのは間違いない。

  但し内に秘めた野心を隠さないことから、将兵らの間では何かと評判の男であった。

  自他共に認めるテティ派の第一人者。



 ◇ シドニオ・ブラガンザ ♂

 ヴァルシオン王国の貴族。爵位は伯爵。

 46歳。綺麗に撫で付けた短い金髪の下にある、優しさと気品に満ち溢れた彫りの深い相貌と、上質の布地を丁寧に仕立てた立派な衣服を身に纏った紳士。

  とある事件の際に、蒼空とニャ王へ依頼を申し込む。

 ルイス・ブラガンザの父親。



 ◇ ジュジャナ・バラージ ♀

 ファロギア王国、リディア直属の近衛を務める女騎士。24歳。

  上背のある筋肉質な躰、小麦色の肌と造作の整った顔立ちに加え、きっちりと結い上げられた栗色の髪の美人。

 切れ長の双眸から覗く鋭い眼光と大柄で強靭なその体躯から、一見すると近寄り難い印象を他者に与えるが、一方で胸部や臀部、腰周りなどは実に見事なプロポーションを誇っており、女性的な魅力も十分に兼ね備えている。

  高い実力を持つが、無愛想かつ毒舌家である。実は特殊な性癖を内に秘めている。



 ◇ セオフィラス・アントニュー ♂

  ファロギア王国、リディア直属の近衛騎士。

 同僚からセオと呼ばれる、23歳の金髪碧眼の伊達男。

  すらりとした長身と端整な顔立ち、由緒ある武門の生まれであり、剣の腕は一流。

 完全に勝ち組な男であるのは間違いないのだが、リディア至上主義的な言動が余りにも痛々しく、残念な方で有名な変人。



 ◇ ソニア・フローレス・イ・カルターニャ ♀

 ポルトレイ公国、主君であるハビエルの参謀を務める女性。

 20歳。切れ長の双眸から覗く若草色の瞳、肩口まで届かない群青色の短髪、すっきりとした鼻梁、綺麗に整えられた彫りの深い顔立ち。

 滑らかな白肌で構成された細身の躰の持ち主。

 優秀だが若さ故に未熟な面もあり、不測の事態に若干弱い。



 ◇ ターカズ・アベータ ♂

 ファロギア王国、リディア直属の近衛騎士。26歳。

  肩や腕といった各部位は全てがっしりとした筋肉で覆われており、更に身長も2メートル近くあることから、まさしくその風体は熊にも匹敵する圧倒的な筋肉の巨塊。

 つるりと輝く見事な禿頭の巨漢であり、何よりも生粋の同性愛者。強者のケツに日々熱い視線を送るおとこ

 王国近衛騎士団中、最強の猛者であると同時に最悪の変態。



 ◇ ディエゴ・ヒロン・コルドバ ♂

 ポルトレイ公国最強の『剣』の称号を持つ、軍部の筆頭将軍。

 43歳。見事な頬髯ほおひげを蓄えた壮年の偉丈夫。

 高い背丈と分厚い筋肉に覆われた体躯、幾度の死線を潜り抜けてきた武人だけが有する猛禽もうきんの如き峻烈な眼光を宿す、生粋の猛者。

 高い武技の腕もさる事ながら、苛烈な攻めの用兵術も得意とし、フェルナンド将軍と共に公国の“双璧”を担う。



 ◇ テティ・ファロギア ♀

 ファロギア王国第二王女。

 15歳。肩口で綺麗に揃えられた水色の髪に、端麗な小顔。長い睫と大きな黄金色の瞳に、白く肌理細かい肌によって構成された小柄な肢体は、未成熟ながらも十分過ぎる程の魅力を持つ絶世の美少女。

 聡明かつ理知的な頭脳を持ち、社交性もあり、諸侯や重臣、騎士団や一般兵、果ては一般庶民からも絶大な人気を誇り、彼女こそ次期国王に相応しいと言われる程、周囲から熱烈な支持を受けている。

 ちなみに、魔術の才覚だけは壊滅的。



 ◇ ナオミ ♀

  ファロギア王国所属、リディア第一王女付きの侍女。17歳。

 身長150センチ未満の小柄で華奢な体躯に、アッシュブラウン色のロングヘアの愛くるしい天然系少女。

「~ですぅ」といった、間延びした口調で喋るのが特徴。



 ◇ ニャン・タ・ロウタス・バースィル・ネコアルク・イスマーイェグ ♂

 通称ニャ王。推定年齢93歳。

 長い被毛が体全体を飾る、チンチラシルバーと呼ばれるペルシャ猫。更に、真紅のマントを身に付け、片手に杖を持ち、地面に二本脚で立つ。

  大陸の何処かに存在すると云われている猫族の聖地イスマーイェグの、偉大なる魔力を有した由緒正しき王家一族の次期当主。

  お家の諸般事情により、見聞を広める為に『ユグシルド』の世界各国を旅していた。そして、その旅の途中で蒼空に出会い、以後行動を共にする。

  ちなみに、ニャン太郎と呼ばれるとキレる。



 ◇ ネーサン ♂

 “疾風の牙”の異名を持つ冒険者。19歳。

 赤みがかった金髪と吊り目の碧眼が特徴。

 近接戦闘を得意とし、両手剣トゥ・ハンド・ソードを扱う。



 ◇ ハーディ・ラウザ ♂(?)

  魔族。ポルトレイ公国軍の協力者。

  年齢不詳。体の線を隠す、ゆったりとした頭巾フード付きの濃茶の長衣ローブに身を包んだ、性別不明の謎多き人物。

 すらりと背が高く、若干しわがれた低い男のような声だが、全身は白く滑らかな肌を持ち、ともすれば男装の美女といわれても差し支えない程の美麗さを有している。

  カシア派に属している。



 ◇ ハビエル・クルス・ガルシア ♂

 ポルトレイ公国現公王。28歳。

 鋼を彷彿とさせる引き締まった長身と、精悍さと英知を兼ね備える端整な顔立ち、たてがみのような長く豊かな黄金色の髪を持つ、若き王者。

 大陸進出の野心を抱き、魔族と手を組んで、ファロギア王国への侵攻を目論む。



 ◇ フェルナンド・アルバレス・グスマン ♂

 ポルトレイ公国最強の『盾』の称号を持つ、宿将。

  60歳。きっちりと後方に撫で付けられた銀髪、やや暗色がかった肌色を持つ鍛え抜かれた大柄で逞しい肉体を有する生粋の軍人。

 寄る年波により、流石に生来の頑健な肉体も若干の衰えを見せてはいるが、欠かさぬ武技の鍛錬と頑強にして堅固な防御に秀でた用兵術は、苛烈な攻めを得意とする剛健一徹のディエゴ将軍と共に、公国の“双璧”を担うに十分過ぎる程の実力を有している。

  誉れ高き武門の出であり、代々の公王クルス家を支えている。

 戦術、戦略をも解し、軍師的な立ち回りもこなす傑物。



 ◇ メリッサ・ファンターナ ♀

 ファロギア王国所属、勇者付きの侍女。20歳。

 目鼻立ちが整った顔と落ち着いた物腰の、たおやか且つ物静かな美しい女性。

 実は武門の家の出自であり、魔力を介した弓の腕前は超絶の一言に尽きる。

 独身。鋼鉄の侍女魂の持ち主で、勇者である泰牙の身の回りの世話を献身的に尽くす。



 ◇ ラグナ ♂

 魔王ラディスの長子。魔族の“武”の象徴とされる強者。

 次期魔王の最有力候補。同じく魔王候補のカシアと敵対している。



 ◇ ラディス ♂

  現魔王。高齢の為、寿命が尽きようとしている。



 ◇ リディア・ファロギア ♀

  ファロギア王国第一王女。

 腰程まで伸びる淡い青色の美髪、澄んだ蒼穹の瞳、すっきりした眉と鼻梁、薄めの唇、抜群のプロポーションを秘めた魅力溢れる18歳の美王女。

 幼少の頃から類稀なる魔法の才を発揮し、弛まぬ研鑽と努力を怠らなかった結果、終には絶対実現不可能とされていた“勇者召喚の儀”を成功させ、泰牙を『ユグシルド』へ召喚することに成功した。

 自らが召喚した“勇者”である泰牙に対し、淡い恋心のような気持ちを抱いている。

 美麗な容姿に相反して性格は内気であり、これまで第一王女としての公務以外の時間は、王城にある専用の研究室に籠もって魔法の理論や研究に没頭することが多く、人とのコミュニケーションより、部屋に篭ってもっぱら魔法の研究に時間を費やすことが多い。

 その為、周囲から“根暗王女”などという陰口を叩かれることもしばしば。



 ◇ リハールド ♂

 “疾風の牙”の異名を持つ冒険者。39歳。

 筋骨隆々の黒光りする肌を持った小柄な体躯と、鼻と顎に髭を蓄えた黒い丸顔の、山の民ドワーフ族。

 近接戦闘を得意とし、戦斧バトルアックスを扱う。



 ◇ リリー ♀

 ハーフエルフの少女。11歳。

 腰程まで伸びた銀色に限りなく近い金色の髪、精緻に整えられた幼い顔立ち、眉も鼻梁も、大きな目の中に有る琥珀色の瞳も、愛らしい形の唇も、丸い頬も、その全てがあどけなさと美麗さを同居させ、更に透明感のある真っ白な肌と華奢で小柄な肢体はどこまでも艶やかで滑らかという、未熟ながらも危うい色気を醸した真正の美少女。

  孤児であり、物心ついた時には拾われた先の調教師から様々な性交技術を徹底的に仕込まれ、性奴隷として権力者御用達の高級娼館にて客を取らされていたが、やがて変態貴族に見初められて買い取られる。

 そこでも苦しい生活が暫く続いていたが、ひょんなことから狂った変態達が催す最低最悪の死の遊戯(デスゲーム)に強制参加させられ、絶体絶命のところを『ユグシルド』の世界に転移してきた南雲によって救われた。以後行動を共にする。

  感情の起伏に乏しく無口であるが、読書を好み、幼いながらも聡明な頭脳を持つ。



 ◇ ルイス・ブラガンザ ♂

  ヴァルシオン王国の騎士。22歳。

 シドニオ・ブラガンザの長子。高身長、金髪碧眼の超イケメン。

 文武に秀でており、部隊の指揮能力にも優れている。



 ◇ ルカ ♀

 “疾風の牙”の異名を持つ冒険者。18歳。

 後頭部で一束にした亜麻色の髪が特徴の、活発な女性。

 クロスボウの使い手であり、中距離戦闘を担当。

 どちらかといえば、戦闘よりも迷宮探索などを得意とし、仲間をサポートする。



 ◇ レベッカ・マルティネス ♀

  神算鬼謀の才を有する傑物の女性。19歳。

 精緻に整った面貌、切れ長の目、薄手の真紅の長衣ローブに身を包んだすらりと均整の取れた肢体と、後頭部で団子状に纏められた新雪のような銀に輝く髪の美女。

 異世界『ユグシルド』においては、大変希少な魔導具である【眼鏡】を装着している。

  とある事件で危うい所を蒼空カイに助けられ、以後行動を共にする。

  女性の身ではあるが蒼空に一目惚れしており、その結果、常日頃から過剰なほど積極的に求愛を行う。

  優れた頭脳を持つ反面、運動能力に関しては劣悪そのもの。



 ◇ ロウバニス ♂

  ファロギア王国軍部の最高幹部。50歳。

  精悍な相貌、大柄で頑丈な筋肉で覆われた体躯に、顔の輪郭に沿って豊かに生やしたひげがより威風と威厳を際立たせている、実直且つ剛勇を誇る生粋の軍人である。

  第一王女派と第二王女派のどちらにも属さず、派閥は中立の立場を取る。



 ◇ ロエス ♀(?)

 創造主から『ユグシルド』という『世界』の管理を任された高次元の存在。

 全ての始源と終末を司り、最高神ラシルと最邪神ニドグの二大柱を創造したとされる、所謂“神”。推定年齢40億歳。

 本来は定まった形状の存在ではないが、眩む様な黄金の輝きを放つ腰程まで伸びた金髪に、純白のフルレングスガウンを着た非人間的なまでの容姿端麗さを持った女性の形態で、“白き空間”にて泰牙と蒼空の前に姿を現した。

  “人”への興味と好奇心から、異なる『世界』へと通じる現象、歪の力場――【門】を完全に開通し、『ユグシルド』と『地球』とを繋ごうと目論む。

  万能に近い《力》を有し、興味のある対象には様々な異能力を授けて助ける素振りを見せるが、それは決して善意によるものではない。







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