EP8-9
「わかった。じゃあ早速2人だけの時間を過ごそう。」
スルッと服に入った手が背中に回る。
貴方の殿方はどんなふうに貴方の乳を揉みしだくの?
といったお姉さんの声が聞こえた気がする。
アンサーは【案外優しいです】
「久しぶりだから我慢できなくて乱暴だったらごめんね」
そう言って捲り上げた服から仰ぐように胸に噛み跡を付けた。
嘘です、アンサーは【初手で噛みます】
下腹部を伝って服の中に入った手が直接触れるとビクンと体が震えた。
「やっぱり。」
そう言って濡れた指先を私に見せる。
「まりあは僕の愛が怖いって言うけど、僕がまりあに独占欲を出すたびに誘う目をしてるんだよ知ってた?僕に独占されるの興奮するの?自分で知らなかったでしょ?いいんだよ知らなくて僕だけが知っていればいいから。まりあですらも知らなくていい『ヒィッ…!』」
私が知らなくていいのは無理がありすぎる気がする…
そして瞳孔開いてるのやめてほしい
「ほらその目。可愛い」
『あっ!!!!』
「……なに?」
『私もプレゼントあるの…』
「は?いらないんだけど」
うわー!斜め上ー!
それよりもお稽古中断にイラついてるまである
『でもね、私だって喜んでもらいたくて準備したの!』
「いらない、まりあがいるだけで充分」
『お願い!騙されたと思って受け取って…!いらなかったら捨てていいし』
「今じゃなきゃダメ?それ」
そう言いながらスルッと中に手を入れて、硬くなってる敏感なところを指先でグリグリと転がしてくる。
『んん……お願いッ…待って…ッ』
「ごめん、悪いけど本当に待てない」
『あッ…っ今じゃなきゃ…ッ使えないの…!』
「もしかして…僕とセックスするの避けるための言い訳じゃないよね?」
セッ…
ダイレクトにそのワードは言わないで欲しいな…
普段とのギャップにやられて胸が苦しくなるから…
「もしそうだったとして、変なもの渡して時間稼ぎしようとしてたら明日からのまりあの3日間もらうよ?」
私は必死にコクコク頷く。
「その3日間は家から絶対出さないし、誰とも連絡取らせない。もちろんずっとベッドの上で2人で過ごすんだよ。前後不覚になるくらい。泣いても意識飛んでもやめないよ?僕が触りたいように、僕が動きたいように乱暴にするよ?いいの?」
『うんっ…!』
レイは
「ふーん…?」
と言って私から手を離す。
ジンジンと疼く下腹部。
イキ損なったせいで腰が余計に抜けそう
『準備してくる…15分だけちょうだい…』
私はフラフラとベッドを降りてお風呂場に向かった。
一度ぐちゃぐちゃになった体を洗って、
ちょっとだけメイクする。
だってすっぴんにこの下着着てもアンバランスだし…
別に可愛く思われたいとかじゃなくて、下着とテンション合わせるためにメイクするだけで。
『嘘です神様……少しでも美味しく召し上がってもらいたいと考えてしまう汚い私を許してください…』
メイクしている間は昼間から何度か見てたあの動画をBGM代わりに再生した。
よし、君ならできるぞ。まりあ。
満を辞して下着を装着した。
『私の尊い3日間は君に託した!!』
鏡越しの下着にそう言って、
このままいくのは流石に羞恥心でできないし
脱衣所にあったレイのガウンを羽織った。
いざ決戦。




