EP7-11
どこでやめてくれるんだろう、
私もしかしてこのまま最後までしちゃうのかな
付き合って今日の今日で?
ううん、でも何もおかしくない。
むしろレイはちゃんと順番を追ってくれてる。
好き。私やっぱりレイが好きだ。
抗うのはやめよう
流されたっていい。
だって私たち付き合ったんだもん。
腰を掴まれたせいでビリビリしてくる体
多分私も興奮してる。
『ッ…今日…するの…?』
熱を持ち始めた体のせいで少し息が上がる。
私の言葉で腰を掴んでいた力が一瞬強くなった。
『………ッ…』
服の中に滑り込んできた手に体がピクッと跳ねると
レイは下唇を噛んで片方の口角でニッと笑った。
『ずるい…その顔』
レイの手がお腹を通って背中に雪崩れ込むと、あっという間に胸の窮屈さがなくなった。
手慣れてる。
恥ずかしい。
手慣れてるレイに私はどう見えてるんだろう
物足りない?何かやりにくさは無い?
不安で逃げ出したくなるけど、一回だけかもしれない事を考えたら私も甘い蜜吸った方がいいじゃない。
だって優ちゃんもそう言ってたもん。
だから私も私でしたいようにする。
お腹からまたブラを捲り上げるように入ってくる手が、
なんだか蛇が這い上がるような感覚に思えてくる。
ビリビリ毒が回るように、触られたところが痺れる。
早く全部触って、全身に毒を回して欲しい。
自分でも興奮してしまってるのが分かる。
熱が籠ったような息が口から漏れると、恥ずかしさとかどうでも良くなるようだった。
「可愛いね、まりあ」
唇にキスをしたあと、お腹からレイの唇が這う。
『ん…ッ…レイ…?』
「なに?」
胸にキスを落としたレイが私の頬を撫でて優しく返事する。
『…あの…ここじゃなくて…部屋に行こう…』
レイはぐわっと私を抱き上げて自室のベッドに乱暴に押し倒した。
その後のことはもう恥ずかしくて覚えていない。
否、人に言えない。
うすく覚醒した頭で体の至るところにある痕跡が私を恥ずかしくさせた。
体の色んなところがベタベタする。
体の奥に残るレイの感覚。
『…………っ…』
映像がフラッシュバックしてズクンと腰が疼く感じがした。
時刻は間も無く夜11時。
どれくらいの時間この部屋にいたんだろう…
長いような短いようなよくわからない感じ。
私はレイを起こさないように汚れた寝具と洋服を持って
そっと部屋を抜けてお風呂に向かった。
レイはぐっすり寝てるみたいだった。
あの時のレイを思い出して恥ずかしくて脱衣所にしゃがみ込んだ。
『かっこよかった…どうしよう。』
『私が……』
自分の大胆さも恥ずかしくなって
"うわぁぁぁぁぁぁぁ!!!!"と叫びたいのを、頭を抱えてグッと堪えた。
気持ちを切り替えてパッと立ち上がって、
鏡に映る自分に驚愕した。




