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第6話 真実が分からない過去

今回は聖女フィナ。

過去に行く時の回想では前日の最後の談笑を思い浮かべ。

過去の戻ったフィナを待っていたのは?

全く記憶の無い18年前。

唯一覚えているのは1歳の時に孤児院に捨てられてたという他者から教えらた現実。

フィナに待ち受ける者とは…。

フィナは過去へ飛ばされる直前、前日の夕食時、3人で話し合ったことを思い出していた。


十 「私はまず、カイン様にお会いするように言われました。」十


〇 「え?私はブルーム様なんだけど。」〇


◎ 「じゃぁ、全員別の人って事か。」◎


〇 「フェイクは誰に会えって言われたの?」〇


◎ 「メイナ様だ。」◎


十 「おねー様だわ。でも、何故みんなバラバラなのでしょうか?。」十


〇 「確かに、私はブルーム様には一度も会った事ないわ。」〇


◎ 「俺だって会った事ないぜ?。」◎


十 「私は一度だけ拝見はしましたが、言葉を交わしたことはございません。」十


3人は各々考えているようだった。


◎ 「意図的に合わないような振り分けって事なのかな?。」◎


十 「いえ、例えば前勇者一行に私たちの事を知らせた、あるいは次の勇者候補にと魔王が伝えたとします。」十


〇 「それは無いね、もし、伝えたとすれば、勇者、戦士は騎士団員の中に、聖女は、聖堂、魔法使いなら魔法魔術師協会と的が絞れるからね、だとすれば前勇者パーティーから私達に接触してくるはず。」〇


◎ 「そうか、カインとブルームはいつも稽古してくれてたしな。」◎


十 「メイナ姉様なら、私をいつも見守ってくださっていましたし、メルニーさんも一度はお会いしてますよね。」十


〇 「う、うん…」〇


照れくさそうに返事をするメルニー。


◎ 「みんなは、何かしろって言われなかったか?俺は合言葉を伝えろってだけ言われたけど。」◎


〇 「私も合言葉ね。」〇


十 「皆同じという事ですか。」十


3人はまた考え、再び沈黙する…



十 「私達、皆別々に魔王と謁見しましたよね?」十


◎ 「そうだな。」◎


〇 「えぇ、でも会うって事、合言葉を伝えるって事は共通よね?」〇


十 「因みに、皆さんの合言葉って…エレオスだったりしますか?」十


〇 「いいえ、私はの合言葉はソフォビビオ。」〇


◎ 「これも全員違うのか、俺の合言葉はスパスィ。」◎



再びの沈黙が訪れた。


長い沈黙を破るのはメルニーであった。



〇 「取り合えず、一番忘れてはいけないのは合言葉の3つの言葉ね。」〇


◎ 「なんでだ?優先順位があるのか?」◎


〇 「私たちは前勇者の知識というか名前は約10年も耳や口にしている。」〇


十 「そうですね、これは忘れる事は無いでしょう。」十


〇 「そう、合言葉という言葉も私達には馴染みのある言葉よね?」〇


◎ 「まぁ、秘密基地ごっことかで合言葉を言えっ!とかよくやってたな。」◎


〇 「男って、そう言うの好きよね~。」〇


十 「私には経験のない事なので、少し羨ましい事ではありますけど。」


〇 「あらぁ~、意外。フィナにもそういう憧れみたいなことはあったのね。」


十 「私には聖堂での記憶しかありません。ルカ様に…あっ、ルカ様とはメイナ様の母様です。そのルカ様から、私の過去の事を教えて頂いたので孤児院に居た、という事は知っているのです。ですので、遊びというものはあまり知らなくて。」十


〇 「ごめんなさい。知らないとはいえ、嫌なこと思い出せちゃったわね。」〇


◎ 「すまん、配慮が足りなかった」◎


十 「お気になさらないで下さい。別に自分の人生を悔いてい居るわけではないです。むしろ、メイナ様のお陰で、今の私が居ますので。」十


◎ 「強いな、フィナは。」◎


十 「フェイク様の方が、私は強いと思います。魔王相手に、怯むことなく立ち向かわれようとしていた。」十


◎ 「強がってただけだ、現に魔王には見抜かれていたしな。」◎


〇 「話を戻すわよ?合言葉の3種、エレオス・ソフォビビオ・スパシー。この言葉、私は一度も聞いたことのない単語なんだけど、二人は知ってるかしら?」〇


◎ 「スパスィな?俺も魔王に怒られたけど。で、俺は一度も聞いたことも無いし、言われても何の事だかさっぱりだ。」◎


十 「私は本を読むことが好きなのですが、書物でも見たことはありません、メイナ様やルカ様、神聖女様のお口からも聞いた事は無いと思います。」十


〇 「つまり、この、エレオス・ソフォビビオ・スパスィは、この大陸には存在しない言葉なのかもしれない。」〇


◎ 「適当な言葉って事か?」◎


十 「いえ、多分ですがこの言葉は意味があるのだと思います。ただ、私達が知らないだけで。」十


〇 「これらを踏まえて、エレオス・ソフォビビオ・スパスィ、この3つの言葉は1度忘れたら思い出せない可能性が高いわ。」


十 「そうですね、馴染みのない言葉である以上、忘れたら詰みそうですね。」十


◎ 「おぃおぃ、俺、記憶力自信ないんだけど。」◎


十 「まず過去に戻ったら、何かに記して残すべきですね。」十


〇 「そうね、それが一番賢いかもしれないわね、出来れば、カイン様にエレオス、ブルーム様にソフォビビオ、メイナ様にはスパスィ。という感じで紐づけも記せたら完璧ね。」〇


◎ 「それは無理!絶対忘れる自信しかない!」◎


〇 「大丈夫、あなたには期待してないわ。言う事聞かない、脳みそ筋肉フェイク君には。」〇


◎ 「ひっでーな、もう少し言い方ってもんがあんだろ!」◎

 

十 「そうですね。ほんの少し言いすぎかも?しれませんね。」十


◎ 「ほんの少しって、フォローになってないよ…フィナ。」◎



3人は談笑しリラックス出来ていた。



〇 「エレオス・ソフォビビオ・スパスィ」〇


十 「エレオス・ソフォビビオ・スパスィ」十


◎ 「エレオス・ソフォビビオ・スパスィ」◎


〇 「一応みんな言えるようになったわね。」〇


十 「フェイクさんのお陰で復習できました。ありがとうございます。」十


◎ 「褒められてる気がしない…」◎


〇 「感謝されてるんだから良いじゃない。素直に喜べば。」〇



     ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆



あんな風に最後過ごせてよかった。


でも直ぐみんなと合流出来そうだし、まずは戻ったら


エレオス・ソフォビビオ・スパスィ


これを直ぐに日記に記そう。


そう思いながら意識がすっと抜け過去へ転生したのであった。




     ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆



意識が戻り始めるような感覚。


それと同時に直ぐに寝ている時に感じる感覚を感じ始めた。


そう、赤ちゃんの時や小さい頃は当たり前だが、大人は気が付いてしまう。


お花摘みというやつだ。


目を開くと知らない天井。どこだろう…いや、そんな事よりおトイレ行きたい!


体を動かそうとすると思うように動かない。けど多少は動く事が分かった。


体は起こせないけど、寝返りなら!


十 (うーんしょ!うーんっしょ!)十


ゴロン。


寝返り成功!


十 (腕と足はどう?どこまで動かせるのかしら…)十


四つん這いになろうやってみたが上手く出来ない、というかベッドの上のせいで力が入れにくい。


十 (取り合えず転がってベットから降りなきゃ。)十


数分かけてようやくベットの端へ。


十 (あと反転すれば―…きゃー!)十


ドーン!フィナは床に叩きつけられた。鼻が痛い。でも降りる事は出来たわね。


再びお花摘みの余波が襲い掛かる。


十 (だ、だめ、漏れそう。)十


顔を上げ、這いつくばりながら部屋の外へ出ようとした瞬間、姿見が目に入った。


十 (え?なに?赤ちゃん!?)十


その瞬間、私は脳内で考えた。過去への転送、西暦2539年6月15日。私は現在赤ちゃんの姿をしている。ハイハイ出来るのは大体8カ月位だと、ルカ様に教わった思い出がある。という事は…


十 (駄目、漏れちゃう!やだー!!!!)十


姿見の前で自分の姿を見ながら、お漏らしをしてしまったのである。


罪悪感を感じながらも自分の姿を見ながらのお漏らし。


我慢していたものが解放される解放感、自分の辱めの姿を鏡で見る目を塞ぎたくなる光景。腰に感じる包まれる温かさ。


フィナは再び鏡を見た。


十 (何てことでしょう…恥ずかしい…こんな姿を見られたら。)十


しかし、フィナの表情は少し赤面していたが口元が緩んでいた。


その時扉の向こうから誰かが来る気配がした。でも足音は、ほぼ聞こえない。


十 (気のせいでしょうか。誰か来たような。)十


ノックが2回の後、声が聞こえた。


メイド・シル 「シルにございます。奥様、フィナ様のおむつと着替えお持ちしました。」


しかし部屋にはフィナしかいない。


フィナはドアまで這っていき、ドアを何度か叩いた。


メイド・シル「奥様?奥様?大丈夫ですか?」


フィナはドアを叩き続けた。


シルは勢いよく走りだし何処かへ行ったようだった。


フィナは諦めて姿見の前に戻り先ほどの続きを考えることにした。


8カ月にはなっていない。6月15日が転送日、私の誕生日は2521年1月15日。可能性としては生後5ヵ月の可能性…となると筋力の発達不足でハイハイが出来ないという事ですね。


十 (昨日まで4カ月だった私とすればまだ出来なくて当たり前ですが、文字を書く事が出来ない。エレオス・ソフォビビオ・スパスィは忘れずに生活しつつ…)


と、その時。遠くから私の名前を呼ぶ声が聞こえる。複数人の走ってる音。


十 (何、何?何事ですか!?)


と、次の瞬間ドアを開けると同時に入ってきたのは母エリーザ。


母エリーザ 「フィナが居ない!ベッドに居たはずのフィナが居ないわ!」ドア向こうの誰かと話し始めた。


メイド・シル 「奥様、どうか落ち着いてください。まず荒らされてないか確認してください。セクト様はエリーザ様のお側でもしもの対応をお願いいたします。」


長男セクト 「うん、分かった。」


メイド・シル 「私は旦那様を呼んでまいります。」


長男セクト 「頼む。」


そう言うとメイドシルは離れていった。


長男セクト 「母上、落ち着いてください。私は窓に異常が無いか確認しますので、その間はここで待機してください。」


母エリーザ 「え、えぇ。」


セクトは窓に移動し施錠が施されているか確認している。


長男セクト 「窓には異常ありませんので、窓から侵入した形跡はないです。」


と辺りを見わたし始めるセクト。鏡でセクトの様子は見えていた。


長男セクト 「ところで母上、フィナを見つけました。」


母エリーザ 「え!何処です!?」


長男セクト 「姿見の前に寝そべっています。」


エリーザはすぐドアの向こうから姿見の前に来て私を抱き上げた。


母エリーザ 「無事でよかったわ!フィナーーー!」


エリーザは泣きながら私を抱きしめていた。


長男セクト 「フィナはなぜ床に居たのでしょう?遊ばせていたのですか?」


母エリーザ 「いいえ、ベッドで寝かしつけて、まだ1時間しかたってないわ。」


十 (状況を伝えたくても喋れませんし、どういたしましょう)十


フィナは指でおでこを指してみた。


当然誰も気づかない。


長男セクト 「取り合えず父は来そうにないので、父に報告に行ってきます。」


母エリーザ 「ありがとう、お願い。」


長男セクト 「いえ。それでは失礼します。」



この数分後にはフィナ誘拐未遂として家中を警備兵が、居ない犯人を求め探しまくるのであった。


母エリーザ 「何だか、騒がしくなってるわね。フィナ怖かった?ごめんね。」


十 (なんだか大事になってしまったみたいですが、この方が本当の私の母…なんですよね。)十


フィナにとっては記憶にすらない0歳から1歳。母や父、兄弟や姉妹の事、ましてメイドまで居た等、まさに絵空事、空想世界、他人事。


十 (もしかしたら、もう既に捨てられてて、拾って下さった方なのでしょうか。確認のしようが在りません。ファーストネームが無いのですし。どちらにせよ、迷惑をかけないように生活を送って1歳を迎えないといけませんね。)十


そんなことを考えてたら、何度も名前を呼ばれていた。


母エリーザ 「フィナー、フィナー、全然声出さないわね、フィナちゃーん、ママですよー?」


十 (あ、反応しなきゃ、忘れてた)


十 「あー…うー…おー」


母エリーザ 「上手ねー、私はママ、マーマ、」


十 (言って欲しいのかな、でも言えなかったら恥ずかしいし。でも、試さずに逃げるのは間違ってる。)十


十 「まーまー」十


十 (あ、言えた。)十


母エリーザ  「え!!フィナ!!マーマ?マーマだよー?」


十 (これは俗にいう、アンコールと言うものですか?)十


十 「まーまー、まーま。」十


母エリーザ 「嘘!この子ママって言えるの!?」と、慌てて部屋を飛び出ていった。」


私は頭の中じゃなく声を出して普通に小声でしゃべってみた。


十 「私の名前はフィナ。聖女をしております。」十


十 (普通にしゃべれる…どうしよう…5カ月の子供って喋んないよね。どうしよう)十


フィナは脳内で思考し、言葉は発しない、必要な時だけ。取り合えず寝返り練習とハイハイも練習しないと。


コロっ…コロッ…コロ…コロっ…コロッ。


どん。


また落ちた。ドアは開いているハイハイというよりは匍匐(ほふく)前進だけど今回は廊下まで出られた。


十 「マーマーマーマー」十


また匍匐前進をしながら少し進み再び声を出す


十 「マーマー、マーマー」十


向かう先から母が走ってきた。


母エリーザ 「フィナ、まさか己の力でここまで来たの?」


抱えられた私は言葉を出そうとしたが。


母エリーザ 「あらオシメが濡れてるわ!」


そう言うと部屋とは逆方向に向かい大声で話し始めた。


母エリーザ 「シルー!フィナのオシメとお着換え用意してちょうだい!


遠くで返事が聞こえる


メイドシル 「かしこまりました、直ぐにお持ちしますのでお部屋でお待ちください。」


母エリーザ 「さぁ、行きましょうねーフィナ。」


凄く上機嫌なのが伝わってくる。


十 (ママ作戦は喜んで頂いて良かった。でも、ご迷惑だけはかけないようにしないとですね。)十


母エリーザ 「ふぃなー、私だれ?」


十 (ここで言わないのは可哀そうでしょうか…。)十


十 「まーま。まーま。」十


母エリーザ 「フィナちゃん賢い。フィナちゃん凄いわ。」


そう言いながら濡れたおむつを外してくれて、腰回りを綺麗にしてくれた。


母エリーザ 「まだ来ないからママとお布団で温めましょうね~。」


そう言うと、私を母の膝の上に座らせ腰まで布団をかけてくれた。


しばらくして、メイド二人が部屋に来た。ノックは二回。


メイド・ヨア 「奥様、オシメとお着換えお持ちいたしました。」


メイド・ケート 「オシメ用桶と水桶お持ちいたしました。」


母エリーザ 「ありがとう、二人ともお入りなさい。」


メイド・ヨア 「失礼いたします。」


二人は部屋に入るとケートは桶の交換作業していた。


メイド・ヨア 「奥様、オシメと着替えを肌で温めてまいりました。」


そう言うと母は私を母の座っていたところに横に乗せ…。


母エリーザ 「オシメ頂戴」


ヨアはスカートをめくり、腹部に居れていたオシメすっと取り出し母に渡した。


母はオシメをつけながら会話を続ける


母エリーザ 「次は皮おむつカバーを。」


ヨアはまた腹部に入れてたおむつカバーを渡す。渡し終えるとヨアは腹部を抱えるように腕を組んでいた。


母エリーザ 「次はボトムをお願い。」


ヨアをずっと見ていると動きに迷いが無い。先ずヨアは右利きのようで、スカートの裾を足に這わせながら捲り上げ、捲り上げ終わりを左手でスカートの裾を掴み、掴んでいるスカートの右側から潜り込ませ右上の角を摘み、お腹側から順番に取り出し手渡している。


母エリーザ 「上着も汚れちゃってるわね、ばんざーいしましょうねー。」


そう言うと、あっという間に上着を脱がされた。


母エリーザ 「肌着お願い」


ヨアは直ぐに手渡す。




そしてお着換えは完了した。


母エリーザ 「ヨア、いつもお手伝いありがとう。」


メイド・ヨア 「いえ、では洗濯物を回収して…」


母エリーザ 「ヨア、ちょっと待って、見せたいものがあるの。」


メイド・ヨア 「何でしょうか?」


母エリーザ 「フィナちゃーん、私はだーれ?」


十 「マーマ。マーマ。」十


メイド・ヨア 「凄いです。まさか、もう喋れるなんて。」


母エリーザ 「ね?凄いでしょ。私もびっくりしちゃった。」


メイド・ヨア 「奥様、試したい事があります。よろしいでしょうか?」


母エリーザ 「ええ、オイタしなければ構いませんよ。」


メイド・ヨア 「ありがとうございます、では失礼して…フィナ様、私は誰?」


十 (え?マーマって言ったほうが良いのでしょうか?でも違いますし、ヨアって言ったら大変なことになりそうだし…ここは。)十


十 「おーあー、おーあー」十


メイド・ヨア 「まさか、フィナ様…。奥様、今一度試してよいでしょうか?」


母エリーザ 「ええ、構いませんわ。」


メイド・ヨア 「ケート、桶を置いてこちらへ。」


メイド・ケート 「はい。失礼します。」


メイド・ヨア 「この方はだーれ?」


手をさした先には母エリーザが居た。


十 「マーマ、マーマ、マーマ」十


メイド・ヨア 「フィナ様、この方はだーれ?」


手の先にはケートが居る。


十 「えーお、えーお」十


皆が私を見たまま固まる。俗にいう「やらかした」ってやつである。



メイド・ヨア 「奥様…」


母エリーザ 「えぇ、この子は凄い子ですわ。」



この後のことはご想像通り、家族全員、メイド全員の名前を言わされそうになるのであった。


フィナもこの事に気が付き、母、ヨア、ケート以外はあ、う、え、お、まの5字で他の人の認識できないよう振舞った。

しかし、母はフィナを手放すことはしなかった。

トイレもお風呂もおはようからお休みまで…24時間母完備。



果たして、エレオス・ソフォビビオ・スパスィの事は覚えていられるのだろうか…。

結局、彼女は本当の母なのか、捨てられて拾われた後なのか。

孤児院に向かうのか、これからなのか。

過去を辿れているのかすら分からない。


第3話 それぞれの過去でも、本当の父や母の情報は無かった。

それは18年後の時点で誰も知らないからである。


フィナは今後どうなってしまうのか?



次回はー誰!?

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