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第92話 邪魔者1

「まさか謎ストックの正体がモードによる抽選だったとはね。分からなかったよ。」

「ですね。てっきりループストックかと思っていたら獲得したストックに5か25をかけてるとは。」

これはやられたよね。まさかモードなるものが存在しているとは思いもしなかったし、最大125セットなんて想像もつかなかった。

「どちらが嫁フリーズ先に引くか勝負しない?」

「いいですね。せっかくだしなんか罰ゲームつけますか。」

モチベを維持するには持ってこいの提案だね。

「えっと、罰ゲームの内容は勝った方が決める、的な?」

なんか急に勢い弱まったなぁ。「罰ゲーム」で変なこと連想させちゃったかな。

「・・・ツキヒトさんエロい。(。-`ω-)」

「いや、うん、ごめん。」

少しからかったら赤面してうつむいてしまった。ホントになんかエロいこと考えてたんだ。まぁ隠せないところも彼らしいか。

「許してあげますよ。わたしにエロい罰ゲームできるよう頑張ってくださいね。」

「え、うん。頑張る。」

「頑張っちゃうんですねwこれはこっちも本気で勝たないと。」

・・・なんか不思議な空気になっちゃった。なんか居心地が悪いわけでもないけどもどかしい。どうしたらいいか分からないけどこのままでもいいのかもとも思っちゃうような。そんな不思議な空気。・・・そんな空気は長くは続かなかった。

「先輩お疲れさまです。調子どうすか?」

誰こいつ。よくわかんないけど邪魔者だと思った。

「(え~このタイミングで来るか。)ん。おつかれ~。朝から打ってるけど-300枚くらいだね。てかよくこの店にいるってわかったね。」

「いや、先輩と遭遇するとは思ってもなかったです。近場のホールだと新しい沖土器が満席だったので。6台入れ替えのこの店に来た感じです。」

学校かバイトの後輩?まぁ新台打つならここは穴場かもしれない。

「金欠だったんじゃなかったっけ?大丈夫そうか?」

「またカード売却して3万円分のメダルは準備しました。今日こそでっかく勝ちますんで。ところで隣の方は?」

・・・やっぱり話してるところから見てたのね。ツキヒトさんどう答えるのかな。

「・・・答えなきゃダメ?。」

「いや、無理に聞くつもりはないですけど。でも余計気になっちゃいましたよ。」

「改めて今度のバイト中にでも聞いてくれ。」

今は言えない的な?少なからず好意は持たれてるかなとは思うんだけどどうだろ。・・・勘違いだったら笑う。

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