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第80話 脳内会議

(-。-)y-゜゜゜ふぅ。落ち着かんぜ。なんかもっとうまく会話したいなぁ。幸せと緊張と後悔でもうめちゃくちゃ。感情のオーバーフロー。体内をめぐる煙が血液のボルテージを上げる。・・・冷静になれって。・・・ん、ここは一人の喫煙所。席に戻ればフリーズをひいた台と隣にあの娘。何故か分からないけれど戻るのに少し勇気が必要だった。喫煙所から出る一歩。勇気の前進。


さてその後は新たなイベントは発生しないまま時が過ぎていく。肝心の出玉の方は順調。フリーズからのARTはいい感じで伸びている。自己最高記録である18連を超えて20連に到達。毎回CZ経由(きっとフリーズの恩恵は大量CZストックだね)だから早速「あるてめ」のメイン効果が発動したのも嬉しい。詳細な確率は分からないが2セットARTも4回あった。隣の娘も減ったり増えたりを細かく繰り返しているけどなんだかんだでプラスだと思う。このまま閉店まで並んで打てるんじゃないだろうか。ぐへへ。あーまた話しかけてもらえるようなこと起こらないかな。


願いむなしく時間は経過。フリーズの結果は44連(ボナ5回)の2200枚となった。まさかこんなに伸びるとは。結局どんな恩恵だったのだろう。まぁなんでもいいか。さて、タバコでも行こう。また一人の喫煙所。ふと違和感があった。あれ、少し前までフリーズなんて引いた時にはメチャクソ喜んでなかったっけ。なのに今日はあんまり。好きな台で引けたはずなのに不思議だな。思えばART消化中もずっと隣の娘のこと考えてて気づいたら終わってるって感じだったし。「今一番好きなオリスロ」より隣の娘の方が好きなのか。

「・・・やめろやめろ。どうせ自分からはまともに声なんかかけられないんだから気づかないフリしいてりゃいいのに。」

「・・・いや自分の気持ちに正直になろうぜ。今日は運もよさそうじゃん。自分から踏み出さなきゃ。」

頭の中でちっちゃいおれが何人も集まって会議をしている。その会議を他人事のように煙を吐きながら眺めてるおれ。果たしてこの会議は無事終わるのか。正しい選択を選ぶのか。それは誰にも分からない。

「とりあえず休憩!」

ちっちゃいおれCが叫ぶ。とりあえず保留だ。ふたたび勇気の前進。さらに意識してしまったあの娘の隣へ。

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