第75話 さらばへげりん
アケうにょが導入されて1か月。もうライオン相手にもほぼ負けない。姉妹、ライオンともに10回に1回程度はパーフェクトで勝てるようになってきた。なんだかんだそこそこ稼ぐことができている。日に日に上手くなって収支に結びついていく達成感。たまらねぇ。増やしたメダルでキャラの購入、強化を行っているのでメダルは少し減っているがこの調子で稼げればバイト辞めてもいいかもなぁ。なんて。
「・・・おはぅーす。」
・・・後輩よ。また負けたんかな。
「おは。昨日も大変だったんだな。」
「・・・11万負けっすよ。もう駄目だ。」
うげ。そりゃしんどい。
「災難だったな。でもそれでよく仕事来たじゃん。偉い。」
「偉いもなにも。これで仕事バックレたら来月十分に打てないじゃないっすか。軍資金のため。明日のためにその1ですよ。」
「まぁそりゃそうか。何打ったのさ。」
「えぐりこむようなジャブって返せばいいですかね。・・・朝は増台したあのすばを打って手ごたえなく2万ほど負けた後の乱れ打ち。一番負けたのは義宗極っす。もうやけくそでしたね。」
「あぁ。わかるわ。最初はしっかり考えて台選ぶのに負けがかさむと荒い台を意地になって打ち続けてしまう現象ね。」
「それっす。先輩の方は最近調子よさそうじゃないですか。(「まぁな。今日あたり一緒に行こうぜ。」こい)」
「ん。まぁな。じゃあ今日も時間まで適当にこなしますか。」
「・・・へい。」
時間は経過し昼休憩。近くのコンビニまで歩いてフィーリングで選んだ弁当といつものgogoティーを購入。一服してから控室に戻って買った飯を食す。うーん。まずくはないけどもう選ぶことはないかな。さて戻るか。
「へげりん売却しちゃいますけど先輩買います?」
休憩から戻って数分後、後輩が提案する。
「ん~。おれは他のメインカードで勝負してるからいらないかな。」
「まぁ今さらですよね。あんまりアケうにょ打たなくなっちゃったし何よりもメダル尽きちゃったので。売却しようと思って。」
まじか。もう並びでアケうにょ打つこともなくなっちゃうのかなぁ。
「そっか。そしたらへげりん引退稼働といきますか。」
「!(よっしゃ)・・・へげりんを売却したらすぐ返すので500枚ほどもらえれば行けます。」
大分やられてるんだな。
「はいよ。店は希望ある?」
「いつものとこでいいっす。」
「ん。」
その日はしっかり二人とも500枚以上プラスで稼働を終えた。後輩の心変わりを少し期待したがへげりんは売却されてしまった。相場は少し落ちてSR+のmaxで2500枚。さらばへげりん。今まで後輩の遊技を支えてくれてありがとよ。
メダル残約1,700枚 総収支-286,000円




