第49話 後輩VS獣機
「番号順に再整列をお願いします。」
さて、無事打てる番号だったので再度オリスロカードの売買ページを開く。・・・なるほど後輩の予想通り安くなっているカードも多いが一部値上がりしているものもある。せっかく打てることになったんだし、Rくらいのカード買っておくとするか。メイン効果が微妙だがサポートでキャラ追加のこのカードがあると今後も楽しむ幅が増えるかな。400枚か・・・よし。購入。
「Rおるごん」メイン機種:アーケードマスターうにょるん ATK5 DEF4 SPD7 スキル:麻雀ゲーム店舗No.1
連動時効果
メイン:アーケードマスターうにょるん。通常時、5連続で小役が入賞したらCZ獲得。(5連目の小役で100%獲得 ※連続回数として転落リプレイは有効、押し順ベル不正解は無効)。稀に4連でも抽選。
サ ブ:通常時に突入させたCZ失敗時の引き戻し抽選が優遇される。
サポート:ゲーム搭載型オリスロの追加コンテンツ解放を行う。
今回はサポートじゃなくてメインで使ってみるか。・・・よし。セット完了と。
「それでは前の方から歩いてお進みください。」
よし。いざ勝負。まずはどの台に座るか。1番の人は角の新台に座った。7番の後輩と並びで打てると嬉しいので真ん中あたりの台に適当に座る。まもなくして後輩が来る。
「隣、失礼しますよ。」
よかった。やっぱり並び打ちの方が楽しいのよ。
「それじゃ行きますか。」
「はい。」
遊戯開始!
斬新だ。まさかアーケードゲームのレバーやボタンでオリスロを遊戯することになるとは。ふむ。操作性は既存の機種と大きく違うわけでもない。レバーの右上にあるボタンがMAXBET(STARTボタン)、その後レバーに触れて(軽く触れるくらいでも反応する)、3つ並んだボタン(A、B、Cボタン)を押せばそれぞれのリールが停止する。個人的に嬉しいのは、実際のアーケードゲームと同じ形になったことで、台に腕を置きながら遊戯できるようになったことかな。いくら楽しくても長時間打つと疲れるからね。
さて、150枚近くメダルを使用して遊戯した感想だが、まず騒がしくない。こんなにシンプルなのは液晶機でははじめてだな。全面液晶なのでリール演出が基本、液晶のキャラのアクション系でチャンス役以上、複合で大チャンスって感じかな。
まもなくすると
「お、3回目のチャンス役AでCZきましたよ。」
「うらやま。じっくり見せてもらうわ。」
「昨日の特訓の成果、見せるときがきましたね。」
こちらの遊戯する手を止め、後輩の画面に注目する。レトロな感じの液晶画面から、ゲームセレクト画面に切り替わる。後輩が一度レバーを右に倒して音ゲーにカーソルを合わせ、左に戻して格ゲーを選択。STARTボタンで決定。
「キャラ選択画面っぽいですがこのキャラ以外選べないんですね。」
「さっき買ったカードのサポート効果で増やせるみたいけど、デフォルトだとそうみたいだな。」
「敵は「?」ってなってますけど。」
「たしか1戦目はライオンか二人組だ。二人組の方が弱いらしい。」
「強い方でもオッケー。さっそく行きますよ。」
強い方のメカライオン出現。<ラウンドワン ファイ
開幕早々飛び掛かるライオン。しっかりガードして防ぐ後輩のキャラ(以下後輩)だったが、次の下段を混ぜた連撃に反応できず(おれでも初見じゃ無理だ)、そこからのコンボでHPゲージの半分を奪われてしまう。軽い舌打ちが聞こえた気がする。レバーをガチャガチャして早く起き上がろうとした後輩が立ち上がると同時に飛び掛かるようなモーションの中距離技を重ねてきて被弾。そこから空中コンボに移行。残りのHPゲージをごっそり食らいつくし、完敗をかましてしまった。
「・・・つよ。」
強さに浸る暇もなく2戦目が始まる。2本先取で勝利だ。<ラウンドツゥ ファイ
2戦目も開幕攻撃を警戒してガードの方向にレバーを入れる。見透かしたようにゆっくりと近づいてきて、とっさに攻撃を繰り出せなかった後輩に対し、ガード不能である投げをかましてきやがった。投げそのものダメージはそこまで大きくないが、ダウンしている間に時間差飛び道具のようなものを設置している。起き上がった後輩は飛び道具と重なるライオンの攻撃のガードには成功するが、下段攻撃を警戒してしゃがみガードを続けている後輩に対し、ライオンがジャンプした。即座に発生の早い対空技を繰り出すか立ちガードに切り替える必要があったが、それを後輩のレベルのプレイヤーに要求するのは無茶であろう。空中攻撃の一発目が入ったと思ったらまたきれいなコンボをくらってしまう。ここまでやられると後輩も大分いらだっている。ガチャガチャしたところ初戦と同じように起き上がりにうまく攻撃を重ねられてしまい、2戦連続で完敗となった。




