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第41話 期待

オリスロを遊び始めてから2か月。少しずつ色んなことを覚えていき打てる台も少しずつ増えてきて楽しくてたまらない。そんな時だった。

「アーケードマスターうにょるん 新オリスロリリース記念!新ガチャ登場!」

お。新ガチャか。・・・ひきたい。

まぁ焦るな焦るな。そもそもアーケードマスターうにょるんってなんぞ?アニメか、ゲームか、聞いたことないんだよなぁ。なになに。機種概要はこちらから?PVもあるのか。せっかくだし観てみるか。

・・・これは!・・・おれの時代来たな。とりあえずもう1回観るか。ちなみにまだガチャは我慢。


翌日

「おはようございます~」

けだるそうな後輩。ハイテンションな先輩。

「おは。昨日オリスロカード開いた?」

「ん。見ました。PV見た後も色々な考察動画まで見ちゃって寝不足ですよ。」

「ヤバない?格ゲーや音ゲーの遊戯の結果が出玉に直結するのが本当だったらついにおれの時代よ。」

「はいはい。先輩の時代かっけー。」

「・・・あれ?もしかしてあんまり楽しみではない感じ?」

「楽しみは楽しみですが、おれには向いてないかなぁとも思います。」

「?」

「1SET30ゲームで純増1.2枚のART、ボーナスも約100枚ですよ?どう考えても爆発しないじゃないですか。ちまちました台より、増えるときがっつり増えるやつの方が好きみたいなんでね。」

「まーマイルドなのは間違いないよな。けれど、そもそも収益を得ようってことで始めたわけだからな。荒くても緩くても勝てる可能性が高い台が出てくるのは嬉しいじゃないの。」

「たしかに・・・荒い台を打つ準備にメダルを稼ぐ台になるという意味では嬉しいですね。」

わかっているように語るがこの二人、いまだマイナス収支である。むしろマイナスの額は増えている。

「となれば、出陣するしかないのではあるまいか。」

「お言葉ですか将軍、先の戦での敗北で、私には北里一人分の兵力しか残ってません。このままでは戦になりません。」

「ま?じゃあ仕方ないか。おれ一人で行ってくるでそうろう。」

「・・・いいんですか?一緒に行かなくて。」

「?・・・ハッ。・・・貸さんぞ。」

「・・・仕方ないっすね。もう少し寝かしたかったけどカード売ってご一緒しますよ。」

「え。無理せんでも。」

「・・・行きますから。」

「そういうところ嫌いじゃないわ。それじゃ1か月後の導入に備えてメダルを増やしておかないとな。今日は何打つかなぁ。」

バイトが始まって数分も経たず、バイトが終わった後のオリスロのことを考える。

大丈夫。社会人はみんなそうさ。

「やっぱ今日も行きたいです。なんとか貸してもらえません?」

「返してもらえるビジョンが見えないからあかんwこの2か月で20万くらい使っているみたいだし止めといたら?」

「(´-ω-`)」

「小動物みたいな顔してもダメ。」


さて、偉そうなこと言ったはいいが、おれもあんまり余裕ないんだよな。慎重に台を選ぶぞ。

バイト終わってAタイプ2時間勝負。

よし。なんとかプラ終了。


本日の結果

使用 300枚 回収480枚(メダル残1200枚) 総収支-95000円


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