表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
40/126

第38話 作成進行中4

「動作チェック終了。バグなし。処理も正常。」

ゲーム部門のリーダーが、

「リーダー、試作1号機が完成したので遊んでみてください。」

メンバーの有能さに驚いていた。

初日の打合せから10日足らずでオリジナルの格ゲーの基礎を作ってしまうとは。

「つくづくみんなは仕事が早いね。明日は休みにしましょうか。」

「リーダーにやり直しさせられなければw」

「いい返しですwさて、改めてこのゲームの説明をお願いします。」


以下 格闘ゲーム試作1号機概要

基本:今までのオリスロで登場したキャラを操作し、敵キャラを倒す2D格闘ゲーム。見えるHP。必殺技ゲージMAX2本。ゲージは必殺技以外にも敵の攻撃を中断させたりできる。現段階では操作可能キャラ1人。敵キャラ3人。2本先取で成功。制限時間は99秒。タイムアップ時は残りHP残量で勝敗を決する。

操作:レバーで横移動、ジャンプ、しゃがみなどの動作。三つのボタンは弱、中、強。コマンドとボタンを組み合わせると必殺技が出たりする。ガードは相手と反対方向を押しっぱなしで発動。弱+中+強ボタン同時押しで必殺ゲージを使用して敵の攻撃中断。レバー+弱+中ボタン同時押しで投げ。

操作キャラ及び敵キャラの性能:現段階での操作キャラは「北怒の連」の主人公 「連二郎」となっている。試作キャラだけあって癖のなく操作しやすいバランス型。敵キャラは強キャラから順に「獣鋼」より「メカライオン」非常にパワーが高く現段階では最強。「シャインエンジェルシリーズ」より「メスラ&パイン」。2キャラが入れ替わり戦うトリッキーな強キャラ。慣れるまではかなりしんどい。「ハードボルイド」より「ジェニー」。遠距離型。3キャラの中だと一番弱い。

説明終了


「よしそれじゃあ始めます。」

メンバーが黙る。リーダーの操る連とCPUのジェニーのバトルが開始された。


「難しいな、これ」連、最弱の敵キャラにボコボコにされる。

「リーダー格ゲーあんまやったことないですねw」

「ん~ウマブラはやったことあるけど・・・」

「ちょっとお手本を見せますので。」

すごい。綺麗にコンボをつないで色んなパターンの勝利を演出している。

投げや攻撃中断も使用しつつ必殺技もコンボに組み込んで初心者にも「うまい」と思わせる芸術的な操作だな。と感心していると、

「どうでしょう。難易度には注意を払ったつもりですがもうちょい下げましょうか?」

「・・・いや、難易度は下げなくて大丈夫。あとは残りの2キャラとも戦ってもらっていいですか?」

「了解です。」


ライオン超つえぇ。え。これ大丈夫なの?台パンされない?一度戦えば十分だよ。ん?

「ちなみに敵キャラの3体のうちだれが選ばれるかはどうやって決まるのかな?」

「特に決めてはないですけどランダムでいいんじゃないですか?」

うーん。運悪くライオンが連続で選ばれてコテンパンにされたら「クソゲー」扱いだよなぁ。CZ連続敗北数に応じてキャラ出現率を弱キャラよりに調整することはできるだろうけど。・・・ん。メダルを使用してコンティニューとかどうだろう?うまく反映できるだろうか。

「・・・敗北時はメダルを使用してCZを再プレイできるコンティニューシステムをなんて採用することはできそうですか?」

「!・・・できるかもしれません。向こうのプログラム班に聞いてみます。」

「よろしくお願いします。まぁ作業に取り掛かるのは次にしましょう。これでも想定より大分早く進んでますので宣言どおり明日は休みで。」


休みの日。何かしたいことがあるわけでもない。だけど好きな時間に起きて、好きな時間に昼寝ができる。好きな時に外に出れるし、好きなだけ暇を持て余すことができる。そしてなにより次の日の仕事もそこまで苦じゃない。翌日におびえる必要がないのは、とても幸せなことだと心の底から思う。さて、明日も頑張りますかね。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ