第36話 作成進行中2
「みんなきいてくれ。昨日のみんなの発表を踏まえて、俺なりに考えた。記念すべきオリオリ1はA+ART機で作成する。今回はART機だが、今回の企画でうまく結果を出せばノーマルやATも作成できる。過去の名機と勝負することができる。自分たちの開発した台のカードがオリスロカードに登場する。なので今回ノーマルやAT機作りたかった人もモチベを崩さずについてきてほしい。頼りにしてるぞ。」
開発チームのリーダーが、
「今日作った初期構想について資料を配る。みんなこれをもとに各自すべき作業にあたってほしい。具体的な指示は班長に出す。プログラミング、サウンド、デザイン班の順に隣の部屋に来てくれ。」
作成する機種の概要を提示した。
「なるほど。今回は大分思い切ったね。」
「まぁリーダーらしくはあるけど・・・」
こんな台が世に出せるのか。メンバーは少し不安そうであった。
以下、概要
オリオリ1 アーケードマスターうにょるん
ストーリー ゲーセン大好きな主人公「うにょるん」がゲーセンを楽しむだけのシンプルなストーリー
スペック マイルド。技術介入・カード次第で安定した勝ちを目指せるスペックに。ゲーム部分に課金させることも考えてるのでそこまで下の設定をからくしない。カード未使用時の機械割は85~102程度におさめる。
★筐体 全面液晶機。メインリールは上部につける。3枚掛けのみ1LINE。最大の特徴はレバーおよびボタンが既存のスロットのような配置ではなくアーケードゲームのような配置とする。
ボーナス 1種類リアルボーナス 100程度の獲得 ART抽選
ART セット型1セット30G 純増1.2枚 乗せはセットのみ
★CZ ここがメイン。リール及び演出用の液晶を反転しゲーム画面にする。ゲームの成否がARTの当落を分ける。
演出面 演出は非常にシンプルに作る 4号機中期の液晶機くらい雰囲気でよい。
サウンド 90年代ゲーム音楽を意識。CMも出したいので耳障りのいい歌もほしい。
★課題 CZのゲーム中はスロットの操作を完全にとめる必要あり。フリーズの応用で何とかなるか。既存のメイン、サブ基盤だけでゲーム部分を処理できるものなのか。要検証。
「よ。まずは現段階の概要書だ。主にCZでプレイするゲームの開発をやってもらいたい。」
「お疲れさまです。・・・なるほど。ゲームについて詳しい指示がないのは私に任せたということですかね。」
「そうゆうことよ。」
「・・・そちらのプログラミング班と調整したいこともあるので来週のどこかで時間作れます?」
「了解。あとで連絡入れとくわ。」
こんな台が世に出るのか。もう一人のリーダーは少し楽しそうだった。




