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第16話 最終調整

「お待たせ。」

「おはようございます。これ乗せてもらえるお礼に。」

(お ナタデココドリンクとは。分かってるねぇ)ありがとな。さっそくいくべ。」

「お願いしまーす。」

走り出したら秒で話しかけてきた。

「先輩の今日のセットカードはどうなりました?」

「うん メインにNキャベツ サブにN(+)ジャイアントトード そしてサポートにチコリだ。」

「お。ジャイアントトードは購入したんですか。」

「おう。あのすば対応のカードで1回進化(同じカードを消費してレベル上限や連動時効果をあげること)させて育成(メダルを使用してカードのレベルを上げること)もそれなりにしてあって50枚だったからアリかなと思って購入したよ。たしかに微妙なサブ効果だけどないよりかはマシかと思って。」


「Nジャイアントトード」 カミー メイン機種:あのすば ATK4 DEF3 SPD3 スキル:ヌメヌメ

連動時効果

メイン:ジャイアントトードの通常クエスト失敗時 高確以上の選択率アップ

サブ:周期到達後の抽選が2連続以上で失敗後、次周期移行時の抽選が優遇される

サポート:なし

「そっちはどうよ。メインなしで舎弟がサブ?」

「・・・買っちゃいました。」

「ん?」

「あのすば対応のSRケリスを・・・。」

「お!あのすば対応のメインカードで一番使い勝手がいいと評価されてたやつか。

「そうです。あのあと動画見て仕組みが分かってくるほどこのカードが欲しくなっちゃって・・・。」


機種説明 オリスロあのすばのゲーム性

この台は実はまだ説明を受けていない「第2の抽選」が勝敗に大きく絡んでくるスロットである。この二人はこの機種の動画を視聴済みなので正しい仕組みは分かってなくとも、なんとなくどうゆうものか分かってはいるはず。わけわからんと思う読者もいると思うので、色々すっ飛ばして簡単に説明すると「1回ひいたくじ(第1の抽選)によって内容が変化するくじ(これが第2の抽選)をもう一度ひいた結果」が出玉や演出となる。この2段階抽選の結果が勝敗に直結する。AT機と分類される機種のほとんどがこのタイプである。・・・もし絵が描けたのなら漫画にしてもっと分かりやすく説明したかったなぁ。

この台は6種類のキャラ役(キャラ役をひくことは1回目のくじの結果)と呼ばれる役を引くと対応したキャラのポイント(何pt上がるかの抽選は第2の抽選)が上がり、20ゲーム消化で1周期となり上げたランク(10pt貯めるとランクが1上がる)と成立役に応じてCZを抽選(これも第2の抽選)。1周期~6周期は右下のキャラがケリスとなり、6周期目のケリスに勝利することでCZを経由せずにAT突入となる。7周期以降はケリスがウリスに変わり通常のキャラと同様の扱いとなる。なおAT継続をかけた布盗会でもケリスに勝利で「真女神ボーナス」という特化ゾーン当選する。

説明以上

「メダル800枚で購入しちゃいました。未進化ですが上限までは育成済みです。」


「SR ケリス」 カミー メイン機種:あのすば ATK9 DEF10 SPD10 スキル:祝福

連動時効果

メイン:1~6周期目までのウリス役の出現率UP その他キャラ役出現率ダウン

サブ:周期到達時のAT・ART直撃抽選アップ

サポート:メインカードが周期抽選に影響がある場合、効果上昇。

「いいね。おれも購入するか悩んだが打つ前に800枚使うのは怖かった。」

「動画見て先輩が楽しいという理由が分かりましたよ。おそらく今日の1回じゃ終わらないと思ったので先行投資ですね。」

「なるほどね。さすがに購入したのはメインだけ?」

「ですね。ガチャ券は普通に欲しいのでサブは舎弟でいきます。サポートはなしです。」

「そか。おれもこの台についてちょっと調べたんだがケリスの周期が終わったあと続けるうまみがあんまりないんだよな・・・。ちょっと続けると天井がちらついてくるし面白い仕組みだけどやめづらい台だなぁと感じたよ。」

「たしかに。SRケリスのメイン効果も7周期以降は無意味になっちゃうのでしんどくなりますね。」

「やっぱそう感じるよね。だからお互い限度額ギリギリまで使うんじゃなく、ケリスの周期が終わってキリのいいタイミングだったらやめような。勝てりゃいいけどうまくいかない可能性もあるからあんまりケガしないようにしよう。」

「え。勝つ気まんまんですけどw」

「w(デジャブw)そうだな。勝つ気でいかんとな。」

その後はお互い調べた情報を得意げに話しながら目的地に向かった。


開店5分前。さぁついたぞ。

「いよいよですね。」

「ん。ついこの前まで開店前に並ぶ奴らの気持ちが分からなかったのに、まさか並ぶ側になるとはw」

「違いないっすね。どう並べばいいんですか?」

「わからん。店員らしき人に聞くべ。」

ナタデココドリンクを飲み干し気合はMAX。

「一般のお客様はこちらになります!」

店員が案内した列の最後尾に並ぶ。

さぁ開店だ。

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