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第100話 リーチ目

打ち始めて思ったのはチェリーが頻繁にくる。この台ではレア役と呼べるような役じゃないのかもしれない。演出は大分控えめ。消灯演出が数回あったが他には何もない。

「お。当たりました。」

100枚使ったくらいだろうか。後輩が当たったという台はまだ7もBARも揃ってない。液晶付きの台で演出に成功したわけでもないのにどうゆうことだろうか。

「ないす。ところでなんで当たったか分かったの?てっきりこのボーナスランプが光れば当たりなのかと思ってたけど。」

台の右についてるWINランプを指しながら聞く。

「この台はボーナスを成立させたゲームでランプ告知することはほぼないんですよ。ボナが成立して何ゲームも気づかないで回してると教えてくれますよってランプみたいです。なので今回みたいにリーチ目で気づけるようになることが大事っすよ。」

「・・・これがリーチ目?」


※リーチ目とは

リアルボーナスが内部で成立・重複している時にのみ出現する可能性のある出目。AT機などで確定役のことをリーチ目役と称したり本前兆中にリプレイや疑似遊技等で「いかにもリーチ目」みたいな出目を出現させる台も存在するが基本的には前者の意味で用いられる。


「そうです。この風鈴、氷のダブテンハズレの形が一番分かりやすいと思います。他にも打ちながら覚えていきましょ。」

後輩がリールの図柄を指でなぞりながら説明してくれる。なるほどな。たしかにこの形はここまで何度か見てきたけど全部風鈴(他の台でいうとこのベル)だったな。風鈴も氷も外れればボーナスね。よし覚えた。

「うわ。早速バケ(REGのことだね)です。この機種の技術介入のメイン要素っすね。左から押せば10枚、中から押して目押しに成功すると15枚の払い出しがあります。まずは中下段に赤七を押して・・・」

中リール上段にとまった赤七。説明が止まってしまったwまぁそう簡単にはいかないみたいやな。

「ドンマイ。」

「ん。練習は終わりっすね。まずは中下段に赤七を。」

成功した。決まった音がかっこいいじゃない。

「次は左の赤七を中下段にっ。」

今度は左リール上段にとまる赤七。あらら。結構難しいんだな。

「・・・まぁこのように技術介入の調子が悪いな、ってときは右から押して左に3連図柄を押す打ち方もありますんで。」

その後も技術介入に挑戦していたが成功回数は1回で獲得枚数は49枚だった。バケとはいえせっかく当たったのに後輩はまだ当ててない俺より沈んでいた。いったん浮上しようぜ。

月の海 浮上するのは 潜水艦 沈みゆくのは わが心

百スロ一首 PN.ペン太見なかった?さんの作品


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