第8話 ボーナス
「お なんも揃ってないのにメダル増えたぞ。」
「あぁ「遊技ボーナス」やね。ほかのゲームでいうログインボーナスみたいな感じかな。どの台もプラスを連動させて遊技して100ゲーム回すとメダル10枚もらえる仕組みとなっている。意外と大事で毎日100ゲームだけ遊ぶ人もいるくらいだ。」
「ん?100ゲーム回して10枚じゃ損してない?」
「100ゲーム回す間に当たる可能性もあるだろ?そしたら当たった分と10枚がもらえるから絶対損とも言えない。」
「そうゆうことか。 お!台が震えた」
「赤 チャンスっぽいな。」
「当たる?」
「その答え合わせは自分でしてくんろ。」
「枠が光ってスイカが揃って15枚増えた。これで終わり?」
「う~ん。それは調べてない。もしこの台に「スイカ+ボーナス」といったくじが準備されていれば、それをひいた可能性があるし、なければスイカが揃った時点でボーナスはハズレってことになるな。ちなみに「小役とボーナスが同時に成立すること」を「重複」と表現するぞ。」
「なんかようわからんが画面が騒がしいな。」
「(そういえばさっきもチェリーで発展したし小役重複もあるんだろうな)多分この演出に成功すればボーナスだな。正確にはもう成立してるボーナスを改めて告知してくれる。」
「ん?ようわからないが狙えば揃うってこと?」
「多分そうだな。ただし小役優先制御の台だとリプレイとかベルが揃ってなかなか揃えられない時もあるよ。」
化学兵みたいな奴が倒れて台が震える。当たったのか?<「ボーナス確定!」(オリスロから聞こえる音声を<で表記)
「おお!」
「初ボーナスおめでとう。ところでこれボーナス図柄いっぱいあるな。ナビされるまで一つづつ狙うしかないのかな。」
「?さっき言ってた「S・BIG」とか「BIG」とかそうゆう種類のこと?」
「まぁそんな感じ。さっき「狙わないと揃わない」ものの中には、「失敗しても次ゲーム以降に持ち越せるもの」があるって説明したのは覚えてる?」
「さすがに覚えてるよ。」
「この「失敗しても次ゲーム以降に持ち越せるもの」それが「ボーナス」なんだよね。いろんな台があって、ボーナスをすぐ告知する台もあれば、この台みたいに答え合わせの時間があってから告知する台もある。このボーナスは恐らくさっきのスイカと同時に当たっていたがどのボーナスが当たってるかはまだわからない。ふつうは確定画面でどの図柄を狙うか教えてくれる台が多いんだがこの台は違うのかな。」
「この台上と下にリールがあるけどどっちを狙うの?」
「そりゃメインリールが下だから下よ。うん?上のリールのボーナス図柄・・・もしかして。上のリールで7を狙えるか?青の方が見やすいと思う。」
「うーん。こんな感じ? 揃わないぞ」
「(目押しミスなのかバケなのかわからん)次はBARを狙えるか?」
「この黒いの?」
「そうそう。一応目では追えているんだな。」
「こういうゲーム結構あるから。お 揃った。」<「下のリールを狙ってくれ!」青・赤・青
「なるほどね。(面白い仕組みだな。ボーナス確定画面になったらまず上のリールを目押ししてそうすると何をそろえればいいかナビしてくれるのか。液晶でBARなのに成立してたのはBIGというのもいいね。)」
「とりあえず揃えるぞ。そういえばこれは狙わなくてもいい台じゃなかったの?ww」
「よく思い出せ。「狙わないと揃わない」かつ「失敗したら無駄になってしまうもの」はないと言ったと思うぞ。ボーナスは「狙わないと揃わない」が「失敗しても次ゲーム以降に持ち越せるもの」だ。もちろん可能な限り早くそろえるに越したことはないけど。」
「へぇ。」なんか壮大なBGMとともに雰囲気のある映像が流れる。<「BIG BONUS!」
「なんかいきなり画面の輪っかの上で棒が回ってるがこの色が変わっているタイミングで押せってこと?」
「これはわからん。そういうことじゃない?」
「成功したっぽい。」<「右!」これは止めるリールをナビしてるのかな。
「そういうことだな。」
「また回りだした。今回なんかせまいな。少しずれたか?あー失敗するとナビがでないのか。」
「まじか。結構収支に影響あるな。俺は気を付けようw」
「3回目 今回は広いな。ハイ成功。これでおしまいか。256枚ね。約5000円分か。まだ3000円分しか使ってないからこれで2000円分は勝ってるってことだよな。」
「まぁそういうことだな。」
<「グレイブヤード」
「これが「CZ」ってやつか。」
「そうだね BIG後に突入するってあったからこれのことでしょう。」
「ここはRTを目指すんだよね。もし選択が来たらRT2000への挑戦を選ぶと。」
「そうだな。」
・・・ぶっちゃけここまでかなり楽しい