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常識人の異世界転移  作者: ヒマな少年ペタ
4/4

ちから

何か馬車を守れる方法はないのか…

いや…僕にそんな力ないし…いや?まてよ…《だいたいなんでも出来る》が使えるんじゃ…

不安要素しかないけど…おじさんを守る為だ!!


「馬車を守れる魔法!!」


「あ…?なんだテメェ!俺たちとやろうってのか?やってやろうじゃねぇか!!」


逆上した盗賊は一斉にこちらに向けて矢を放った

ダメか…やっぱり僕は魔法なんてつかえな…


《絶対防御発動》


どこか機械的な声とともに馬車の周りにはシールドが発生した。

一斉に矢が刺さる…と思いきや矢はシールドに当たると吸い込まれるように消えた。


「なんだぁ!おまえ!!奇妙な魔術を使いやがって!!」


これは…行ける!これなら奴らを追い払える!


「相手を殺さないで無力化する魔法!」


《昏睡発動》


スキルが発動すると相手は気持ち良さそうに寝てしまった。

あれ?おかしいなさっきは発動までに時間がかかったのに…?


「…これはもしや君が倒してくれたのか?少年?」

どこかに隠れていたらしいおじさんが出てきた。


「いやぁ…別に倒したって訳ではないんですけどね…」


「そんなに自分を下げるんじゃないよ。君は私達の命を守ったんだから。」

おじさんは感心したように僕を褒めてくれた。

凄く嬉しいような…でも自分の力じゃないので申し訳ないような…


そんなことを考えながら僕は馬車に揺られていた。

町まであと少し…。

主人公優しすぎるワロス

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