オーク戦 ちょっと前
投稿遅れてごめんなさい‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎
しばらくはちゃんと投稿できると思います。
目の前の男が固まってしまってどうして良いのかを考えていると、男はようやく意識が戻ってきたようで発した言葉が
「Sランク?破壊少女?」
「はっ破壊少女?」
そういえば、ちゃんとSランクになってから冒険者カードを見ていなかった。
ランクがSになったのに加えて、名前の横の欄が追加されてそこにしっかりと、破壊少女と記載されている。
そんなことを言われるようなことをした記憶はない……
あれか?ついこないだの時に私の代わりにドッペルゲンガーを戦わしたからその時のやつなのか?
まあ、どっちにせよこんな二つ名なんて嫌だから取り消ししてもらうか、変更してもらうか。
「私Sランクだから問題ない」
「……わかった 参加を許可しよう ただし身の危険を感じたら真っ先に逃げるんだ」
やっぱりオーク相手に女冒険者が戦うのはあまり良く思われないようだ。
まあ、実際は私男なんですがね。
「うん それでいい」
「わかった じゃあ今から北側の入り口のところに移動してくれ もうすぐ奴らが来る」
言われた通りの指示に従って北口…多分私が入ってきたところの方に向かう。
すると、冒険者達が多少身構えたり軽めの運動をしながら待機している。
一応、私以外は全員男のようだ。
しばらく待っていると、さっき私と話していた男が冒険者達の前に立っち檄を始めた。
内容はありきたりな物だったが、冒険者達を勇気付けるには充分な物だったが。
「最後にSランク冒険者の方もいるのだから俺たちに敗北はない‼︎」
後は、男達の熱苦しい応答とかがあり、そうしている間にオークの集団がようやく目で見えるところに姿を現した。
オークの見た目は想像していたよりも気持ち悪いかった。
薄いピンク色の肌が脂でギットギットになって遠目から分かるぐらいテカテカしている。
横幅1.5メートルはありそうな恰幅に3メートル程の身長。
顔は豚と人とを足して2で割ったらあんな感じになるだろうという人間味を残した顔。
見れば見るほど気持ち悪くて生理的嫌悪感を抱く。
そんな奴らが槍やら棍棒、剣、盾を持ってニタニタしながらやって来る。
運動しようという軽い考えで、参加したがこれ本気で虐殺したくなって来る。
既に弓を使える冒険者が建物の上からオーク達に向かって矢を放つ準備をしている。
そして、オーク達が村まで後100メートルというところで、矢による攻撃が開始し始めた。
それを盾を持ったオークが前に出て防いだ。
この戦いはどうやら思ったより面白くなりそうだ。




