地獄の門 入り口
ちょっと……いやかなり短いです。
ごめんなさい
なんか禍々しい光が遠くから見えてくる。
遠目からだからあまりよく見えないが1人のやつが
地面の下を見てぶつくさぶつくさ言っている。
「……そ …れの……力を……でも………………かよ」
何かしらに嘆いていることが聞こえてきた。
「なぁ リゼお姉ちゃんあれ何か分かる?」
「あれは、確か地獄の門を開けるための儀式だったはずよ 中途半端な魔族がやると、魔力根こそぎ持っていかれて死ぬらしいからあんまりお勧めしないわね」
「っていうことは、あの真ん中で嘆いている人は
魔族なの?」
「そういうことね でも、地獄の門の開閉については禁書庫に厳重に封印されていたはずなのに…
変な」
「具体的に地獄の門を開けたら何かあるの?」
「それはねぇ……あっ!今の見た? 光 中は魔獣やら悪魔の巣窟になっていて常に狂乱の状態になっていて、自分以外のもの全てに襲い掛かるようなやつが溢れ出てくるわ」
「っで あれは?」
「上級魔族や魔王ならこの辺更地にするような奴が出ていてもおかしくないし……多分門が開かれているけど入り口付近の弱いやつだけ出てこれているのかな魔力量少ないし」
「ちなみにリゼお姉ちゃんが開けたらどうなるの?」
「う〜ん その辺よくわからないけど 何代か前の魔王が全魔力注ぎ込んで門を開けたんだけど、
で出来たのが深層ら辺の魔物で魔王がそいつに殺されかけたって聞いたことあるわ 結局その魔物は地獄に帰っていったけど」
「絶対開けないでよ!」
「開けないわよ 開けて出てきた魔物に殺されたら嫌だしね」
「あれどうしたらいいと思う?」
「えっ! ほっといたら魔物いっぱい呼んでくれるんだし、そっとしておいてあげたら?」
「それもそうか どうせそのうち誰かが討伐するだろ だってあれその辺にいる雑魚よりちょっと強いだけで相手にならか〜」
「じゃあ 放置ということでいい?」
「了解〜」
帰り道もボチボチ魔物を殺しながら街に向かた。
それにしても、夕方は相変わらず混雑する。
30分ほど待ってようやく街に入れたので、ギルドに行って換金してそのまま宿に向かった。
換金したが昨日よりは流石にすくなかった。
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