私刑
最近のとか比べると短いです
恐らく異世界に来てから一番金を持っているのは、この瞬間だと思う。
だって牛鬼1匹で聖金貨3枚だったのが、今やその10倍近い金を手に入れた。
物価は大体1/10ぐらいだから家一軒買えるぐらいの金を一瞬で手にした。
まあ、定住するつもりもないから宿か貸家で過ごすつもりだ。
ギルドを出て少しした所で、ザッ‼︎チンピラ的な奴が、俺に向けて足を出してきた。
(あ〜 よくある踏んだら慰謝料よこせとか言うやつか まぁいっか)
ご丁寧に踏みやすいようなところに足を差し出してきてくれたので、チンピラ一号の左足の甲の真上に容赦なく踏んづけてあげた。
平底の方とはいえ攻撃力極フリ状態だからチンピラ一号の左足が『バギバギバギバギ』と言う、
こんなに綺麗になる物かと思うぐらいいい音が鳴った。
あれ?私ここまで頭のネジぶっ飛んだ言ったかな?
多分吸血鬼になったからだ。別に忌避感が日に日に薄くなっている気がする。
「グギィャァァァァァァァァァァァァァァァァ」
「え〜と 確か次の角を左だったよね?」
「そうだったよ リゼお姉ちゃん」
(うわぁぁ)
心なしかそんな感じの声が聞こえてきた気がするような気もする。
「おいっ! ちょっと待てやガキ共そこに寝転がってる奴 お前にやられたんだからきっちり慰謝料払ってもらわないとなぁ〜」
「そうだな、あの痛がたり方だったら確実に骨折してそうだから、相応の慰謝料が必要だな まぁざっと見積もって金貨5枚ぐらいかな? まぁ体で支払ってくれてもいいがな はっはっはっ」
そんな、チンピラ二号と三号が慰謝料を請求してきたが…「えっ〜と 次左の方大通りに出て、その後反対側にあるんだっけ〜?」
「確かあってると思うよ 確か"銅色の小舟“っていう名前の通り看板も銅色小舟って言ってたよね」
前に現れたチンピラ二号と三号完全にシカトして
横を通り抜けようとすると肩を掴まれた。
「おい!無視してんじゃねえぞ!」
「そうだそうだ! 通りたかったら出すもんだしてから通りやがれ!」
「煩い上に汚い物飛び散ってますよ 迷惑なんで
一生その面見せないでくれますか? というかあなた達とゴミ何か違いあるんですか?」
「なっ! ガキの分際で……身の程を教えてやるよ」
そう言ってチンピラ二号はローグソードを抜剣した。
「とりあえず リゼお姉ちゃんはそこで悶絶してるやつの足治して」
「え〜面倒くさい」
「後から言われたら面倒じゃんか お願い!」
「う〜 わかった」
「ありがとう‼︎」
「俺を無視してんじゃねえぞ!」
そう怒鳴り散らしながら、ローグソードを振り上げていた。
当たり前だがそんなのをくらうかなんて毛頭ない。
くらってももいいが、変に服に傷がいくと治せる自信がない。
なので、大剣を専用のアイテムボックスから
居合切りの要領で相手の武器向けて思いっきりぶつける。
体に合っていないから体を捻って遠心力をうまいこと使った。
そうしたら、案の定ローグソードの真ん中半分がヒビが入ることもなくパッきり折れた。
上半分がその辺の建物の壁にめり込んでいる。
「ッヒ! 化物がぁ」
そう言って逃げ出したので、勿論今後のこういうのをほったらかしていたら、大抵後から報復しに来る。
なので、そういうのは面倒なので先にもう相当なトラウマを植え付けておこうと思う。
「まぁまぁ、ちょっとお話ししようよ」
とりあえず、戦士ステータスからいつもの賢者にして、付与魔法で麻痺を付与しておく。
付与魔法は2つに分かれるらしい。
分かりやすいが、バフとデバフ系の魔法分かれるらしい。
適性がある人は両方使えるらしいが、俺はデバフの方しか使えなかった。
そして、今つけた麻痺もその一種だ。
もっと恐ろしいやつもあるから、どうせなら合法的に試せそうだし試しておこうと思い、モルモット……言い換えチンピラを捕獲したのである。
とりあえず、麻痺は成功したから次は…
「苦痛」
無詠唱でもできるけどあえて聞かせてあげることにした。
「てってめぇ…何言ってやがぁぁぁ ぐぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁ やめてえぇぇぇぇぇぇぇ」
発狂しながら唾と糞尿垂れ流しながら気絶した。
苦痛は、俺の意思によって調節が可能で、今のやつには受けたことあるような、想像で拷問をうけさせてみた。
何を受けされたのかはあえて言うまい……
ラスト1人は、土下座をしていて微動だにしようとしない。
なんか、この人まだ何もしてないからいちいち何もしなくていいかな。
「リゼお姉ちゃん行こう〜」
「ん〜了解〜 さっさと行こうか〜」
そういえばこいつら何しにきたんだったか?
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