二回目
ごめんなさい
学生なんでテスト勉強してました
しばらくは、投稿頑張ります‼︎‼︎‼︎
さて、無難?に街の中まで入れたことだし冒険者登録に行こう。
場所は、適当にその辺の人に聞いたら教えてくれた。
多分…絶対依頼を出しに来た子だと思われている。
リゼお姉ちゃんはそんな私を少し距離をとったところで見守っている。
リゼお姉ちゃんも服装はそのままだけど、顔だけ見にくいようにフードの付いている服を上から着せた。
それにしても、後ろからついてきているのを気にするとお使いするのを見守られている感じだ。
私一応16歳なんだけどね!
そうこうしている間に、冒険者ギルドにやってきた。
リゼお姉ちゃんは相変わらず少し距離遠とって見ている。
腹を括ってドアを開けると中は前にいたところ何ら変わりのない、酒場があるようなところだ。
日暮れにはまだ少し早い時間なので、思った通りあんまり人がいなかったが、それでもチラホラ
金の入りが良かったのか5人で呑気に酒を煽っている奴らもいた。
楽しそうに笑い声をあげている。
そういえば、前のところのギルドどうなったんだろ?
気が向いたら行ってみよう。
やっぱり時間的にすいているカウンターにやってきて、聞かれる前に先に言ってやった。
「登録をお願いします!」
出来るだけ愛想良くそして元気にがんばった。
受付嬢のお姉さんは獣人と呼ばれる人たちで、頭から犬耳がはえていた。
すごく気になったけどデリケートな問題な気がするから、何も聞かないでおこう。
ここに来るまでに、そんなに多くないがちらほら亜人種の人を見かけた。
恐らくこの辺ではそんな偏見はないんだろう。
「え〜と、お嬢ちゃんは何歳なのかな?」
「16歳ですよ?」
「……本当に16歳?」
肯定するように首を縦に振る。
「う〜〜ん どうしたものか…………」
犬耳受付嬢は、しばらく無言でも考え込んでいた。
「まぁ、年齢的には問題ないから登録はするわ
でも、危険なことは絶対的したらダメよ!」
「いやいや、これでも腕に自信はあるんですよ!」
「はいはい、そんなこと言っても武器の一つも持っていないじゃない…まぁ、とりあえずこれに記入していってね」
「は〜い」
そこからしばらく黙々と記入欄を埋めていく。
職業欄に大剣使いと書いた上で、使用可能魔法の欄に魔法を書いてもいいのだろうか?とりあえず出すだけ出してみよう。
渡すとお姉さんは、サッサっと受理して一枚の
カードが出来上がった。
「冒険者登録にの心構え教えておこうか?」
「いえ、お姉ちゃんに聞くので大丈夫です!」
「じゃあ、一応できたけど本当に無理しちゃダメよ!」
「わかりました!」
カードを受け取るとリゼお姉ちゃんと合流して、
掲示板の中から適当な依頼を見繕う。
一応リゼお姉ちゃんはおれが牛鬼を倒した時についでにCランクまで上がっている。
だから、私は付き添いという形でCランクの依頼についていく事ができる。
そんな下のランクからチマチマ上げるのなんか面倒だしね。
とりあえずCランクの中から,,滅多刺し兎,,の討伐の依頼を受ける。
討伐系の大半は常設クエストなのでいちいち受付を通さなくてもいい。
帰ってきた時の成果を見て全て決まるのだ。
近くの森の名前はルーカスの森と言われる森で多様な魔物が生息している。
基本的にそんなに強い魔物はおらず、初心者冒険者向けの狩場になっている。
「受注しなくてもいいし行こうか」
「そうだね!」
そう言ってそそくさと冒険者ギルドから、外に出ると日が暮れ始めている。
「行くの?」
「せっかくだし行ってみようよ」
最近はしていなかったが、たまには野宿しないと冒険者っぽくない気がするし……
衛兵さん達にギルドカードを見せるとさっさと外に出る事ができた。
ギルドカード万歳!
そこから、さらに30分歩いたところに森が広がっていた。
絵に描いたような森で普通の森だ。
探知魔法でとりあえず調べてみたがここには
マッチョゴブリンほどの魔物も確認できなかった。
「よし! じゃあリゼお姉ちゃん勝負しよう?
明日の日の出までに狩った魔物の売値で商売ね」
「はいはい、わかったわよ〜」
それを聞くと、私はサッサっと森の中に入っていった、
今の私のステータスは魔力の3/4を攻撃力にも移動させているので、広域全滅の可能な魔法使いのリゼお姉ちゃんに勝てるわけがない。
だからといって、こちらのステータスをいじるのは、反則のような気がしてしようとは思えない。
なので、探知魔法を使いながらリゼお姉ちゃんの近くの魔物を優先的に殺していく。
これが、一番勝算がありそうな戦い方だ。
早速、探知に魔物が引っかかった。
ゴブリンの群れで5体の気持ち悪い緑色の小人が、
下品な母を上げなが笑っている。
ッチ きたねえ声出しやがって!
正々堂々近づいて体に合わない大剣を攻撃力による補正と身体強化のスキルで強引に大剣を持つ。
そうすると、いつも持っている杖と感覚的な重さがあまり変わらないような気がする。
そして、横一線 五体のゴブリンの首から上が体と分離する。
ボトボトボト
嫌な音がする。
見てみるとゴブリンの血が流れている。
しかもその血が、緑色なのがさらにキモさを増している。
とりあえず、アイテムボックスに回収して次に向かう。
その後、ラビットホーンやらウルフ、グリズリー
スライム、エイプ、狂乱鼠、滅多刺し兎、雷鳴鳥
影鹿、火炎獅子、氷結虎、地豹、風鼬鼠、カーバンクル、後はゴブリンとその上位種だ。
カーバンクルと名前に魔法属性を表す魔物は、厄介極まりなかった。
なんせ、魔法攻撃仕掛けてくる上に高い知性を持っていやがるから、倒すのに手間がかかってしまってしょうがない。
「暗視」
ここからが本番だ。
いよいよ日が暮れて、夜と闇の世界になった。
吸血鬼が昼間に活動するほうがおかしいんだ。
そこから、さらに狩り続け討伐系すうは、うなぎ上りになっていった。
朝日が登りいる頃には討伐した数は300体近くになっていた。
気がかりなのがリゼお姉ちゃんが勝負を始めてから一度も動くような反応を探知できていなかった。
感知したのは、最初の一瞬だけ魔力が溢れ出たぐらいだった。
本当に何をしたのか未知数だ。
そそくさと、リゼお姉ちゃんを探知して合流した。
結果発表は、ギルドに帰ってからにするということになった。
早速、ギルドに向かうために朝一の開門を待っていると、
「ねぇねぇ、ラファ? 前々から思っていたけど
そろそろ、ダンジョンから持って帰ってきた物とか、魔石やらを売らないの?」
「いや、売って豪遊したい気持ちもわからなくはないけど、あんなけの物を売って良いものかと………………」
「意外とケチくさいのね 別にマッチョゴブリンの魔石一個でもそこそこな値段になると思うし、
試しにでも売ってみたら? なんかあれば逃げればいいしね」
今回のクエストの"滅多刺し兎“の討伐派多分完遂出来ただろう。
ここで、おさらいだが純度の高い魔石というは、一部のダンジョンからしか、入手できない。
普通の魔石であれば、ダンジョンの外の魔物でも
持っているが質も悪いし、まともに使うためには錬金術師の使う技で昇華して、純度を高める必要があるある。
魔石、街をみたら色んなところでちょこちょこ使われていた。
こちらの世界で言う、主なエネルギーのようなものなのか?
この疑問は、暇な時にでも考えよう。
そうしたら、門が開いたので出た時と同じように冒険者ギルドカードを見せると、多少驚いた顔を見せたが、すんなり入れた、
結果が気になるので、少し早足で冒険者ギルドに向かう。
中に入ると、朝は羽振りのいい仕事にありつこうとして依頼掲示板の前に人が溢れかえっている。
今受けた、依頼のように討伐系なら基本的にギルドや街から報酬が出ているので安定した報酬になっているが、一般人やどこぞの貴族が出した依頼となると報酬の上下か激しいので、こうして
朝に新規依頼が掲示板に貼られるので、朝早く混雑になるらしい。
カウンターは依頼の完了、受注、買取全て同じ所でするので、やっぱり混んでいたが受注は早く終わるようで思ったより待たずにすんだ。
「次の人どうぞ!」
そうしてやっと列の先頭になった。
もう大半の冒険者は、依頼がが決まって依頼に向かったので、ギルド内は先程までとは全く別の空気になっていた。
ギルド職員も一波超えたと少しやり切った感が出ている。
私がカウンターの前に立つと昨日と同じお姉さんが対応してくれた。
昨日から連勤になっているからか,やつれているような気が...いや?これ多分一日の連勤だけでこんなにやつれないだろ!
「はい どうしたの?」
「森で魔物を狩ったので、討伐報告と買取です」
「討伐部位と買取部位を提出してね」
「はい わかりました! あっ…! 出来れば
リゼお姉ちゃんと別で査定してください」
「うん!了解よ」
そう言って奥から持ってきた板をカウンターに乗せた。
「じゃあ、この上に乗せてね!」
「………………え〜と 多分収まりきらないと思うんですけど?」
「あぁ、それなら大丈夫よ!この板は、収納板と言って見た目からはわからないけど、中にいろんなものを収納することができるのよ!
本当にこれがギルド人配布されてなかったら…
はっ!じゃあこれの上に出してね」
「はい!」
リゼも同様の説明を受けたようで隣で同じようなことをしていた。
じゃあ〜〜〜〜
板の真上にアイテムボックス出してさっき狩ってきた魔物をひたすら板に流し込んでいく。
受付のお姉さんは、目を白黒されている。
「あなた、アイテムボックスのすきるもちなの!?」
「えっ!はっはひ!」
若干怖いぐらいの剣幕で聞かれたので勢いで答えてしまった。
「凄いわ! アイテムボックスなんてレアスキル
持っている人なんてそうそういないのよ!
あなた絶対冒険者よりも商人をやった方がいいわよ!」
「? また今度考えてみますね?」
「そう?分かったわ!とりあえず査定をするんだけど……え〜とゴブリン種が50体に…‼︎ ちょっと!
誰かギルマス呼んできて!速く! じゃあ次は
滅多刺し兎32羽…… ラビットホーン46羽やら
ウルフ23頭、グリズリー7頭、エイプ8体、
狂乱鼠40匹、雷鳴鳥1体、影鹿5頭、火炎獅子6頭、氷結虎6頭、地豹3体、風鼬鼠4体、カーバンクル2体、リトルアースドラゴン1体っと……
あっ!ギルマス量がおかしいので対応お願いします」
そう言ってお姉さんは後ろに下がっていた。
そして目の前には、スキンヘッドのゴリゴリマッチョが座っている。
あまりの筋肉に服の上からもパッツンパッツンになっているのがわかる。
「え〜ガキンチョがこんだけの魔物を1人で倒したのか?」
「さっさとして」
「こいつのせいで絶対今日だけで一週間分ぐらい仕事増えてんだろ」
「あ〜〜ですよね〜」
「なんでもいいからさっきとして」
「へいへい、とりあえず…っとこれが嘘発見用の水晶だから、これに手のっけろ」
「はい」
「しっかり触ったけよ、じゃあ確認だけ、この魔物は全部お前が倒したものか?」
「はい」
水晶は反応しない。
「ふむ、じゃあお前の仲間はいるのか?」
「いる、そこに」
「なるほどなるほど……あぁ…そっちの嬢ちゃんか!」
「うるさい」
「悪りぃ悪りぃ、お前らのせいで仕事増えてんだから少しぐらい、騒がせろ」
「それとこれとは違う」
「まぁ、ここはギルマスの俺の権限で騒ぐんだがな」
「ッチ」
「可愛げのないガキだなぁおい」
「関係ないでしょ」
「へいへい え〜と、じゃあこの水晶の上に手を乗っけて質問に答えろ」
「っん」
「この魔物はお前が倒したものか?」
「はい」
「問題なしか…次だ 冒険者になった目的はなんだ?」
「……答える必要があるの?」
「いいから答えろ」
さっきとは違って真面目な口調になった。
「………はぁ〜 魔王討伐」
「ぶっ‼︎‼︎‼︎お前なんて言いやがった」
『魔王討伐」
「……本当のようだな もういい今から執務室に来い そっちの嬢ちゃんもな」
「?私も」
「そんなことよりお金払って」
「額が額なだけに執務室の金庫から出さないといかんから、サッサっとついて来い」
「はいはい」
その間やたらみられたが気にしない気にしない。
どっかで似たようなことがあった気がする……気のせいだな。
「はぁ〜とりあえず掛けてくれ」
「とりあえず、査定額についてだが……ガキンチョの方がから黒金貨1枚と聖金貨7枚。嬢ちゃんの方が黒金貨3枚だ」
「……ブッッ‼︎ 嘘だろリゼ……お姉ちゃんそんなに狩ってたの?」
「そうだぞ お前よりも数が倍近い上にレアなやつも手当たり次第狩ってるからな」
「私は特に何もしてないわよ 魔法生物を大量に
呼び出した作り出しただけだから」
「…っな! ズルじゃんか!」
「まぁまぁこれが私の実力という事よホッホッホ」
「次から見つけ次第殺してやる」
「まぁ 精進しなさいね」
「話進めていいか?」
「ええどうぞ」
「まず、ここ最近魔物が増えていたからこの量の討伐、感謝する。 さっき言ったのは、討伐報酬だから死体を売りに出すなら買い取るが?」
「私は売ってしまうわ ラファは〜」
「お金ないから売っておくわ」
「了解した では、ギルドで適正価格で卸すとしよう 先に言っておくがこれは勧告だ 魔王というのは元来勇者達が全力出してようやく倒せるかもというような化け物だ 今まで複数人の勇者を屠った魔王なんかもいるぐらいだ 勇者自体人間では殆ど敵なしのような化け物なのにだ お前達が魔王討伐を志すなら推薦ぐらいはしてやれるが実績が必要だ まぁ今のところ魔王に動きはないからまだ猶予はあるから コツコツランクを上げてくれ Aぐらいまで行けば正式に推薦できるからな」
「いいの〜 絶対機密情報入ってだと思うけど」
「どうせ早かれ、冒険者には公開される情報だしな」
「ふ〜ん 推薦するのはランクAにさえしておけば良いと?」
「とりあえずはな まぁ本当なら魔王討伐なんて死にに行くようなものだから 冒険者受ける奴なんてそうそういなから 受ける奴いたらそいつ推薦した俺の功績になるからな」
「ふ〜ん まぁwinwimっていうやつか…」
「うぃんうぃん?」
「相互利益関係っていう意味だったかなぁ?」
「?まぁ そういう事だな とりあえず魔物を狩ってたらランク上がるからまぁ頑張ってくれ
ランクはガキンチョをCランク嬢ちゃんをBランクに上げておいた Aランク以降は試験が必要になるから実績が溜まり次第こちらから声をかける」
「じゃあ お金ちょうだい〜」
「ちょうだいって……ほらよ」
「はいはい……ちゃんとあるわね じゃあ行こうかラファ」
アイテムボックスに金をしまって。
「うん」
「せいぜい頑張ってくれや〜」
そう言って宿探しに行くために執務室をでた。
サッサっとギルドを……その前に
暇そうな受付さんに宿屋の場所を聞いておこう。
「すいません どこかいい宿ありませんか?」
「はい それでしたら…ここの宿が一番いいと思います…」
「ふ〜ん ありがとね じゃあ行こうか」
「うん」
後ろから聞き耳立てて奴らが後ろから付いてきているが気付いていないフリをして…
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