脱出 前編
しばらく,投稿ができないと思います
すいません
突然襲ってきたギルマスにあくまで穏やかな口調で問いただす。
「どうするも、お前が魔族と分かったからには、
亜人族の一員として黙って逃げたら、ご先祖様に顔向けできない!」
今度は、俺は中心としたエリアに竜巻が発生した。
もちろん部屋の中なので,散らばってい書類が散らかりまくりだ。
「ギルマス,書類大丈夫なんですか?」
「はっ! まだそんなこと言っている余裕があるのか?」
そういうと、竜巻がだんだん小さく俺の方に迫ってきた。
「そこで、細切れにでもなっていろ」
小さかなった竜巻が遂に俺の体に傷をつけ始めた。
しかし,傷ができても超再生ですぐに治る。
しかし,痛みだけはしっかりと感じるので…これなかなかヤバイな…
「頑張ってくれたギルマスに残念なお知らせです」
「ほぅ…まだ,何か言えるだけの気力が残っていたのか」
「そうなんですよ、この魔法なんて言うかしれませんけど、つか俺の種族見ましたか?」
「吸血鬼だろ あの他の種族から血を啜って生きている穢らわしい種族だ」
「じゃあ吸血鬼限定の特殊なスキルがあるのは知っていますか?」
そういうと、俺は姿を消した。
「吸血,変身、不老、魅了,靄化色々スキルが増えましたよ」
「チッ!厄介な」
正確にいうと消えたわけではない。
体が靄になったのでつまり水になるので、そうなると、攻撃は火魔法以外効かなくなる。
そして,靄となった俺は竜巻の中から逃れられたのだ。
ダンジョンの帰りに使ってみようとしたがなかなかコツが掴めなくて苦労した。
どうしても靄があんまりイメージできなかった。
結局,一度見たことがあった靄から黒色を抜いて
無色透明にしたら殆どスキルを使うと消えたように見えるようだ。
「さてと,そろそろお暇させて頂きますね」
「おい,待「っとその前に、いただきます」
ギルドマスターのか血を吸う。
吸血鬼にとって吸血は、人間でいうところの食事なので、吸える内に吸っておいた方がいいだろう。
しかも、吸血は運が良ければ、相手のスキルを奪うことのできるお得スキルだ。
とりあえず、死なないぐらいのところで吸うのは辞めたが、これ本当に大丈夫か?
「それでは、今度こそお暇させていただきます」
そういうと、扉から出て行ったが中であれだけの事があったんだし、騒音もあったと思うが誰も話しかけてこないし、むしろ俺が出てきた瞬間から
静かになった気がする。
こういうのは、サッサっと行ったほうがいいと思って急いでギルドから出ようとした時に,更なる厄介事が起こった。
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