表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
陰キャン do it 〜復讐への道〜  作者: 狼桜
冒険者編 イングラシア公国にて
40/97

ダンジョン❻

豪華な扉をアイテムボックスにしまって、扉の奥へと進んでいったが何故かそこは、扉からの光も入ってこず、まさに暗闇というべき空間だった。


「………っち めんどくさいな」


影と闇の空間はある意味ホームグランドと言えるがここまで暗いとなると流石にしんどい。


「暗すぎて何も見えやしねぇじゃねぇかよ

どっかに電気のスイッチでもないのかよ…」


ぶつくさ文句を言いながら壁伝いに進んでいると、後ろからの気配を感じた。


慌てて振り返ったがその時には、時すでに遅し。


首筋に悪寒が走った。


体中の力が抜けて倒れ込んでしまいそのまま気を失った。




次に目を覚ましましたところは、さっきまでの所と違い、いつもの見慣れたダンジョンだった。


寝起きでだんだんと頭が覚醒していく。


「…ッ さっきの奴どこに行きやがった。」


しばらく、辺りを見渡しているとこの部屋の真ん中にある物があるのに気がついたか。


「あれって…棺桶だよな」


遠目から見てもわかるような棺桶が部屋の中央に

置かれていた。


「あれって開けていいのかよ?」


正直に言うと絶対開けたくないとは、思うが結局好奇心に負けてしまい棺桶を開けた。


棺桶を開けるとその中には、一通の手紙が入っていた。


こんな感じのが前にもあった気がするが取り敢えず読んで見る。


まだ、文字を完璧にマスターしたわけではないので、所々読めないところもあるが要するに俺は、

ここのダンジョンに住み着いていた吸血鬼に襲われて、俺自身も吸血鬼になってしまったらしい。


流石にこれには驚いたが、今までの方がよっぽど酷かったので今更気にしないことにした。


ステータスに何らなの変化があるかを見てみたら

種族が吸血鬼になっていたのと、スキルが増えたぐらいだった。


しかも、スキルの中には明らかに弱点であろう日光に対して、日光を好む者 夜の王 弱点克服

吸血 血操作 血タンク 夜目 靄化 変身

超再生 魅了 不老が増えていた。


日光を好む者と夜の王はそれぞれ昼と夜に自分の能力が上がるようだ。


ちなみに、このスキルがあると吸血鬼でも昼で活動出来るようだ。


他にも弱点克服は種族としての弱点がなくなるようだ。


吸血は、相手の能力の一部をそのまま、自分のものにできる。


靄化と変身、不老、魅了、 超再生、血タンク、夜目はそのままだ。


つまり、マジで俺無敵になったようだ。


とりあえずここが最下層のようで、あの吸血鬼はどこかに行ってしまったので、金銀財宝でも探すか!


良ければ感想、ブックマーク、評価、誤字報告よろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ