ダンジョン❹
投稿遅れてごめんなさいm(_ _;)m
村についた。
……ほかに何かあると思っていたが、本当に何もない村だった。
ぱっと見の印象は普通、村人の数も普通、特産品も無し。
本当にただの村だった。
村で一つしかないという宿屋に泊まって取り敢えず夜を明かした。
本当に何も無かった。
次の日についにダンジョンに到着して、ようやく探索を始めた。
幸いにもこのダンジョンは、洞窟なので影と闇が多いので俺にとっては、ある意味ベストコンディションといえる。
ダンジョンに入ってから体感時間では、すでに1時間経っているが未だに一階層を超えることができていない。
今回の依頼の目的としてこのダンジョンの地図の作成をしないといけないからだ。
別に今まで勘で進んできたから、地図作りが下手とかいうわけではないし!
「はぁ〜 それにしてもこの辺には、ゴブリンしかいないのか?」
1時間程籠っているが今だに魔物は、ゴブリンだけという。
正直飽きてきた。しかも、気づいたらゴブリンキラーの称号がついているし。
〜さらに2時間〜
ようやく一階層の地図が完成して二階層に行く所まで進んだ。
〜更に進んで〜
今は上から数えて15階層目だった。
このダンジョンでは、ボスというものがいなかったので、おそらくここが折り返し地点だと思う。
今までこのダンジョンでは、見たことのないような門の前に着いた。
すでに、横にいた鉱石制の像の門番?は素手で倒そうとしたが流石に手が痛くて魔法でやってしまった。
ダンジョン素手攻略はやっぱりハードルが高かった。
「ふぅ〜 そろそろ 行くか」
ある程度の休憩をした後にを門を開けて中へと入った。
中は、今までと殆どの見た目の違いは無く普通だったが、この中には遮蔽物は殆どない。
言うならば公園の広場のようなものだった。
しかし、その中に明らかに今までの魔物とは、異質な魔物を見つけた。
「あれは……なんだ?」
そいつは、悠然とそいつは………独り言を言っているかなりヤバイ様に見える1つの靄があった。
そいつは、俺に気づくと靄は突然人間?の姿となった。そして、俺に話しかけてきたが、恐らく何かしらの言語を使っているのだろうが、生憎俺に人間語以外に教養がない。
「何言ってんだ?」
反応に困っているとそれは襲いかかってきた。
魔物相手には、話すよりも攻撃した方がやりやすい。
とりあえずすれ違いざまに一発殴ってみたが、元々が靄なので、攻撃は効かない…というかすり抜けた。
しかし、残念なことに相手は、水魔法を使って俺を溺死させようとしてきている、地味に水の触手などを使って捕縛しようとしてくる。
こんな感じの攻撃を避けていると、あることに気づいた。
よく考えるととあいつの本体は、靄であって要は水分だ。
つまりその辺の土を投げつけていれば、そのうち消えるんじゃないか?
「これでも、喰らいやがれ」
俺は攻撃を避けながら、その辺の地面の床を思いっきり靄のいる方向に向けて蹴ってやった。
すると靄に直撃して靄の攻撃の手が止まった。
その隙に、ここぞと言わんばかりに土を浴びせて
ついには、靄は完全にいなくなった。
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