功績
牛鬼を倒した後、追っかけられていた冒険者とともに森を出て、街道を歩いていた。
何でも彼らは、ゴブリンの討伐に来ていたが、ゴブリンがまったくいない事にリーダーが痺れを切らしてドンドン森の奥に突っ込んでいったようだった。
(……ん?)
確かリゼがストレス発散がてらその辺の魔物を襲っていたようなぁ……気のせいだ
きっとそんなことないはずだ……多分……
まぁ言わなければバレないことをいちいち言うのもヤボだ。
ぶっちゃけ、面倒ごとを避けたいだけだけど……
そうこうしている内に検問所の前までやってきた。
日が暮れ始めている時間なので急がなければならないと門を閉められるが、冒険者は冒険者カードを見せるだけで検問所をスルーできるので、なかなかいい仕事だと思うけど命がかかっているので
じっさい冒険者カードを発行しても、その後依頼をしなくて冒険者カードの無効になっている人も多いようだ。
そのまま、検問所をスルーしてそのまま冒険者ギルドに報告に行った。
リーダーが「とりあえず、先に行って伝えてきます」っと言ってギルドの職員の所に報告に行った。
しばらくしたして、ギルド職員が慌ててこっちにやって来た。
慌てている姿がなんとも可愛らしげだった。
「す…すいません ハァハァ 至急ギルド長室に
き…きてください」
そう言うと深呼吸をして、俺とリゼを連れて普段誰も立ち寄らないであろう2階につれていかれた。
いかにも、誰も入りたくないような部屋の前についた。
「ギルド長〜入りますよ〜」
「おう わかった」
そう言って扉を開けると中は、ゴミは、散乱してこそいないが、書類やらなんやらという仕事に使いそうなもの散らかっていた。
声の持ち主であるギルド長に目を向けたてみると
声からわかっていたが女性だった。
その女性は、緑髪に紫根の瞳でなかなかの巨乳で
身長は、ちいさめだった。
俗に言うロリ巨乳といやつである。
女性というか、女子っぽい人だったが耳が長いところを見ると、この人はエルフのようだった。
あまり見ているのも不躾かと思いあまり見ないようにしているが、あの耳が気になって仕方がない。
そんな俺をまじまじと見た後に話を切り出してきた。
「君は、この耳が気にならないのかい?」
「気にならないわけでは、無いですがあまり見るのも失礼でしょう」
実際は、話よりもあの耳のほうが気になっている。
「まぁ、前置きは置いておいて 君があの森にいた牛鬼を倒したのかい?」
そう言うと、俺の目を目をそらさずに覗いてきた。
「はい そうです」
「ふ〜ん……)嘘はついてないね いいわ 貴方のそこのお嬢さんのギルドランクをCまで上げておいて」
そう言うとギルド嬢は、頭を下げて部屋を退席した。
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