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陰キャン do it 〜復讐への道〜  作者: 狼桜
序章
3/97

城にて

「おーい おーい咲耶起きろ〜」


という翔の声が聞こえてきたので、そこでようやく、自分が眠っていた事に気がついた。


「おはよう!咲耶やっと起きたか お前が起きないと話が始まらないんだよ」


「えーと… どういう状況?」


そういう俺の疑問に答えたのは、派手過ぎ可憐なドレスを着た、整った顔立ちしている、俺達と同じ位の女の子だった。


男子の殆どがその姿に釘付けになっている。


「 それについては、私がお話いたします

謁見の間までの間に、軽く説明します

私はこの国の第2王女、マルグレーテと言います

異世界から来た皆様に国王陛下と話す前に少しこの世界について、説明させて頂きます。

まず、この国はプトレマイオスのアクスム王国という国です。

現在では、魔王軍と人間達の戦いが激戦と化しています

あなた達には、この世界を救って貰うために、この世界に召喚されました

私から説明は、以上です

詳しいことは国王陛下にお聞きくださいませ」


30人もいるクラスメイトなのに、みんな疲れてのか、驚いているのかで、全員黙って指示に従って、やたらと豪華な扉の前に来た。


「国王陛下 異世界より参られた勇者様方をお連れいたしました」


そう言って第2王女は扉を開けた。


「国王陛下 異世界の勇者様方をお連れいたしました」


扉を開けると、中にいた貴族っぽい人達が一斉にこちらを見た。



「ご苦労 我が娘マルグレーテよ

ようこそ異世界の勇者様方、私は、この国の王であるアグスム・レクイエムである

早速で悪いが話しを聞いては、くれないだろうか?」


こんな状況では、全員首を縦に振らしかないだろに…


「かつて、この世界には、魔王と呼ばれるものがいました。

魔王は人類の3分の1を滅ぼしました

しかし、魔王は異世界から召喚された勇者達によって封印されました

たが、もう少しで封印が解けてしまいました

今 魔王は、魔物や魔神族を募り再び人類を滅ぼそうとしています

そこで、言い伝えにあった勇者召喚の魔法を使い皆様に来てもらいました

どうか、世界を救うために力を貸してくだされ」


そう言って王様は、深々と頭を下げた。


そこでようやく、クラスの奴らが焦りだした。

当然だ 急に訳の分からない所に連れてこられて、力を貸してくれと言ってきたんだ。

そんな皆の気持ちを代弁したように

「あのー 私達に、戦って欲しいと言いましたが私達にそんな力はありません

ていうか、そもそも帰る方法はありますか?」


「一つ目の質問から答えよう、君たちには神から授かった力がある

その力はこの世界の人達よりも強い、それは保証しよう

二つ目の質問の答えは、はっきり言おうない

現在確認されているのは、勇者召喚の魔法だけで、帰る方法は、見つかっていない

本当にすまないと思うがこの世界のために戦って欲しい」


そこで、クラスの奴が泣きだしたり、騒ぎ出したり、キレ出したりで収集が付かなつかなくなったので、話は明日になった。


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― 新着の感想 ―
[一言] 主人公を冷遇した騎士団長と彼を悪し様に罵って見捨てたクラスメイト 勇者クンと聖女サンはそんな彼らと仲良く行動しているのに違和感があります。 なんら思うところはないのでしょうか
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