ここはどこだろう?
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あの場所を作ったやつの煽り文書を読んで脱出したのはいいが、突如ある一つの問題が浮上してきたのである
「ここどこ?」
「さぁ そんなの知らないわよ」
つまり出たのは、いいがここがどこかが分からない状態なのだ。
ちなみ、あそこの扉には転移魔法がかけられているようで、本当にどこかわからない草原の真ん中に出たのである。
「…取り敢えず野宿できる場所でも探そうか」
「……そうね」
今は、二人とも疲れていてとにかく休める場所が欲しかった。
しばらく、歩き回って洞窟を見つけた。
取り敢えずここで一泊野宿することにしよう。
「リゼ、取り敢えずここで、今日は休もうか」
「わかった ……でも、いくら私が可愛いいからって、イタズラしたらダメよ。
そんなことしたら、サクヤの死体が朝方転がっていることになるからね」
「冗談でもそんなこと言うなよ! 思いのほか背中がゾッとしたぞ!」
「あら? 今のは冗談じゃなかったんだけどな〜」
「もう、いいから寝るぞ! じゃあな」
「釣れないわね〜 じゃあおやすみ〜」
そうして、俺とリゼは洞窟の中で寝転がる…のは無理だから、壁に背を預けてそのまま眠った。
目が覚めたのは、太陽が丁度頭の真上から日を照らすような時間帯だった。
すでにリゼは起きていて、静かに俺が起きるのを待っていてくれたようだ。
「おはよう サクヤ」
「おはよ リゼ俺が寝ている間に何か変なことあった?」
「そんなこと特になかっ……一つだけあったわ!
サクヤがヨダレ垂らしながら、私の名前呼んでたわよ」
「ぶっ……冗談だよな?」
「当たり前よ。冗談じゃないわけないわよ
本当に何もなかったわよ」
「……それはさておき今後の方針について決めようか」
「……そうね こうして私たち二人もいるけど両方とも無一文な上に世間知らずだもんね」
「……? 勘違いしているけど金ならあるぞ」
「いやいや、どこにそんなものがあるのよ?」
「あそこの最後のところにあった宝あっただろ
あれを逃げながらアイテムボックスに全部入れておいたからな」
「……あんた、あんな状況で宝を回収することに気を回せたわね。 ある意味尊敬するわ」
「まぁ、あって困るようなものでもないからいいだろ?」
「まぁいいわ、お陰で金銭面が心配いらなくなったのは、嬉しいことだしね」
「取り敢えず、金には困っていないから街にでもついた向かって、そこで情報収集しようか」
「どうやって街まで行くのよ?」
「おいおい、俺には可愛い可愛いフェルちゃんがいるから乗せて行って貰えばいいだろ」
「なるほどね!サクヤにしては考えたじゃない!
今までサクヤのことただの脳筋か戦闘狂ぐらいにしか思ってなかったけど見直したわ!」
「……グス もういい街に向かおうか」
そう言ってフェルに乗って街に向かって出発した。




