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陰キャン do it 〜復讐への道〜  作者: 狼桜
天空の檻編
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脱獄ー❺ 中ボスの強さ

今は、50階層のフロアボスのいる場所の前まで、来ていた。


流石にここまで来たら、警戒しながら進ようになった。


今までのボスモンスターは、雑魚の強化種だからさほど問題もなく、倒せたが50階層では、その辺の雑魚モンスターの強さもなかなかの物になっていた。


ライ○ップオークが群れになって襲ってきたり、頭がヤマタノオロチぐらい割れているケルベロスや、ムキムキではなく逆に体が肥大化した、ミノタウロス、生前のなんだったかわからないぐらい骨が混ざったスケルトン。(多分キメラとかだと思う)や今までのボスが出てきたのであんまり、油断できない。


( 取り敢えず今は、目の前の的に集中しよう)


そう思って、50階層のコロッセオに到達した。


バトルフロアに入る前に俺は、フェルとローズを魔空間に入れておいた。


今回の闘いが酷くなって守れなかったら、嫌だからな。


フクロウのように、送還してもよかったが、拒否されたので、無理強いはしないことにした。


魔空間は、アイテムボックスと違い生きた魔物でも、中に入れることが出来る便利な空間だ。


そしてバトルフロアで俺を待っていたのは、ヒュドラだった。もちろん普通のヒュドラではない。首の数は10本程度でたかが知れてるが、体が人間…大きさ的には、巨人の方がいいだろうが、そいつの首から上が6本に、腕の代わりに2本、背中がら2本の計10本からなっていった。


そして、俺を見た途端 両腕の首が俺に向けて雷魔法と風魔法をぶっ放してきた。

あの形状からして、槍系等の魔法のようだ。


不意打ちだったが、難なくそれを回避して後ろから "バン"という銃でもあったかのような音がして壁に槍が激突したが、壁にはビビすら入っていなかった。


反撃に俺は闇槍を放ったが、ヒュドラに当たる寸前に背中に生えた首が俺の放った槍を食ったのだ。

闇喰もしたが、首が闇を食ってしまったのでなんら意味の攻撃だった。


その後、ヒュドラは俺の魔法を食って魔力が

回復したようだ。

魔法メインの俺にとっては、相性が最悪だ。


そんなこと考えてたら今度は、火魔法と水魔法の合成魔法で作った煙幕を作ってきた。

頭がなかなか良いようで、ここまで苦戦したのは、初めてだった。


煙幕が晴れない内に仕掛けてくると思い、影隠密でヒュドラの影に移動して息を潜めた。


あいつ、頭10個あるから目が20個あるのに全然気づかなかった。影魔法の隠密性能は、かなり高いようだ。

バレたとしても、影の中は、攻撃できないから、大丈夫たけど。


煙幕が晴れたタイミングで、闇魔法の槍装具で武装して、さらに闇魔法の威力を上げる為のフィールドを作るために、闇黒を使いさらに威力を上げる。


この装具の剣は、海賊の持っているようなサーベル型で刀身が真っ黒に染まっている。

しかも、闇黒のお陰で斬った傷が治らないという、特典まで付いている。


バレないようにヒュドラの両足を影から出て切断。


さらに、驚いているうちに、両腕と背中の首を切断。


肢体を全て斬られても、ヒュドラは好戦的で憎悪を抱いた目で見てくる。


反撃してきたので、カウンターで残りの首を全滅さしたら、ヒュドラは魔石になって消えていった…





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