脱獄ー❹ 仲間の力
ローズとフェルを召喚して一夜を過ごして、11階層に、足を踏み入れた。
周りの雰囲気や見た目は、変わらないがあるモンスターが増えるみたいだった。
オークだ。 あの豚のモンスターが敵に加わるらしい。
推測では、オークは雄しかいないし太っていて、不潔で中年のオヤジのイメージだった。
性欲が強くて他の種族の雌でも平気で犯すと思う。
そんなことを考えていると、オークと思われる敵に遭遇した。
推測は、大外れで見た目は、なんともイケメンか、ダンディーな奴らで限りなく人間に近いが残念な事に、豚鼻だったけどな。体は、ボディービルダーバリにムキムキで見事な逆三角形を過ごし作り出していた。
あれだ、こいつらライ○ップ行ってデブがムキムキになって帰ってきた、みたいな感じの代名詞として使えそうだ。
こいつらは今後ライ○ップオークと呼ぶ。
オークという豚のくせにイケメンなのが、異様に腹が立った。
イケメンなんて滅びればいいのにな。
そんなしていると、ローズが
「主人様、ここは、お任せくださいませ」
そう言ってオークに突っ込んでいった。
オークの拳がローズに届くと思った瞬間、
縦一閃
ローズはその可愛らしい見た目からは、想像出来ないぐらいの力を使ってオークを縦に半分に斬り伏せたのだ。 オークは、断末魔もあげる事なく、一瞬で死んで魔石に変換された。
(おぅ なかなかグロい事平気でやるんやないか)
、と口調がおかしくなるほど驚いていた。
その後にフェルも戦ってみたが爪に風魔法を纏わせた風纏で、ものの数秒モンスターは、肉片もといい、魔石に変換された。
この二人は、単体では大丈夫だけど敵が複数の時は、どうにも相性が良くないみたいだった。
二人は、単体高火力の戦いなので、マッチョゴブリンの群れには、時間がかかる。
そこで、俺が考案したのがフェルの風魔法をローズの大剣に付与して、斬ったときの、威力で衝撃波で周りも殺さないかというものだ。
結果は、半分成功 半分失敗という微妙な結果だった。
ゴブリンやコボルド、うさぎには効果があったけど、ライ○ップオークには、効かなかった。
あの、筋肉が飾りでなくて実用的な物だということが判明した!
しかし、回数さえ当てれば倒せるのでなんの障害もかった。
こんな感じで闘いは、ローズとフェルに任せて、どうしようもない時は、俺が闘う感じで20階層のボスワームのミミズじゃくてヘビみたいなのと、30階層は、全長15メートルありそうな厳ついガーゴイル、40階層は、大蜘蛛ムカデと呼ばれそうなやつで、足がごちゃごちゃしていて、体の至るところから糸を出してきて、キモかったので 闇喰で秒殺してやった。
その後さらに下層に降りていよいよ50階層のボス前まで来ていた。