心の鍵3
セミがなく暑い日。
校舎に響き渡る吹奏楽部の曲練習。私の居る場所からはほんの少しの隙間から野球部が見えて、声が聞こえる。音楽が鳴っているところにいる私にまで聞こえてくるあなたの声。野球頑張ってるな、そう思いながら練習してた。姿は見えないけど、声であなたのことを想像できるよ!
あなたには届いていますか?私の愛の音楽が。
あなたのいる方向に向かって吹く、サックスの音色が聞こえていますか?
やる気が出なかった私だったけど、あなたの声を聞いてやる気がでました。
やっぱりあなたの影響力は凄いと思うな。
私はあなたに私の音楽が届くまで吹き続けるよ。
片想いという名のメロディーを…。