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喪女から産まれた喪女太郎  作者: 星ナルコ
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煩悩の神再び君臨

「プニちゃん。ごめんなさい。実は僕、父さんじゃないんです。」僕は、プニちゃんに恐る恐る話した。


「えっ?どういうこと?」プニちゃんは目を丸くした。


僕は、正直に話すことにした。


本当は、僕は羽仁ユズオではないこと。僕は、母さんである喪女が勝手にユズオ選手の事が好きになりすぎて想像妊娠で産まれた煩悩の化身でしかないということ。

だから、僕は貴方が思っているような人ではないということ。全て話したんです。


すると、プニちゃんは「えっ・・。そ、そんな・・。」と驚いたのです。僕は、とっさに「ごめんなさい」と謝りました。


しかし、プニちゃんの口から思いもよらない言葉が出てきたのです。


「でも、私もこの世界にいるってことは。つまり喪女の煩悩から産まれた化身ってことじゃない?」と・・。


すると、突然空からまた煩悩の神レイナが降りてきました。レイナは、「その通りです。さすがプニちゃん」と言いました。


「一体、どういうことですか?煩悩の神レイナさん?」と、僕は聞いたのです。


「ここは、喪女の想像により作られた異世界です。よって、ここにいるプニちゃんも喪女の思いから作られたのです。


本物のプニちゃんは、人間界にいます。

ロシアのフィギュアスケーターとして、第一線で活躍しています。


なぜ、この世界にプニちゃんは現れたのか?

それには理由があります。


人間界のユズオ選手は、有名になりすぎてモテにモテまくっているそうです。

全て噂ですので、何処まで本当かは定かではありません。

しかし、全国のユズオファンは気が気でないわけですよ。ハッキリしてないのに、週刊誌は勝手に話題に取り上げるし。


喪女も、そんなユズオファンの一人でした。


話題に登った美女達は沢山いたそうですが、その中の一人。ロシアのプニルツタヤ選手は、喪女も好きな選手みたいですね。

唯一許せる存在だったそうです。


どうせ、自分が無理なら。せめて自分の納得できる人と結ばれて欲しい。

ファンの勝手な心理ですよね。


そうして、プニルツタヤ選手の偶像がここに現れたのです。そして、貴方と引き合わせる事になったのですよ。


だから、貴方が自身を責めることなんて何一つないのです。


さあ、どんどん愛を深めなさい!

貴方たち!」



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