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素直になれない気持ち

作者: 紅月蒼夜

「嫌い」と正直に言えないせいで

無邪気な笑顔を向けてくる君に

俺は見えない刃で傷付けられる


君を言葉の刃で傷付けてしまえば

僕の心は楽になれるのに


君の哀しむ顔が見たくなくて

「嫌い」と云う言葉を飲み込んでしまうんだ…



「好き」と素直に言えないせいで

いつも一緒に居てくれる君を

私は無意識に君を傷付けている


たった2文字を言葉に出来たら

私の心は楽になれるのに


君の返事を聞くのが恐くて

「好き」と云う言葉を飲み込んでしまうの…



「側にいて」と冗談の様に口から出てくるのに

冗談の様にしか言えないせいで

何時も一緒に居てくれる人を僕は傷付けている


ちゃんと真剣に言う事が出来れば

僕の心は楽になれるのに


あまりにも冗談で言葉に出し過ぎて

「側にいて」と云う言葉を飲み込んでいる…



こんなにも簡単で つまらない事に

悩んで 苦しんでいる僕


こんな僕でも笑ってくれる君に 皆に

僕は今日も素直になれない気持ちに

罪悪感で心を傷付けられている…


--明日こそ素直に言えたらいいな--

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