67 カイも手一杯!
カイは病院の経営の指導をしていた。
「カイ、ちょっと相談あるんだよ!」
俺は言う。
「え、何ですか?
僕も結構手一杯ですよ(;´д`)」
「そうか…
そうだよなぁ…
誰かを副副都長にしないか?
俺とカイだけじゃ、今後回らなくなるんじゃ無いかな?」
俺は言う。
「副副都長ですか…
それは良いかもしれませんね。
2人で倒れたら後が居ませんからね。
でも、一体誰にするんですか?」
カイ。
「そうだなぁ…
ユーラさんなんて良いんじゃないか?
宿屋の副オーナーは他の人にパスしてさ。」
俺は言う。
「そうですね。
良いかもしれません。」
カイ。
「じゃ、俺ユーラさんに話に行くから、カイ少しは休めよー!」
「こっちのセリフですよ!笑」
という訳で、宿屋のユーラさんの元へ向かった。
ユーラさんは、ちょうど受付の指導をしていた。
「ユーラさん!
ちょっとお話があるので、抜けられますか?」
俺は言う。
「え、えぇ…
構いませんよ?」
という訳で、コーヒー店でカフェラテでも飲みながら話す事になった。
「突然なんだけどさ。
俺とカイが手一杯なんですよ。
そこで、副副都長というポジションを設けたいんです。
ユーラさん、なってくれませんか?」
俺は単刀直入に言う。
「えぇぇぇぇぇ!?
私が副副都長ですか!?」
ユーラさんは驚いている。
「えぇ、カイも了承済みです。
ユーラさんこそ、ピッタリだと思うんですよ!」
俺は言う。
「しかし、宿屋の経営は…?」
「誰かに引き継がせてください。
後任はユーラさんが信頼できる人を選んでくれて構いません。」
「…わかりました。
光栄な事ですので、引き受けさせていただきます。」
ユーラさんは言う。
「良かった!
じゃあ、まず初めの仕事は宿屋の後任を決めること。
それから、ショッピング東区とプレイ西区の区長を選んでください。
もちろん、男性でも女性でも構いません。」
早速人使いの荒さを発揮する俺。
「分かりました。
尽力致します。」
そんな訳で、副副都長が決まり、俺はやっと部屋に戻った。
確か明日はカイとローテーションで休みの日日だ。
久しぶりにゆっくり眠れるぞ!っと!
俺は夕食も風呂も入らずにそのままベッドにダウンした。
過労死かぁ…
まぁ、虹色野菜食べてるから大丈夫だろ。
そうして、眠りについた。
次の日、俺はなんと、14時まで眠っていた。
アカン…
やっぱり疲れてるぞ、相当…
あまりに起きないので、シャロンが心配して起しにきたぐらいだ。
カニグラタンをシャロンが温め直し、俺に出した。
「エイトさん、大丈夫ですかぁ?」
「うん、今日で回復したし、副副都長もいるからだいぶ楽にはなるよ。」
俺は言う。
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