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60 魔力切れ

エシャロット様は、そして、バレエを観劇したりして、3日ほどホテルに滞在して帰っていかれた。


農業復興大臣、かぁ…


どうもイマイチぴんとこない。


とりあえず、その件は保留にさせてもらうことにした。


とりあえずはEarthの都市をレベルアップしていかなければ…!















そうして、公園と肉屋が出来上がった。


珍しい肉や、環境のよい住宅地を求めて、さらにEarthには入居希望者が押し寄せた。


C棟、D棟も一杯な今、リブ南区の整備が急がれた。


俺はラッシャーさんに稲荷寿司と酒を持って行き、リブ南区に、10軒ほどの小さな家の住宅街を作ってもらう事にした。


「10軒かぁ!

いくら、小さな家と言っても、3ヶ月はかかるぞい!?」


「俺も色々とすることがあるので、構いません。

リブ南区は少し高めの閑静な住宅地にしたいので、よろしくお願いしますね!


じゃ、俺は忙しいので!」


そう言って話を切り上げて、Earthに戻った。


虹色ハイペリオンの塀をリブ南区につくらなくてはならないからだ。


骨が折れるぞー!


1日10本ほど生やすと、エネルギー切れになってしまう。

魔力が大きく関係しているみたいだけど…


魔力を増やす作物の種の開発はできないものか…


俺は帰りに、ターナの所に寄ってみた。


「あらー、エイトさん!」


「よっ!

どうだ?

種研究ガーデンは?」


「今牛サーロインの種が出来たところですよー!」


ターナは自慢気に言う。


「そっか…」


「何か欲しい種でもあるんですか?」 


ターナ。


「うーん、虹色の作物は攻撃力を上げて、パステルレインボーの作物は防御力を上げるだろ?

魔力を上げる作物はないかなー?なんて…」


俺は言ってみる。


「んー…

今のところ無いですねぇ…」


ターナ。


「だよな…」


「出来たらすぐに教えますよー!」


「そうか、ありがとう!」


そして、俺は寝室のベッドに向かい、倒れ込むようにして眠った。


ハイペリオンの木は大きく魔力を使うらしい。















そして、次の日。


俺がまた、虹色ハイペリオンの木の塀をつくりに行こうとすると、ターナが後ろから追っかけてきた。


「どうした!?

ターナ!?」


「で、で、で、出来ましたぁー!」


「え?

何が?


って、まさか…!?」


「魔力の上がる作物ですぅ!」


ターナが言う。


「マジかよ!」


種研究ガーデンに行くと、そこにはネオンレインボーのスイカや苺がなっていた。


なるほど、ネオンレインボーか…!


俺は苺を食べる。


おぉ!

魔力が増えているぞ!


パワーがみなぎってくるのだ。


俺はターナに断って、ネオンレインボー苺を10個ほど採り、腰の袋に下げて虹色ハイペリオンの木の塀を作りに向かった。


魔力が切れそうになると、苺を食べた。

そして、その日は20本のハイペリオンの木を生やすことができた。

ここまで読んでいただきありがとうございます!

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