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37 昼も話し合い

「私は最先端の技術しか信用しませんの。

この病院にはそれがありますわ。」


エシャロット様はおっしゃる。


よく分からないが、まぁ、ウチの病院で治療したいというのだ、拒否する必要もないか…


「それよりも、和食というレストランがあるそうですね!

わたくしの食事は和食レストランから取り寄せて頂戴。

それから、チョコレートと言う物も食べてみたいわ!


後で持ってきて頂戴。」


どうも、エシャロット様のいらした理由は、Earthの店にありそうだな…


そんな事を思いながら、「かしこまりました」と返事をする。


「早速、ハイパーポーションを飲んで頂きます。

後は看護士さんに頼むので、私は失礼しますね。

エシャロット様、ごゆるりとお過ごし下さい。」


そして、俺は病室を出た。


「ただ、Earthに遊びに来たかっただけじゃ無いのか?

あの王女様?」


俺はカイに小声で言う。


「例えそうでも、相手は王族ですから!

上手く行けば、この病院がアイラッシュ国の指定病院に認定されるかもしれませんよ!」


カイが言う。


「…どーでもいいよ、そんなの…」


俺はそんなのより、休みが欲しいよ…


「俺はともかくとして、他の従業員たちには休みを取ってるんだろうな?」


「もちろんですよ。

フル稼働してるのは、エイトさんと僕だけです。」


「それもそれで、どーなんだ?

副副都長でも決めるか?」


俺は少し茶化して言った。


「それでしたら、区長を決めたら良いんじゃ無いですかね?

ほら、ここは6つの区に分かれるでしょう?


僕とエイトさんが6つの区を全て管理するのは、難しいと思いますよ?」


カイは言う。


「それは良い考えだな!」


俺。


「カレー店に指導に行くついでに、昼ごはん兼区長の選任の話し合いもやっちゃいましょう!」 


「昼ごはんも仕事なのかよ!」


全くカイの熱心ぶりには呆れる。


とにかく俺たちはカレー店に向かった。


店は繁盛しており、特に指導する事は無かったようだ。


「うーん、エブリファーム区の区長は…

やっぱりセスかなぁ?」


俺。


「僕もそう思います。

シャロンさんは財務管理していますしね。」


カイ。


「メニーストア区の区長はユーラさんだろ、やっぱり。」


「イールさんという手もありますよ?」 


「あぁ、そっか…


うーん、分からんなぁ…!

後はカイに任せるよ。

2人の意欲も聞いといてくれ。」


俺は言った。


「分かりました。

エイトさんはどこに?」


「リブ北区にアパートB棟を建てる話し合いだよ!

ラッシャーさんと!」


「それは失礼しました。ニコッ

お気をつけて。」


いつから、カイはあんなにスパルタになったのだろうか…?

そんな事を思いながら、イライザの街に向かった。

ここまで読んでいただきありがとうございます!

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