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27 黄金の柵

これまでの種研究ガーデンでの研究によれば、黄金の野菜には味覚アップの効果が、そして、金の原石には硬度がアップし、耐熱効果が付与する事がわかっている。


つまり、この三重の円のEarthの二重目の塀には、普通のハイペリオンの木ではなく、黄金のハイペリオンの木の塀を作ろうということだ。


すると、恐らくハイペリオンの木の塀よりは、硬度と耐熱性がアップするはずである。


ただし、円は二重目で、塀の距離も一重目よりかなり長くなる。

おそらく、黄金のハイペリオンの塀をつくるのに、半月はかかるのでは無いだろうか?


俺は夕食どきになり、みんなが集まった所で、メニーストア区に塀をつくることを発表した。


「やったわぁ!

泥棒でも来たら、売り上げ全部持ち逃げよぉ!

これで、安心だわぁ!」


リアーナが言う。


「あぁ、それは良いけど、俺はしばらく塀に付きっきりになると思う。

だから、Earth副都長を今回決めておきたいと思うんだ。」


みんながざわつく。


「それは…










カイ、頼んだぞ。」


俺は言う。


「えっ!?

僕ですか!?


それは…

僕でお役に立てるなら、頑張りますけど…」


カイは言う。


「適任ですぅ!」


シャロンが言い、みんなは拍手でカイの副都長を承認してくれた。


「カレー店、チョコレート店兼工場、宿屋、そして、畑、と大変だろうけど、頼りにしてるぞ。」


そうして、その日の夕食も終わり、明日からの黄金のハイペリオンの塀づくりに向けて早めに眠りについた。
















次の日、さて、黄金のハイペリオンの塀を作ろうとすると、リアーナがやってきた。


「どうした、リアーナ?」


「これ、新しい種なんだけど、混ぜてみたらどうかしらぁ?って。」


リアーナは種の入った袋を俺に手渡し去って行った。


その種は…













超硬い種だった。


なんと言っても硬いのだ!


これは…


黄金のハイペリオンをさらに強化できるかもしれない!


俺は、黄金になるように種をブレンドし、さらに大きな木の種を5つ入れ、最後に超硬い種を混ぜて、地面に蒔いた。


すると…













全長60メートルにも及ぶ黄金のハイペリオンの木がなった!


触って強度を確かめるが、これなら大砲も跳ね返しそうだ。


そして、俺は次々と黄金のハイペリオンの木を生やしていった。


流石に10本生やすとエネルギー切れになったので屋敷に帰った。


少し寝る、とシャロンに言い置きして、結局夕食まで眠ってしまった…


うーん、疲れているんだなぁ…

みんなも疲れているだろうし…


明日は畑組は休みにするか!


宿屋とチョコレート店、カレー店はお客さんの都合上すぐに休みにはできないし…

しまった!

定休日決めとけばよかった…!

ここまで読んでいただきありがとうございます!

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