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真相〜明かされる過去と消された真実~  作者: ヤナギ / Yanagi
第2章 「明かされる過去」

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第3話 「1998年ー②ー」

渡部刑事部長に頼まれて向かった廃工場には誰もいなく、


中から現れたのはまさかの本人で取引を持ち掛けられた五十嵐夫婦。


2人が出した結論とは?

「わかりました。取引に応じます。」



敦史と典子は悩んだ末にそれが最善の策だと判断して渡部の取引に応じる旨を伝える。




「そうか。よろしい。早速だが、明日朝一で刑事部長室に改めてきてくれ。」




「わかりました。」




典子が返事をすると渡部とその輩はその場から立ち去っていく。




ー10:00過ぎ 警視庁刑事部長室ー




「失礼します。五十嵐敦史・典子参りました。」




「入りたまえ。」




2人の声の後に渡部が返事をし、入るように指示を飛ばす。




「それで、自分たちの処遇についてと昨日の件で来ました。」





「わかっている。まあ立ち話もなんだから座りたまえ。」




渡部に促されて近くにあった接待用のソファに腰を下ろす2人。





「さて、まず昨日の件は内部・外部問わずどこにも漏らさないようにするための


 誓約書をここに記入してほしい。」




渡部がデスクの引き出しの一番上の名から取り出して2人に見せたのは誓約書だった。


誓約書には次のように書かれていた。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


                      誓約書



 五十嵐敦史・典子(以下・甲)は渡部嘉郎(以下・乙)に対して

 1998年12月某日に現場で見たもの会話を

 すべて内部及び外部に公表しないことをここに誓います。


 ・五十嵐敦史は本日付で警視庁刑事部捜査一課 課長補佐に昇進とする。

        階級は警部補から警部に1階級昇進とする。


 ・五十嵐典子は本日付で警視庁刑事部捜査二課 課長補佐に異動とする。

        階級は警部補から警部に1階級昇進とする、 




 この上記の内容に同意します。




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



2人は誓約書に記入を終えると早速渡部から新たな職場に急行するように伝える。




「君たち、それの記入が終わったのならはたく現場に行きたまえ。」




「わかりました。失礼します。」




2人は刑事部長室を後にする。


去った後、渡部のケータイに電話がかかってくる。相手は警視総監のようだ。


ガラケーを開き電話に出る。




「はい。渡部ですけど、本日はどのようなご用件でございましょうか?」




ドスの利いた声で警視総監は渡部の電話に応じる。




「わたしだ。例の件の処理はうまくいったかね?」




「はい。おかげさまでうまくいきました。」




「そうか。あいつらにはしばらく私の直属の部下の下に置き監視する。」




「左様でございましたか。承知いたしました。」




「決して片時も目を離すんじゃないぞ。頼んだぞ。渡部君。」




「心得ております。」




渡部が丁寧な最期の一言を終えると電話が切られていた。




(まじか。俺か。あそこまで言ったのだから大丈夫だろう。)



自分の成果に満面の笑みを浮かべる渡部であった。




警視庁内に緊急の無線が全体に響き渡る。




「伝令。伝令。至急五十嵐敦史警部と五十嵐典子警部は警視総監室へ急行せよ。


 繰り返す。


 至急五十嵐敦史警部と五十嵐典子警部は警視総監室へ急行せよ。」



その無線を聞きつけた2人は慌てて警視総監室へと向かうことに。




ー11:00過ぎ 警視総監室ー




「失礼します。五十嵐敦史・典子参りました。」




ドアの目の前に立って大きな声で入室のあいさつをする。




「入りたまえ。2人とも。」




警視総監の一声とともに扉が開く音がして2人は入室することに。

渡部からの誓約書を書いて間もなく突如として警視庁内に響く号令。


呼ばれていたのは五十嵐夫婦だった、そして呼び出した相手は警視総監だった。


警視総監室に入った2人は恐る恐る話を聞くことになるのだが・・・・・・・。

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