表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
真相〜明かされる過去と消された真実~  作者: ヤナギ / Yanagi
第2章 「明かされる過去」

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

10/25

第5話 「隠れ家」

琢磨の父親である五十嵐敦史がいると言われている「石川県」を訪れた3人。


手紙によって指示されていた1台の黒いワンボックスカーの近くまで行くと


中から2人組の黒い滑降した男たちが現れて・・・。

「五十嵐琢磨くんと水野沙羅さんですね。」




謎の男に話しかけられて少しおびえている水野。そこに岩瀬が間に入ってくる。




「驚かせないでくださいよ。五十嵐敦史元公安部長。」




「すまないな。岩瀬君。」




車の中から現れたのはまさかの五十嵐敦史本人だったのだ。


そして、もう1人の男は警察学校時代の同期で今は石川県警に異動になった佐久間さくまつよし本部長だった。


五十嵐敦史は何十年ぶりに見る息子の琢磨を一目見ると安心しきった様子で話しかけてきた。




「琢磨。久しぶり。こんな形で再開することを許してくれ。」




琢磨は父親の一言で懐かしさと寂しさが溜まっていたのか人目もはばからず泣いてしまっていた。




「琢磨の彼女さんの水野沙羅さんだね。琢磨のことを長いこと助けてくれてありがとう。」




「いえ。こちらこそご挨拶が遅くなって申し訳ないです。」




敦史と水野の初対面の挨拶が軽く済ませた後、敦史は3人に向かって話し始める。




「とりあえずこの車で今隠れ家にしている家まで来てほしい。


 そこで、今俺が何をしているのかと亡き妻である典子の死の真相について話そう。」




「わかりました。失礼します。」




岩瀬に続いて琢磨と水野は車に乗り込む。




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

11:00過ぎ 石川県金沢市にあるごく普通の家(五十嵐敦史が隠れ家として使っている家)




「着いたよ。3人とも。


 ここで今俺は生活しながらある事件とある闇について調べている。」




何の変哲もない家に1台のワンボックスカーの駐車場に車を止める。


運転手を含めた全員が車から降りてきて、家の玄関前まで歩いていく。




「さあ、ここで詳しい話をしよう。佐々、中に入ってくれ。


 岩瀬だけ少し話をしたいからちょっとだけ残ってくれ。」




「わかった。2人は先になかにはいてくれ。」





「了解です。沙羅、先になかに入っていよう。」




「そうだね。琢磨。中に入ろうか。」




琢磨、水野、運転手は中に入ってリビングへと足を進める。




「それでだ。追跡はされてないか?」




「おそらく大丈夫かと。万が一のことがあっても警察官がこれだけいれば問題ないかと。」




「そうだな。水野沙羅についてどう思う?」




五十嵐敦史はなぜか琢磨の彼女である水野沙羅について岩瀬に質問し始めた。


岩瀬は「特に今のところ問題はない。」と答えるが、気になったことを敦史に話す。




「ついこの間。琢磨が何者かに連れ去られる事件があって、


 俺が駆けつける前に水野がその場に居たんだよ。


 その時は、単なる偶然かGPSか何かつけてるのかと思っていたのだが、


 どうやらそうではないらしい。」




琢磨は、あの場面では単なる偶然としか思っていなかったが、


岩瀬はこれが仕掛けられたものだと推理しているのだ。




「それで、敦史さんはどう思いますか?」




敦史も岩瀬と同様なこと思っているのだが、付け足す。




「彼女の両親は確か・・・謎の不審死を20年前に遂げているよね。」




「どうして、そのことを知っているのですか?


 自分は特に気にも留めなかったのですが・・・・・・。」




どうやらもし裏切り者がこの中から出た場合、「裏切り者は水野沙羅」と


敦史と岩瀬は推理し結論付けたようだ。」


だが、肝心な証拠等がないことには決めつけるにはまだ時期早々だ。




「そして、もう1点。彼女は数年前に君の息子と結婚していて


 現在は専業主婦をしているのだが、外出の頻度がかなり多いらしい。」




「なるほど。それは怪しいけどひとまず泳がせてみるか。」




「そうですね。そうしましょうか。琢磨君たちも待っていることなので


 家の中に入りましょうか。」




岩瀬と敦史と佐久間は家の中に入る。


そして、その3人の会話を遠くから覗いている怪しい人物がいることに


全員は気づくはずもなく、ただ時間だけが過ぎていった。




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

11:40過ぎ 石川県にある五十嵐敦史の隠れ家




リビングに全員が集まっていて机には出前で注文した「ピザ」が8枚が置かれていて


ちょっと早めの昼食をとることにした一行。




「食べながら、耳だけ貸してほしい。」



敦史が全員に聞こえるように「ここにいる理由」を話し始めた。


全員はピザを食べながらその話を聞いていた。




「俺がこの石川県にいるのは現警視総監の渡部嘉郎の過去の闇と


 現在、現内閣総理大臣で元警視総監の相良直達がしようとしていることを


 止めるために、数年前から調べていたのだが・・・」




「ある日家に帰ると家が全焼していてね。琢磨が住んでいる家は


 立て直した家なんだ。少し改良しておいたけどね。」




琢磨が敦史の言葉に引っ掛かりを感じて聞き返してきた。




「お父さん。なんでその2人なん?」




「それはだな、昔俺と妻がある事件の捜査中に彼らのたくらみに気づいて


 それを暴こうと刑事部長に話をつけに行ったのだが、


 見破られてしまいそれに、当時警視総監だった相良直達にも返り討ちにあって


 なくなくその話を受け入れて琢磨が大きくなって警察官になったらこの話をしようと


 岩瀬君と話をつけていたのだが、まさかその前にあんな事件が起こるとは・・・」




その場に居る全員が敦史の言葉を聞いて話の内容とその話し方からして納得していた。


ここで、運転手がピザを食べていたのだが手を止めて突然会話に入ってきた。




「私は、偶然にも敦史さんと警視庁時代の後輩で


 敦史さんがなぜ急に移動になったり姿を消したりしたのかいまだに覚えていたので


 姿を消す前に警視庁をやめて手助けをしています。


 警視庁時代には色々助けてもらったのでその恩返し的な感じですかね。


 もちろん、琢磨君のことはすでに話は聞いています。」




「ありがとうございます。」と琢磨は運転手の最後に言葉に感謝の言葉を述べる。


楽しい団欒だんらんの中、家のインターフォンがリビングに鳴り渡る。




「ピーンポーン」




敦史と運転手が2人で玄関に行き誰が来たのか見に行くことに




「こんな時間にお客さんなんていないはずなんだけどな・・・」



敦史の一言にうなずく運転手。




「どちら様でしょうか。」




玄関外から見えてきたのは警察の格好をした男2人とその後ろには10名弱の男たちが立っていた。




「おい、これって・・・。上村君。」




運転手(上村うえむらただし)が敦史の言葉を聞いた瞬間にすぐ答える。




「はい。おそらく我々に対してのお客さんかと・・・」




「たしかにそうだやよな。」




玄関を叩く音がするとともに「五十嵐敦史さんの家ですよね。石川県警のものですけど。」


警察官の1人が大きい声で訪ねてきた。




「おい、佐久間。今すぐこの家から逃げろ。奴らだ。」




敦史は声を張り上げてリビングにいた佐久間に伝言を伝える。




「わかった。死ぬなよ。敦史。」




返事が返ってくるとともに琢磨たちに急いで準備をするように促す。




「今開けますね。少々お待ちください。」




「わかりました。」




五十嵐敦史は玄関の靴箱の中に隠していた拳銃を2丁取り出して上村に渡す。


上村は受け取るとすぐに構える。




「生きて帰ってこれるかな。楽しくなってきた。」



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


第2章 ー明かさる過去ー ー完結ー


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

楽しく団欒していたみんなのもとに現れた石川県警を名乗る警察官が10人以上で押しかけてきた。


五十嵐敦史はすぐにこの場は危ないと判断し、佐久間に逃げるように催促。


敦史と上村は玄関にて出迎えの準備をして、玄関を開けるとそこには・・・・・・。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ