表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
火を見るより明らかな  作者: ルン
一章 火にかけて炙り出す
3/4

前編 暗号という名の謎

 中間試験が1週間後に控えている今日、普通なら部活は休みになる。

 ……しかし、僕ら4人の謎解き活動は部活ではないから、もちろん通常営業だ。僕らの活動が休みになるかどうかは、全て『彼女』の気分次第。

 そして、その彼女は今日、いつにもまして機嫌が良かった。理由はこれから分かるらしい。

 ハッキリ言おう。僕は激しく不安だ。


「はぁぁ……今日はどんなことをやらされるんだろうね?」


 僕と同じ意見を抱いているであろう2人に、共感を求めて話を振ってみる。


「さぁな……けどよ、律の機嫌が良いんだぜ? どうせろくでもないことに決まってる……」

「あうぅ。邪推はダメですよぉ! すごく楽しいことかもしれませんよ?」

「あははは! 藍は面白いことを言うね! 僕にはとてもそうは思えないよ……」

「俺も全く同じ意見だ……」

「あぅ……」


 早めにいつもの空き教室へ集まった僕ら3人は、これから何が始まるのかそれぞれ予想して過ごしていた。

 まぁ、一つとしてろくな予想はないんだけど。

 流石の藍も、今日は本を読んでいられるほどの精神的余裕はないみたいだ。

 どうか、まともなものでありますように!

 僕がそう願っていると、ガラガラと音を立てて勢いよく部屋の扉が開かれた。


「待たせたわねッ!!」


 そう大声でのたまって、『彼女』が部屋へと入ってくる。

 綺麗な黒髪のショートボブに、白いカチューシャは彼女のシンボル。

 気の強さを感じさせるつり目と、ニヤリという擬音が良く似合いそうな悪人顔は、活発で悪戯好きな彼女の性格を反映したものだろう。褒めているわけではないけれど、よく似合っている表情と言えた。

 永瀬律ながせ りつ。このグループのリーダーにしてエンジン、かつトラブルメーカーである彼女は、今日も絶好調らしい。

 思わず天を仰ぎかけてしまう。落ち着け僕。まだ何も始まっちゃいない。


「お、遅かったね、律。……もっと遅くても良かったんだけどね」

「何? 私の方針に何か文句でもあるの? 私が面白そうと思ったことを皆で楽しむ。それが私たちの活動。そうでしょ?」

「おい、繋。どうせ逆らったところで無駄なんだし、やめとけよ……」

「あうぅ。律ちゃんは頑固ですから……」


 2人とも妙に諦観をにじませた、どこか疲れきったような表情でそう言う。

 きっと過ぎ去った昔のことを思い出しているのだろう。

 律に振り回されまくった幼き日のことを……

 まあ、振り回されつつもそれが楽しかったから今でもこうして集まっているわけだけど。


「ま、まあ皆がそう言うなら僕もそれでいいけどさ……それで? 今日は何をするの?」

「今日はある人を招待しているの。これからその人を紹介するわ!」


 あぁ、僕ら以外にも他の人を巻き込んだんだね……本当、その人には同情するよ。でも、ごめん。僕にはどうすることもできません!!

 せめてもの罪滅ぼしに、僕は空の上の神様に祈りを捧げておくことにする。

 律の犠牲になった、哀れな子羊に祝福を……


「さぁ、岩戸さん、入っていいわよ」


 律がそう言うと、扉から女子生徒が顔を出した。

 身長は160センチくらいだろうか? 青みがかった髪はサイドテールにまとめられている。

 目はつり目ともたれ目とも断定できず、ごく普通の着こなしの制服と腰に巻き付けてあるジャージという組み合わせでは、一見して性格が読み取れない。


「初めまして。私、岩戸利奈いわと りなって言います。永瀬さんと同級生ってことは同学年だよね? よろしく」


 大人しめとは言えないが、快活というほどでもない、ごく普通の女の子だった。

 髪色を除いて、パッと見ただけではあまり印象が残らない感じだ。


「岩戸さん、目の前にいる顔も普通、背も普通でいかにも頼りにならなそうな冴えない男が風見繋かざみ けいよ。親愛を込めて、風見鶏かざみどりって呼んであげて」

「ちょ、それはいくら何でも酷くない!?」


 律のあんまりな紹介に、流石の僕も食って掛かる。

 そりゃ、僕は気が弱くて周りに振り回されがちだし、あながち間違っていないのかもしれないけれど……

 少し落ち込みかけたけど、気を取り直して、僕が残りの2人についても紹介することにする。


「えっと、初めまして。風見繋です。よろしく。あと、こっちの二人はやたらでっかい方が富樫洋、女の子の方が根本藍」

「は、はぁ……」

「俺も同学年だ。よろしくな」

「私もです。よろしくお願いします」


 2人のことも僕が紹介すると、岩戸さんは若干ひきつった笑顔を浮かべた。

 洋は無駄に威嚇的な容姿をしてるから、きっとそのせいだろう。


「さて、互いに紹介も終わったし、早速本題に入るわ。岩戸さん、アレを出して」

「あ、うん。分かった」


 そう言って岩戸さんが取り出したのは、綺麗な白い封筒だった。


「律、これは?」

「今日の朝、彼女の下駄箱に入っていたものだそうよ。この中にあるものが問題なの」

「そうなんだよね~。一体何が何だか……」


 岩戸さんが中から紙を取り出す。開くと、そこに記されていたのはとても奇妙なものだった。


 ・居合

 ・オブジェ

 ・試験

 ・ソテー

 ・治水

 ・なにわ

 ・やだ

 ・リヒテンシュタイン

 ・レリーフ

 ・和解


「こ、これは……」


 意味不明な単語の羅列。その単語は、一文字目のみ赤で書かれている。加えて、紙面の右上には『鳥が鳴いている絵』が描かれており、その絵から左向きへ『居合』から『和解』に向かって赤い矢印が伸びていた。矢印の上、紙の中央上部には大きく『2』という数字まで記載されている。

 手紙というには、筆者の『伝えよう』という意思があまりに欠如していた。

 何かの表だと言われた方が、まだ納得できるだろう。


「うわ、何だこれ? これ書いた奴は何がしたかったんだ?」

「一種の暗号ですかねぇ?」


 洋と藍も頭に疑問符を浮かべている。こんなものは滅多にお目にかかれないだろうから、当然だ。


「確かに暗号かもしれない。律はどう思う?」

「私にも確証はないけど、恐らくそうでしょうね」


 やっぱり暗号か。これで律が上機嫌だった理由が分かった。

 ミステリー好きな彼女なら、この手のものは大好物だろう。


「要するに、今日の活動はこれを解くこと?」

「ピンポーン! 大正解。まぁそういうことよ」


 そう言って、律は満面の笑みを浮かべる。


「どう? 面白そうでしょ?」

「はいはい……」

「さて、じゃあ皆で考え始めましょうか」


 律は悪戯好きの悪い笑みを引っ込めると、真剣な顔で思案を巡らせる。


「まず、基本的なことの確認からいくわ。岩戸さん、これは、今朝、貴女の下駄箱の中にあったのよね?」

「うん。朝いつもと同じように登校してきたら、下駄箱の中に封筒が入ってたんだ」

「他に何かいつもと違うところはあった?」

「うーん、ないと思うけど、私って適当だから見逃してるかも」

「ふむ。要はこれだけが手がかりってことね……」


 封筒と紙以外には全く手掛かりなしか……これは結構難しそうだ。


「おいおいマジか? この意味不明な紙だけで解けるのかよ……」

「あうぅ、そうですよね。何かヒントになるようなものがあれば良いんですけど」


 2人の言う通り、まずは何でも良いから情報が欲しいところだ。

 ここはとりあえず、送られてきた当人である岩戸さんに質問してみるべきだろう。


「岩戸さんには何か心当たりとかないの?」

「え!? あ、あはは、そ、そんなものないよ!? まさかアレってことはないし……」


 なんか今激しく動揺してたんだけど……

 もしかして何か心当たりでもあるのだろうか?


「めちゃめちゃ怪しい反応ね……何かあるなら言ってくれないかしら?」

「えぇぇ…いや、恥ずかしいし……」

「でも、岩戸さん、それがこれを解くヒントになったりするかもだよ? 僕からもお願い」

「そうだぜ。何でもいいから言ってくれよ。これだけじゃ全然分かんねぇしよ」

「はい、どんなことでも良いので……」

「うぐっ……」


 僕達4人から圧力をかけられた岩戸さんは、数秒うつむいて黙り込み、その後恥ずかし気に口を開く。


「……え、えっと、ら、ラブレター、かな? とか最初は思ったんだけど違うよね! ってそれだけ!!」


 あ、あぁ、なるほど……

 下駄箱に封筒ってシチュエーションなら、確かにそう思っても不思議はない。

 いや、むしろ普通なら真っ先に考える可能性だ。


「なるほど……内容が内容だから断言はできないけど、その線はあるかもしれないわね。一応覚えておきましょう」

「いや、私なんかにラブレターとかないって!」

「まあまあ、可能性の話だから。僕もあり得ると思うよ」

「てか、ラブレターって下駄箱に入れるもんなのか?」

「漫画とかではよくあるシチュエーションですよねぇ」


 確かに、漫画とかアニメとかだとよく見る展開な気がする。

 ただ、僕は現実でそれを見たことはないから、何とも言えないけど。


「まぁ、そろそろ事前情報は出尽くしたみたいだし、考えてみましょうか」


 さて、律もそう言っているし、僕も考えてみよう。

 まず、この紙を見て気になるところは……この矢印だろうか。どんな意味があるんだろう?


「ねぇ、律、この矢印は何だと思う?」

「そうね……左を向いているし、右から左へ何かの向きを表していると考えるのが自然よね」

「そうだね、多分そうなんだろうけど……」


 一体何の向きを表しているのだろうか?

 ここで注目するべきなのは……そう、恐らくこの単語に関係あるんじゃないか?

 単語の羅列、そして『方向』……


「律、もしかして、この並んでいる単語に関係あるんじゃないかな?」

「そうね……最初の一文字目が同じ赤色だし」


 律は一旦目を閉じて数秒考えた後、自らの考えを口にする。


「だとすると、『単語の並んでいる順番』を表してるんじゃないかしら? 何かの順で、右から左へ並んでいる」

「なるほど……そうだった場合、岩戸さんはその順番に心当たりがあったりする?」

「空……て 沖……辺に~♪」


 話を振ったのに、岩戸さんから返事がない。怪訝に思い、顔を覗き込んでみる。


「岩戸さん?」

「……え? 私? うーん、ごめん、全然ない……」


 今、返事をする前に岩戸さんから何か聞こえたような? 気のせい?

 しかし、岩戸さんにも心当たりがないとなると、今の時点では手詰まりかな……

 次は別のことに注目してみよう。この2という数字も気になる。

 何を表しているのかは分からないけど……

 とりあえず、律に話を振ってみよう。


「この目立つ数字は何なんだろうね?」

「それは私も気になっているわ。2か……2番目とか2列目に注目? あるいは文字数なんかの数字が絡んだところに何かあるとか……」


 律の考えを聞いて、洋は眉根を寄せる。その小さい脳みそをフル回転させているらしい。


「2列目っていうと、上から『合ブ験テ水速だヒリ解』か? なんだこれ……」

「文字数は上から、『2、4、2、3、2、2、2、9、4、2』ですかねぇ? 確かに2が多い気がしますが、他の数字も結構ありますよね……」


 文字数という考えは良い線な気がしたが、藍の言う通り他の関係なさそうな数字も多い。

 ……現状では、2について役に立つ案は出なそうだ。違うところにも注目してみよう。

 実は、最初からこの鳥の絵が一番気になっていた。

 表に書いてあるのモノの中で、明らかに異質な気がするし……


「この鳥は何を表しているんだろう?」

「正直これが一番分からないわ。他のは色々考えようがあるんだけど、この絵についてはさっぱりね」


 律はやれやれと肩をすくめる。


「律が分からないっていうんなら相当なんだろうな……」

「ですねぇ……」


 洋と藍も目を丸くして驚いているようだ。

 律はミステリー好きを公称している通り、僕たちの中では一番こういうパズルが得意だ。

 その律が手こずっているのだから、僕達には相当難しいに違いない。


「岩戸さんには何か引っかかるところとかないんですかぁ?」

「そうだね。岩戸さん、この鳥に関しては何か分かる?」

「え? 鳥? いやー、全っぜん分かんない! あはは、役に立たなくてごめんね……」


 岩戸さんにも分からないとなると、とりあえず後回しにした方がいいだろう。

 ――これで一応、一通り気になっていることは考えてみたかな。

 でも、全然突破口が見つからない……


「とりあえず、今まで分かったことを整理してみましょう」

「うん、それが良いかもね」


 一つ一つでは分からなくても、合わせて考えれば何か分かるかもしれない。


「まず、赤い矢印について。これは、単語の一文字目が赤いことも併せて考えると、『単語の並び順』を表しているのだと思うわ。右から左へ、何らかの規則に基づいて並べられている」


 思わせぶりに単語の文字が赤くなっているし、矢印についてはそれで間違いないと思う。


「次に、2という数字について。これは現時点では何とも言えないわね。ただ、2番目や2列目に注目、もしくは文字数に関わる何かである可能性はある」


 2については、ハッキリとはしないが一応考える方向性くらいは分かっている、という段階だろうか。


「最後に、鳥の絵について。……これに関してはサッパリね。現状は放置するのが妥当かしら」


 そう、この鳥に関しては正直意味不明だ。とりあえず置いておく方向で……


「以上よ!」


 律は満面の笑みを浮かべ、堂々と胸を張ってそう宣言した。


「んん? 永瀬さん、それはつまり……何も分かってないってことかな?」

「そう、要するに現状手詰まりってことね!」

「おいおい……」

「あうぅ……」


 分かってはいたが、笑顔で言うことではないと思う。洋と藍も、ため息をついて呆れていた。


「こういう時は方向性の転換が必要よ」

「そうだね……律、具体的にはどうするの?」

「……とりあえず、この単語を全部カナに直してみましょう。こういう時の定番でしょ?」


 確かに、こういう単語がいくつも並んでいるような時は漢字のものをカナに直すのはクイズの定番だ。


「なら、とりあえず直してみようか」


 ・イアイ

 ・オブジェ

 ・シケン

 ・ソテー

 ・チスイ

 ・ナニワ

 ・ヤダ

 ・リヒテンシュタイン

 ・レリーフ

 ・ワカイ


「なぁ、これって何か変わったのか?」

「あうぅ、確かに文字数は変わってますけど……」


 とりあえず全部カナに直してみたけど。2人の言う通り、正直これを見ても僕には何も思いつかない。


「僕はこれを見ても何も思いつかないな……」

「私も同じかなー。何も思いつかない……」

「うーん……あ! これって……」


 何事かを考えていた律が、目を見開いて手を叩く。


「律、何か分かったの?」

「そうよ! もしかすると並び順の規則が分かったかもしれないわ!」


 そう言った後、こちらを向いてニヤリと笑う。


「繋、何だかわかる?」

「え? うーん……」


 律はこういう無茶ぶりが大好きだ。その上、外すと不機嫌になるから質が悪い。

 逆らえない僕は観念して紙を見つつ、色々と思考を巡らせていく。

 すると、1つ思い当たる規則が見つかった。最も基本的な並び順だ。


「……もしかして、『あいうえお順』?」

「そう! 大正解! 多分そうなんじゃないかと私は思うわ」


 律は紙を皆に見えるようにすると、単語の頭文字を指さす。


「皆、まずはこの単語の並びの右の方を見て欲しいの。その頭文字は、『イ、オ、シ……』ってなってるわよね?」

「確かにそうだね」


 律の指摘に、岩戸さんもうなずいてくれる。


「次に、左の方を見てくれる? 『……リ、レ、ワ』ってなってるでしょ? ほら、『あいうえお順』だと思わない?」

「あ、確かにそれで考えると、きちんと右から順に並んでますねぇ!」

「ん? あいうえお順ってどんな並びだったっけ? なぁ、誰か教えてくれねぇか?」


 ……1人、高校に受かったのが信じられないようなことを言っているバカがいる。

 経験上こういう時は、話をそらしてしまうのが一番だ。


「……洋、今日の夕飯のことを考えてる時って幸せだと思わない?」

「ん? あぁそうだな! 飯のことを考えてるときは一番幸せだぜ」

「うんうん。じゃあその調子で今日のおかずは何にするか悩んでてよ」

「了解だ! 今日はハンバーグにしようか、それともハンバーガーにしようか、いいや、ハンバーグドリアって手もあるな……」


 うんうん。これで放っておいて大丈夫だよね。洋に合わせてると永遠に終わらなそうだし。

 それにしても、洋の夕飯のレパートリーはハンバーグばっかりだね……


「洋は放っておくとして、並びはあいうえお順っていうのは合ってる感じがするね」

「でしょ! 漢字のままだと分からなかったわ。つまり、この変換は間違っていなかったってことね」


 確かにそうかもしれない。

 でも、並びの規則が分かっただけでは、結局これからどうするのか分からない。


「律、確かに並びの規則は『あいうえお順』だと思う。でも、それが分かったところでどうしようもなくない?」

「いいえ、そんなことはないわ」


 予想外のキッパリとした否定に、多少面食らってしまう。


「変換が正しかった以上、もう一度数字や鳥の絵の意味を考えてみるべきよ。何か分かるかもしれない」


 なるほど。変換をした後なら結果が変わっているかもしれない、ということか。


「とりあえず、2列目を抜き出してみますと、えっと、『アブケテスニダヒリカ』? あうぅ何ですかこれぇ……」

「『アブケテスニダヒリカ』? 律、これに何か意味があるの?」

「2列目を抜き出すのは良い手だと思うんだけどね……何かの呪文にしか聞こえないわ……」「一応聞いておくけど、岩戸さん、この呪文に聞き覚えは?」

「流石に呪文に聞き覚えはないかなー」

「だよね……」


 その後、2についての他の可能性や鳥の絵についても考えてみたが、何の進展もなかった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ