異世界とは?
そんなにまじめに考察をしていないので、ゆるーく読んでください。
Bonsoir!
え、今は昼?
それにここは日本だから、日本語を使えって?
それは大変失礼しました。
何分私は異世界に住んでいますので、あなた方とはちょっとずれているんですよ。
さて、本題に入りましょう。
「異世界って何のことですか?」
いや、これじゃあわかりにくいかな?
「何をもって異世界とするんです?」
異世界と名のつく作品はたくさんありますよね。
異世界転生、転移なんてジャンルまであります。
でも、そもそも異世界の定義って何なんでしょうか。
「異なる世界」
そのままの意味でとらえると、こんな意味ですね。
ただ、私が見てきた限り、これをもっと正確に言うと……。
「(自分が今いる現実世界とは)異なる世界」
こうなりますかね。
まあ、例えば括弧の中にはこんな言葉も入るかも。
「(自分の考えと他人の考えが)異なる世界」
仮にこうしてしまったら、みんな異世界に生きていることになってしまいますね。
だから、ここでは前者を一般的解釈として話を進めましょう。
話を進めるうえで、私たちはある問題にぶつかります。
「異なる」という言葉をどう解釈するかです。
例えば、この世界では(少なくとも私は)魔法が使えません。
なので、もし私が魔法を使うことができる世界に行った場合、そこはもちろん元いた世界とは異なっているので、異世界転移と言えるでしょう。
では、もし私がタイムマシン(時間移動ができる機械)に乗って、未来に行ったとします。
そこは、呪文を唱えると音声認識で電池内蔵の杖から火が出る世界だったら……。
これも異世界ではないですか?
しかし、この例は非常に悪い例です。(おい!)
なぜなら、タイムマシンを使った時点で見方によっては異世界転移じゃないですか?
つまり、私は「(時間が自分の元居た世界とは)異なる世界」に行ったと言いたいのです。
時間が異なっていても、同じ世界であるなら異世界転移ではないと反論したい人もいると思います。
では、仮にそう仮定場合どういった問題が起こるのか見てみましょう。
たとえ話を一つ。
主人公は剣と魔法の世界に召喚されました。これは異世界転移ですね。
しかし、その世界は人類の文明が一度滅びた後に、再び異なる形で文明が再構築された世界だった。
そして、主人公は失われた文明を調査するために過去から連れてこられた人だった。
この場合、主人公は異世界転移していないことになりますよね。
なぜなら、時間は異なっていても同じ世界なので。
話がそれて、タイムマシンの話になっちゃいましたが、他にも異世界の問題点ありますよね。
例えば、VRゲームと異世界転移ってどうやって分けるのかとか。
ゲームをプレイしている人って、一時的に異世界転移していると言えますよね。
ゲームの中の世界は異世界ですから。
反対に、異世界に行ったと思ったら、そこはゲームの中だった場合はどうでしょうか。
それは異世界転移ではなく、ゲームプレイとも言えます
ゲームは大抵意図的に行いますし、異世界転移は不本意にすることが多いです。
が、絶対そうではないので、明確に両者を分ける線引きはないのではないかと思います。
拙作『異世界転移したと思ったらしていない!?けどなんとかなり-システムエラー-ましたしたま~固定観念にとらわれるな~お前の常識は絶対的なものではなく可変である~』では、タイトルからもわかる通り、主人公は最初のころ自分は異世界転移したと考えていました。しかし、途中で自分はゲームの世界に行ってしまったのではないかと疑問を持ち、異世界転移ではないのではと思い始めます。この物語の主人公はゲームの世界に行くことが異世界転移だとは思わないようです。(詳細は読んでみてね。)(唐突な宣伝。)
なんだか長くなってきたので、締めに入りたいと思います。
(本音を言うと、飽きました。書くのが疲れたのじゃ。)
そもそも異世界というジャンルでくくるから、これらのややこしい問題が出てくるのでは?
ファンタジーと言っておけば、割となんでも解決されると私は思うんですよね。
だって、私が持っている『新明解国語辞典 第七版』でファンタジーと調べると……。
『ファンタジー:1.夢のような空想。2.幻想曲』
エッセイでもない限り、大抵の小説は空想なので、ファンタジーですよね。
問題は「夢のような」空想ですからね。
みなさんなんとか夢のある空想をしてみてください!
後に行くほど、適当になっていく文章……。
本当はもっと考えをまとめたかったのですが、難しくて(めんどくさくて)集中がきれてしまいましたわ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
何か異論がありましたら、感想をお願いします。
(お手柔らかに……。)