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遅筆の歌

ああ、筆が進まない


今日も少ししか進まない


周りを見れば速筆ばかり


どうしてわたしは遅筆なの


今日も遅筆は歌を歌う


はやく速筆になりたいな




ああ、筆が進まない


今日も少ししか進まない


ほら、物語の主人公くんもあきれ顔


早く僕の進めてよ


はい、無理ですごめんなさい


うまい言葉が出てこないの


集中力が続かないの


ネットを見ちゃうの


掃除を始めちゃうの


ああ、筆が進まない


今日も少ししか進まない


物語の主人公くんの視線が視線が痛いです


どうしてわたしは遅筆なの


今日も遅筆は歌を歌う


はやく速筆になりたいな




今日は頑張ったと満足感


文字カウント五百文字


ああ、筆が進まない


今日も少ししか進まない


暇さえあれば文字カウント


何回やっても変わらない


それでも押しちゃう


つい押しちゃう


ああ、筆が進まない


今日も少ししか進まない


いくら押しても五百文字


どうしてわたしは遅筆なの


今日も遅筆は歌を歌う


はやく速筆になりたいな





ああ、筆が進まない


今日も少ししか進まない


今日も書かずに口ずさむ


どうしてわたしは遅筆なの


今日も遅筆は歌を歌う


はやく速筆になりたいな


はやく速筆になりたいな


歌ってばかりで進まない


今日も今日とて遅筆は歌う


速筆になりたい遅筆の歌


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― 新着の感想 ―
[一言] わかるなぁ。 そういう時に限って、面白いサイトや動画をみつけちゃったりするんですよね。――何故なんでしょ。 自分は、手直しの止めどころがわからないタイプの遅筆なんですw
[一言] はい! それは私です。w
[一言] これは私の歌です! いえ、違いました! 私は五百文字も書けない時があります! 五百文字書ければいい方です! って言うか、この内容を詩にしてしまうって、画期的です! この発想はありませんで…
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