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第二十七話 希望の光

『死ぬなよ。五十嵐』

死を覚悟した五十嵐の脳裏に、康太の言葉が響いた。

目を閉じようとしていた五十嵐は、カッと目を開き手榴弾が爆発する前に、動こうとしなかった体を無理やり動かし、横っ跳びをし、物陰に隠れた。

渡り廊下を走ってくる敵の足音は、さっき投げ捨てた手榴弾の爆発で、悲鳴と共に消え去った。

爆風と爆音が五十嵐に襲いかかり、物陰に隠れていた五十嵐は思わず両手で耳を抑え、音と振動が収まるのを待った。

天井や壁から瓦礫がパラパラと落ちる音だけが周りに響き始める頃、五十嵐はようやく物陰から顔を出した。

さっきまで立っていた場所には見事に穴が空き、渡り廊下の一部が崩れ、敵の姿も見当たらなかった。

「はぁ・・・どうやらまだ生きてるみたいだな」

深くため息をつく間もなく、外の方からは銃声が鳴り響いていた。

まだ外で康太達が戦っている。

「くそっ」

五十嵐は銃を再び手に持ち、目の前に伸びる階段を駆け上がった。


階段を上がり切り、扉を開くと建物の屋上からは施設全体を一望でき、ちょうどいい所に見張り台がありそこから康太達狙う狙撃兵の姿があった。

五十嵐は、敵の背後を取り後ろから襲いかかり敵の胸元にあるナイフを取り敵の胸に突き刺した。

敵の持っていたライフルを奪い、スコープで康太達の後を追いかけた。

壁に向かって走る康太達は、衰弱が激しく思うように体を動かせていなかった。

そんな中、悠二が壁に一番乗りをし、後から来た康太達に自分を台にし、壁の向こうへと渡した。

全員を壁の向こうへとやった悠二は、敵に囲まれる中、少しでも注意を引こうと彼等に向かって発砲した。

だが、悠二の体に大量の弾丸が撃ち込まれ、壁にへばり付くような形でズルズルと倒れ込む姿を五十嵐は見る事となった。

「悠二・・・」

五十嵐は康太達の無事を祈りながら、下へと降りて行った。

見取り図が書かれた看板を見て、この棟に医務室がある事を確認し、五十嵐はそこへと向かった。

誰もいない事を確認し、室内へ入ると大量の医療具が置かれていた。

脂汗が吹き出る中、鎮痛剤とバーナーを手に取り、火を付けた。

服を捲り上げ、化膿する腹部を確認すると鉄を火であぶり、化膿する腹部へと押し付けた。

自分の肉が焼ける異臭と痛みに耐えながら、出血する傷口を熱で塞いだ。

消毒液を傷口に大量にかけ、包帯で応急処置をすると、足早にその場から立ち去った。


「ねぇ、それ最後まで聞かないと駄目?すっごい気分悪くなるんだけど」

「いや、ここはどうでも良かったな・・・」

過去の話をし出した五十嵐だが、あまりに想像したくない話を聞かされ思わず洋子は話を止めた。

「でも、その後どうやってそこから脱出したの?」

「康太達が脱出したからな。それに乗じて外に出たんだ。捕らえられていたプレイヤーは他にもいたんだ・・・そいつ等と共に脱出した。だが、多くの犠牲が出た」






囚われた時に使われた光の無い細い通路を五十嵐と囚われていたプレイヤー達は後ろからこちらを追う足音を耳にしながら走っていた。

「急げ!走れ走れ!」

声を張りながらも、食料もろくに与えられていなかったプレイヤー達の体力は衰え、体が思うように動いていなかった。

「走ったってどうする!もし、無事にこの通路を抜けて外に出たとしても、あるのは砂漠だけだ!」

細い通路を抜け、小さな部屋でプレイヤーの一人が足を止めた。

一人が足を止めるのを合図に全員が部屋で足を止め、乱れる息を整えようとした。

「大丈夫だ。外に出てから考えればいい、俺達は助かる」

「大丈夫?どこの口が言ってる?捕らえられていた俺達だぞ?また捕まるに決まってる!」

「落ち着け!」

不安という重苦しい空気が部屋に充満しつつある中、耳をそば立てていた五十嵐が「シッ」と全員に口を閉ざすように言った。

全員が耳をそば立てると遠くに聞こえていた足音が、確実にこちらに近づいて来ていた。

五十嵐は、扉の横の壁に立ち、ナイフを握り胸に構えた。

半開きになっていた扉からゆっくりと顔を出す敵の首根っこを押さえ、うつ伏せに押し倒すと悲鳴を上げる前に五十嵐はナイフで敵の首を切った。

「・・・一つ聞くが、俺がお前等を助けた時、なんのために俺に付いてきた?助かりたいからじゃないのか?」

地面に倒れる敵から銃を取り、そばに立つプレイヤーに投げ渡しながら五十嵐は周りに立つ奴等を睨みつけた。

「例え淡い希望だったとしても、全員が共通して見たはずだ。だから付いてきたんじゃないのか?・・・その希望を現実にするためには、ここにいる全員の協力が必要だ」

「・・・・」

「俺達はここに連れてこられた時に、出入り口にあるバリケードを一度見たはずだ。そこには少なからず敵がいる。そこを素早く出れれば、俺達は自由の身だ。全員で外に出るぞ」

全員が言葉を噤むが、彼等の目には負のオーラが感じ取れず、全員が同じ気持ちを持っていた。

五十嵐は、そんな全員の表情を確認した後「生きたい奴だけ、俺に付いて来い」と言い残し先を進み始めた。

五十嵐が通路の先へ進み始めると、誰一人止まる事無く、五十嵐の後へ続いた。



薄暗い通路を抜けると開けた場所にやってきた。

開けた場所には、トラックや車を出入りする為か大きな扉とその扉を開閉する為の部屋があった。

五十嵐達は、陰に潜み敵の数を確認した。

「開閉装置の場所に二名、上の階の見張り台に一人・・・中央に三人か」

「部屋を閉じられたら困る。中央の敵を後回しに、上の階と部屋の二人を先にやろう」

「よし、上は一人でやる」

「俺とこいつで部屋の二人をやる。ナイフとハンドガンをくれ」

陰に潜んでいた三人が、武器を貰い移動を開始した。

上の階に登るには、梯子を気付かれないように移動しなければならなかった。

中央にいる敵の動きを見て、梯子を登らなければならなかった。

梯子の下にやってきた仲間は、梯子に手をかけ目を閉じ深く深呼吸した。

そして、意を決し梯子をのぼりはじめた。


開閉装置のある部屋に向かった二人は、部屋の前にまで到達した。

扉の横に張り付き、室内を覗きこむと二人の敵兵が背を向けていた。

「右」

「左」

どちらをやるか互いに確認すると、ナイフを抜き取り室内へと突入した。

扉の開く音に気がついた敵の二人が振り返るが、部屋に入ってきた二人に驚き、銃を構えるがそれよりも早く二人が敵の首をナイフで切った。

室内から漏れる光で見える窓ガラスに鮮血が飛び散った。

「・・・よし、中央の敵を引きつけるぞ」

五十嵐の言葉に残っていた仲間が「おぅ」と小声で答えた。

陰から姿を出した五十嵐達は音を立てずに、中央にいる三人に向かってゆっくり近づき始めた。

ライフルを持つ仲間は、置かれている荷物の脇に身を潜め、敵に銃を向け構えた。

ズカズカと歩く五十嵐はナイフとハンドガンを両手に持ち、三人に近づいて行った。

堂々と歩く五十嵐に気付き、敵の三人は何事?と理解できず首を傾げる中、五十嵐の手に握られている武器に、三人は銃を構えようとするが、五十嵐が先に動いた。

ハンドガンを構え、引き金を引くと肩を貫かれた敵の一人がその衝撃で倒れ込み、五十嵐に銃を向ける敵は、後ろで構えていた仲間が一掃した。

銃声と悲鳴が聞こえ、何事かと上から下を覗き込んだ。

下を見ると、自分の仲間が地面に倒れ、微かに動く仲間にナイフで止めを刺す敵の姿があった。

覗きこむ敵の後ろについた仲間が、敵の両足を掴み外に放り出した。



「・・・やったのか?」

「倒したのか?」

まだ実感がなく、銃を降ろし辺りを警戒する中、外へと続く大きな扉が開き、明るい光が差し込んだ時、彼等の目には思わず涙が浮かんだ。

「・・・やった。自由だ」

久々に見る太陽の日差し。

地平線の向こうから昇り始める太陽に、彼等は思わず雄叫びを上げた。

「ウォォォォォォォォォオ!!!!」

勝ち取った自由を噛み締め、握った拳を突き上げた。

「やったぁぁぁ!やったぞぉ!」

喜びはしゃぎ、外へと駆け出す彼等を見ながら、五十嵐も彼等の後に続いた。


辺りは砂ばかりで、どこにも集落らしき物はなかった。

だが、彼等は全員、外に出られた事の幸せを今は楽しんだ。

「ありがとう、お前のお陰だ」

久々の朝日に、思わず五十嵐も表情が緩む中、仲間の一人が五十嵐に握手を求めてきた。

「あぁ、俺一人じゃ外には出れなかった。みんなのお陰だ。ありがとう」

差し出された手を握ろうと五十嵐は手を差し出すが、差し出されていた手は前のめりに崩れ、彼は地面に倒れた。

「おぃっ!!しっかりしろ!」

何が起こったのかわからないが、突然倒れた仲間を抱きかかえた。

だが、彼の表情は、満面の笑みを浮かべているが、生気は感じられなかった。

外傷も見当たらない、一体何が起きたんだ。

そう思っていると、周りの人間も次々とまるでスイッチが切れたかのように倒れ始めた。

次々と倒れて行く仲間に、状況がつかめない中、五十嵐はなにやら焦げ臭いにおいに気付き、手首を持ち上げた。

すっかり忘れていた。手首につけられた発信機には、脳に直接攻撃を与える機能が付いていた事を

「発信機だ!発信機を壊せ!」

五十嵐の言葉に全員が、手首に着いた発信機を外そうとするが、完全にくっ付いている発信機は外せなかった。

「銃で撃て!銃の無い奴はナイフで剥ぎ取れ!」

銃やナイフを自分の手首に近付けるが、誰もがなんの躊躇いも無く自分の体を傷つける事が出来ないでいた。

だが、その間にも仲間が次々と倒れていく。

「早くしろ!死ぬぞ!」

狂ったかのように声を発し自分の手首に銃弾を撃ち込み発信機を壊す者、深く深呼吸をしナイフで肉を削ぎ落とす者、そんな彼等一人一人の止血作業に五十嵐は回った。





全員の応急手当てが済む頃には、五十嵐達は敵に囲まれていた。

「妙なマネはするなよ。全員殺すぞ」

周りを敵に囲まれ、五十嵐達は武器を投げ捨てた。

「捕らえろ」

リーダー格らしき敵の合図で、全員うつ伏せに倒され、上から銃を突き付けられた。

うつ伏せに倒されてた五十嵐達は前に立つ隊長格の人間を睨みつけ、捕らえられてもなお諦める人間は誰一人としていなかった。

「・・・お前が五十嵐だな」

「だったら、何だというんだ?」

敵の隊長は、五十嵐の前に屈みこみ五十嵐に話しかけた。

そして、五十嵐の仲間は五十嵐と言う名前に、聞きおぼえがあるらしくざわついていた。

「五十嵐・・・あいつが?」

「高校生チームの狙撃兵」

ざわつく仲間を見て、隊長は五十嵐の額に銃を突き付けた。

「どうやら相当有名人らしいな」

「あぁ、優勝候補だったらしいからな・・・自覚はないけど」

「・・・お前の陽動作戦はうまくいったよ。井上康太達は無事に脱出した。作戦通り、俺達はお前にはめられたって訳だ」

「そうか・・・よかった。だがな、俺はこいつ等と一緒に脱出しようとしただけだ。それがあんた等の陽動に繋がっただけだ、勘違いするな」

「・・・まぁ、そんな事はどうでもいい。本題はここからだ・・・五十嵐、お前を保護するようにと上から命令が出てる」

「つまり俺達はまた囚われの身って事か・・・殺されずに済みそうだ」

「あぁ・・・けどな、井上康太達をどうするかはまだ命令は下されていない」

「・・・・」

「発信機のお陰で、何人死んだ?」

「・・まさか」

「発信機のスイッチは俺達の手元に今ある」

「そんな事してみろ・・・舌を噛み切るぞ」

「それはこちらとしても困るんだよ。そこで、交渉と行こうじゃないか」

「交渉?」

「命令も下されていない中、まだ二十歳にもならない彼等を殺すほど、俺達は非人道的じゃない・・・けどな、お前達のお陰で何人の仲間が死んだと思う・・・それを許せると思うか?」

感情を表に出さない人だったが、最後の言葉には怒りが籠っているように聞こえた。

「俺達は逃げるのに必死だったんだ。死んだ敵の顔なんて一々覚えてられねぇよ」

「だが、俺達の仲間だ。俺達が顔を覚えている・・・全員がこの国を守ろうと必死だった。それをお前達が壊したんだ」

「この国を守る?国民を犠牲にして何言ってやがる・・俺達はお前等のお陰でな仲間を失い、友人や教師・・身近な人間まで手に欠けた・・・その気持ちがお前等にわかるのか!!」

思わず声を荒げるが、そんな五十嵐の額に目掛け敵は銃を振り降ろした。

ガツッという衝撃と額が割れたらしく、顔に血が流れた

「やめろ。そんな答えの出ない議論をするために生かしておいてる訳じゃないんだよ」

「それで・・・交渉ってのは?」

「五十嵐、お前は目に障害を持っているらしいな。なんでも裸眼で外に出ると失明する。何故、今は大丈夫なんだ?」

「コンタクトだよ。駄目なのか?」

「また、お前に脱走されたら困るんだ。そこでだ・・・自分で目を潰せ」

「・・・・それが交渉か?」

「あぁ、暗闇で活かせるお前の眼は危険だ。潰せ」

「・・その条件じゃ飲めない」

「なんだと?」

「俺だけを保護すると言ったな?ここにいる仲間はどうなる」

「保護する対象はお前だけだ」

「だったら、仲間を殺すな。逃がしてくれ」

「それがお前の条件か?」

「そうだ」

「・・・いいだろう。お前が自分で目を潰せば、奴等を解放してやる」

隊長は、五十嵐を抑える隊員に顎で指示し、五十嵐を解放した。

数歩後ろに下がり、五十嵐に銃を向ける隊員、銃を奪おうとも考えたが、この数相手じゃとても無理だった。

「時間はかけるな。時間をかけた分、仲間が死ぬぞ」

隊長はそう言うと、捕らえられている仲間の一人に銃を向けて脅した。

「わかってるよ・・・潰せばいいんだろ・・・」

五十嵐は立ち上がると、目からコンタクトを外した。

そこまでは簡単だった。だが、目を開くのにはかなりの勇気が必要だった。

砂漠で光が下からも照らされ、ここで目を開けば間違いなく失明する。目が見えなくなる。そう思うと体全体が震えた。

顎がガタガタと震え、呼吸も定まらない。

だが、仲間の命がかかってる。そう時間をかける訳にはいかない。

口で乱れた息を整える中、意を決して目をカッと開いた。

その瞬間、光が五十嵐の目を襲い、視界は真っ白に変わり、目に激痛が走った。

白い視界は一瞬にして終わり、色を感じ取ることができなくなった。

目に走る痛みに、五十嵐は両手で目を覆いながら、その場に倒れ、悶え苦しんだ。

「だあああああぁぁああ!!」

今は目を閉じているのか?それすら分からない。とにかく今わかる事は『痛い』という感覚だけだった。

「どうだ!やったぞ!仲間を解放しろ!」

「あぁ、わかってる。・・・殺せ」

「てめぇ!!」

五十嵐の耳からは、銃声がなり響き、視界を奪われながらも必至に立ちあがろうとするが、足が言う事を聞かず、その場に倒れ込む事しかできなかった。


とにかく、目を奪い、仲間を奪おうとする奴を一発でいいから殴る!五十嵐の頭にはそれしか浮かんでこなかった。

鳴り止まぬ銃声に足音、耳から入る情報だけでは自分が今どこにいるのかすらわからなかった。

「どこだぁ!くそっ!」

地面に這いつくばり、気持ちだけが前に進むが体は言う事を聞かなかった。

無理やり立ち上がろうとすると、砂に足を取られその場に倒れる。

悲鳴と銃声が、五十嵐の怒りを増長させ、無理に立ちあがろうとする五十嵐を誰かが抱き上げた。

その瞬間、五十嵐はその抱きあげる人間の顔に目がけ、拳を飛ばした。

「いてっ!」

その場に倒れ込む人間に跨り、拳を再び振り降ろそうとするが、後ろからまた新たな人間が五十嵐を後ろから羽交い絞めにした。

「五十嵐、落ち着け!」

「黙れ!ぶっ殺してやる!」

「俺達は味方だ!敵じゃない!」

「あぁ!?何言ってやがる!」

「避難民だ。俺達を助けてくれた」

「避難民・・・」

「ここは食糧庫だろ。あいつ等、襲撃をしてきたんだ」

「今、避難民はどこにいる」

「奥へ進んで行った。俺達には見向きもしなかったよ」

「もし、それが本当なら、俺を避難民の所へ連れてってくれ。彼等に助けを求める」

「求めるって言ったって、日本語が通じるかどうか・・・」

「向こうの言葉なら喋れる。俺は創られた戦争・偽りの戦争の体験者だ」

「あっ・・・あぁ、わかった」

五十嵐の腕を肩に回し、歩かせる中、五十嵐の両目から血が流れているのが見えた。

「五十嵐・・・俺はあんたと一度戦った事がある」

「あぁ?悪いが、俺達が戦った相手は全員死んだよ・・・」

「違う。俺は砂漠から逃げたんだ。お前達が襲撃してきた時にな・・・」

「そうか・・・悪かったな」

「謝らないでくれ。五十嵐、あんたは何度も俺達を救ってくれた。最後は自分の目まで犠牲にして・・・」

「・・・・」

「五十嵐、あんたは俺達を命がけで守ってくれた。今度は俺達があんたを守る番だ」




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