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夜の女王の娘4 罪の交差

どっかのエロ小説の続編に出てきた女がいるって。

はい、裏名義です。

パン屋のカフェ。

エミ「ブレンドコーヒーと、コロッケコッペパンになります」


休憩室。

桜「逃げてばかりでは、なにも解決しないので、あの偉いひとに取り次いでください」

副店長「CEOには、私から連絡しておくから」


パン屋のカフェ。

エミ「お済みの皿お下げします」

客「コーヒーおかわり」

エミ「すいません、うちの店は、やってないんです」

客「別途料金でいいから」


第一社宅の一階大部屋。

そこには、愛、愛の家庭教師の喜多までいた。

CEO「そうか、家へ帰るか。だが、何かあったら、わしが寝覚めが悪い。送ってやるまでだが、愛と、ここにいる喜多をつける」

お前が言うか?


そして、愛と、家庭教師の喜多は、ぞろぞろとついていった。

しかも、喜多は、薙刀用の竹刀(しない)をもっていた。


ある学園。

警備員「失礼ですが、他校の生徒が来訪する予定はないはずですが?」

桜「この学校で保険医をしている来栖路可(くるするか)先生に取り次いでください」

警備員「わかりました」


警備員は、十数分後、白衣をきた女を連れてきた。

白衣の前に赤い十字架をさげていた。

警備員は、この場を立ち去って行った。

桜「ルカ先生、もう覚えていないと思いますが○○桜です」

来栖路可「ここでは、何なので、この学校の保健室でお話しましょう」


保健室

桜「私を救って欲しいんです」


来栖路可のところをあとにして、

再び、安っぽいネトゲのようにぞろぞろとついていった。

桜の家へ。

さすがに、桜の戸籍上の父親は仕事でいなかった。

桜は、自分と姉の部屋で、預金通帳、印鑑、何故か、全巻揃っていると思われるコミックスを大きなバッグに入れていった。

愛と、喜多は、桜の悲壮な思いに言葉もなかった。

家を出る。


持ち出したコミックスを売る。

それなりの値段で買い取ってくれたが、定価で買い揃えようとするといくらになるのか。


夜、来栖路可に教えてもらった場所。

また、住宅街の中にある家。

桜「足りない分は、後でどんなことをしてでもお払いします。手術を」

来栖路可「自分名義の預金、お金になりそうなものの売却、お財布、これを私に差し出せば、少なくとも、今のあなたには、一円も持っていないことになるはずね」

桜「はい」

来栖路可「持ちうるお金全て、それが、私の手術の報酬です。あなたの(のぞ)む手術お受けします」


手術室

来栖路可「私の愛する天の(おとう)様、夜の女王の産みしかわいそうなリリム、この少女を私の信じる手段で救いたいと思います。罪を重ねし私の肉体と、魂は、どうかゲヘナへお棄てください。イエス・キリストの御名をもってお祈りします。アーメン」

来栖路可「数を数えてください」

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