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夜の女王の娘3

二人だけの夕食。

エミは、桜になにも話しかけなかった。

いや話しかけられなかった。

わけありな女子、話しかけてはいけない気もした。

桜も、エミを見つめるばかりだった。

ある瞬間、エミと目があった。

エミの茶色い瞳。

そのとき、桜は、女の第十感で、この人は、愛のお母さんでは? 聞いてはいけないことなのも、第十感が教えていた。

夕食が終わり、エミは片付けを始める。

桜「手伝います」

エミ「お願い」

片付けも終わり。


桜「あの、エミさん

エミ「なに?」

桜「出来ればシャワーを使わせてほしいのですが?」

エミ「えっ」

桜「ダメですか?」

エミ「きてもらったほうがわかりいいか?」

そして、薄暗い灯りの部屋。

桜「あのシャワーは?」

エミ「ここだよ」

桜「ええっ」

いわゆる、展望台的な、かど部屋。

割りきりようによっては、壮観だが、誰かに見られるかも?

シャワーも、バスタブも、わざわざ窓際だった。

それが、「あの男」の趣味だったのだ。

どうかんがえても「あの男(CEO)」の発案。

実は、この時点で、プールのロッカーで最後にシャワーを浴びてから三日間が過ぎていた。

代謝が活発な女子中学生には、入浴できないのは、つらかった。

真っ暗なのも、危なっかしいので、灯りを暗い設定でシャワーを浴びることにした。

エミには、ちょっと悪いと思ったが、石鹸を多目に着けて、本当は石鹸をつけるのがよくないデリケートなところも、石鹸で洗った。

それは、むしろ母への嫌悪感からだった。


桜「いただきました」

エミ「うん(^^;」

桜「エミさんは、平気なんですか?」

エミ「なわけないって、もっとも、開き直りでバスタブにつかることもあるけど」

桜「…」

シャワーは、エミ(二十代)編で、お蔵入りになっていたネタです。

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