出産後
オカルトホラーです。
後半は、見苦しいんです( =^ω^)
ルイ「先輩」
尾村「ん?」
ルイ「エミさん、今日からポッカリ穴が開いたように休みですが?」
尾村「それは、生理休暇」
ルイ「何時の時代の話ですか? 私の友達は、無茶重いけど、無理して働いてますよ?」
尾村「だから…エミさんは、子宮でものを考えているから…」
ルイ「あの、もしかして、女を馬鹿にしてません(怒)」
話は出産後に戻る。
既に、CEOと、フランケン・シュタインとは、話がついていたが、このタイミングで退院すると、出産がばれるかもしれないので、入院は継続されていた。
CEO
化学アカデミア( =^ω^)の経営のほとんどは、他の役員に任せてあった。
たまたま身体が空いていた。
ゴルフにいくには、身体がだるい。
椅子をリクライニングにして…そのとき、なにかに駆り立てられるように、愛娘の子宮を持つエミに会いに行かねばと思った。
そして、エミの病室。
当然、招かざる客だ。
エミ「すいませんが、体調が悪い(生理)ので、用件は手短…」
様子がおかしくなる。
いわゆるトランス状態。
エミ「daddy」
CEOをそう呼ぶのは…ただ一人だけ。
CEO「真優? 真優‼」
CEOは、エミを抱き締め。
CEO「本当に真優なんだな?」
秘書が飛び込んできた。
CEO「ドクターフランケン・シュタインをいや、ここの医師を呼んできてくれたまえ」
秘書「はい」
駆けつけた大病院の医師が診察。
少したってから、フランケン・シュタインが診察。
二人とも、お互いに顔を見合わせて、お手上げ。
フランケン・シュタイン「こういうときは、話をあわせてあげたほうがいいかもしれませんな」
CEO「いいのか」
最愛の娘が、不慮の事故に遭ったとき、自分にこんな仕打ちをする冷徹な神などたよる気になれなかった。
最愛の娘を甦らせてくれるなら、よろこんで悪魔に魂を売る。
例え、目の前にいるのが、異形の怪物でも、最愛の娘かもしれないなら、そう信じたい。
退院後、あるホテルでお茶会が開かれることになった。
おいおいなのは、完全リニューアルなホテルの社運をかけた施設。
裸で入る大きなプール。
当たり前だが、男女別々に二つある。
女性専用の方を借りきって、CEOと、真優の人格? のエミが真っ裸。
シュタインズクリニックの看護婦は、しっかり水着。
秘書は、看護婦がしっかり水着を着ているのを屈辱感で不満そうに、真っ裸だった。
最初は、恥ずかしがっていた真優? だったが、次第に無邪気に、CEOとプールで遊ぶようになった。
そして、エミがおばさんになった今も続いて。
今回は、エミの人格に戻った? エミと、看護婦と、秘書が、裸のプールへ。
CEOは、部屋で休んでいた。
通常の営業なので、他の女の人たちも入っていた。
そのため、看護婦も、真っ裸。
看護婦「典型的なおばさん体型だからはずかしいよう」
秘書は、全員真っ裸のせいか、なんで水着を着なきゃいけないの と言わんばかりに真っ裸で堂々としていた。
エミが、プールサイドを歩いていると、20歳ぐらいの女の子とすれ違った。
左目をつぶり、右目の瞳は紫色だった。
秘書と、看護婦は、横一列に並び頭を下げる。
女の子は、二人のほうに向き合って、二人が頭をあげたとき、閉じたももの前辺りに両手を重ねて会釈をして、去っていった。
エミは、なにも気づかなかった。
エミは、ロッカーへ飲みかけのペットボトルをとりにいった。
そこでは、既に真っ裸な女のひとと、まだ服を着ている女子中学生がいた。
女「大丈夫、皆裸ん坊なんだから」
おばさん三人真っ裸という、見苦しい落ちでした。