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かんちょう

何故二人が笑い出したのか俺には分からなかった。


【ヒロの父】「すまんすまん。あまりに予想と外れた答えが返ってきたゆえ。」


【キルの父】「実は我らおぬしの返答いかんによっては、『この世から消えて貰おう』と思っておったのでな。」


【俺】(今サラッと恐ろしいことを言ったよな。。。)


【ヒロの父】「何故?っと言う顔をしているな。おぬしは鋭いのか、鈍いのか。。。

はたまた鈍さを装おっているのか、分からんな。」


【キルの父】「我が国を揺るがしかねない陰謀の渦中に『たまたま偶然のタイミングで』、『風の民』が関わってくるなど出来過ぎだろうが。間諜(スパイ)若しくは工作員と思われてもしかたあるまい?」


【俺】(客観的に見て、国王選のキーマン2人が関わるこの事件に絡んでいる俺は、『メチャクチャ?』怪しいな。。。

国益を考えたら問答無用で消されていたとしても何らおかしくないか。。。


置かれた立場に今更ながらゾッとした。

まあ、ここまで話したからには一応疑念ははらせたと言うことか)


【キルの父】「娘の『キル』がおぬしにかなり肩入れしておってな。万が一おぬしを消したとしれたら、一生口を聞いて貰えないだろうことも考えて。。。」


【俺】(国益に私情を挟んで良いんか??)


【ヒロの父】「コホン。まあ、過程はさて置き、我々はおぬしを信頼する事にした。

不安をかけさせたな。


それと先の提案、『ヒロの父』として、おぬしの心持ちありがたく思う。。。


ただ、家来の手前もあり、儂自ら規律を崩す事は出来ぬということも分かってくれ。」


ここで言葉をくぎった。





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