表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
132/259

いいよ

【俺】「さあ行こうか?」


絶望に固まっている『ヒロ』に声をかける。


【俺】(変な考えを起こすまえに動かないと。)


【ヒロ】「・・・?」


【俺】「キル一家を嵌めようとした悪い奴『ヒロ』は『成敗』されたんだろう?」

「今度はえっーと『ヒロリン(仮称)』の家族を救出しないと。」


【ヒロ】「手がかりも何も無い。それに俺の利用価値が無くなったと奴らが判断した時点で、俺と俺の家族の命はなくなる。」


【俺】「悲観にくれるのはいいが、時間は無くなっていくぜ。

キル達が音の都に無事ついた事が確認されるまでよくて3日。馬車が野営地に着かないのを怪しむのも恐らくそのぐらいだろう。

行動するのには余裕はない時間だ。


それに、もし俺に期待してるなら

本人が精一杯足掻こうとしないのに救助に向かうほど、俺は『甘ちゃん』じゃないし『義理もない』 とだけ言っておこう。」


【ヒロ】「『音の一族』でもない『シャーマン』のお前が『何も持っていない』俺に力を貸してくれるなど。。」


【俺】「グチャグチャ考える前に動かなくて良いのか?」


ヒロリンは決心したようだ。


【ヒロ】「出来る事はすべてします。どうか私の家族を救うのに手助けください。」


【俺】「良いよ。もともとそのつもりだったし。」

軽く言ったら、ヒロが複雑な顔をした。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ